溢れる愛で全てにタッチ&ハグのデイヴィッド。
子供のような振る舞いに静かな愛の眼差しを向けるギリアン。
太陽と月のような二人の愛があるからこそ、天衣無縫な演奏が人々の心を照らしていくのを感じて、胸が熱くなりました。
― 川井郁子 (ヴァイオリニスト)
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この映画に「音楽そのもの」の人を見た。そして震えた。
歌うように、踊るように、時に泳ぐようにピアノを弾く、精神疾患と診断された天才ピアニスト、デイヴィッド。
彼の、常識にまったく縛られない、圧倒的に自由で独創的なプレイ。
音楽は、音を楽しむこと、音を愛する行為なんだという真理を改めて気付かせてくれた。
音楽とは人を解放する存在であり、神聖な儀式であるということも、彼は教えてくれた。
最後に。
彼のことを救い出し、支え、世に送り出してくれた妻のギリアンには心から感謝の意を伝えたい。
― 四角 大輔(森の生活者・執筆家)
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演奏によって聞き手に安堵感を与える人もいれば、本人が演奏することで自分の平静を保つ場合もあります。ヘルフゴットは「セルフ・ヒーリング・ミュージック」と言えるのでしょうか。
ピーター・バラカン(ブロードキャスター)
「デイヴィッドとギリアン 響きあうふたり」
ユナイテッドピープルさん 20/05/07 14:38