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オキュパイ・ラブ

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監督:渡辺智史
監督:ダーヴィド・グロス
監督:タガート・シーゲル、ジョン・ベッツ
監督:ベルクロウ・リッパー

オキュパイ・ラブ

ジャンル 環境 政治経済 人権 多様性 問題解決 その他
時間 86分 製作年2013年  監督 ベルクロウ・リッパー

伝説のスピーチのセヴァン・スズキさんが絶賛!世界のオキュパイ運動を描き出し、愛に基づいた世界へのシフトを訴えるとても愛あふれる温かい映画です。

「オキュパイ・ラブを観て、感動して、涙をボロボロ流しました。わたしがどうしてそんなに感動したのか考えてみたら、わたしは子どものころから20年以上活動家をしてきて、思うに至った結論、そして考えがこの映画に表現されていて、しかも世界中の人々が実践していることに感動したんです。ついに世界中でばらばらだった活動、平和、人権、環境運動などがひとつになりはじめました。この映画はまさしく持続可能な世界についての映画です。」 
セヴァン・スズキ

Screening Information

上映会 開催者募集

About the film

“ひょっとしたら個人の枠を超えた意識を創造し、世界が直面している問題を解決できるかもしれない”

『オキュパイ・ラブ』は人々に健康、幸せ、そして生き甲斐を提供するはずの現在の資本主義を基板とした古いパラダイムの社会システムが、経済的にも環境的にも崩壊していることを明らかにしていきます。現在人類が直面している危機は、「もうたくさんだ!」と、何百万人もの人々が目覚めるきっかけとなり、すべての生命が共生できる新しい世界を創造しようという行動のきっかけとなりました。

More info

エジプトの市民革命、スペインの大衆反乱、そしてニューヨークのオキュパイ・ウォール・ストリート運動など、世界各地で急速に起こりはじめた社会変革を『オキュパイ・ラブ』は、芽生え始めた公共の愛の探求をしながら鮮明に描き出していきます。

本作には、ナオミ・クライン、ビル・マッキベン、ジェレミー・リフキン、チャールズ・アイゼンシュタインなど、新しい経済システムの創造、持続可能な暮らしへのシフトを訴える世界的な主要人物たちが登場します。

Love is the Movement!

新しいパラダイムを創る時が来ました。すべての命のための世界を!

Data

原題 OCCUPY LOVE 製作年 2013年
製作国 カナダ 制作 Fierce Love Films
配給 ユナイテッドピープル 時間 86分

Cast & Staff

監督 ベルクロウ・リッパー 製作総指揮
プロデューサー ノヴァ・アミ、イアン・マッケンジー、ベルクロウ・リッパー 原作
脚本 音楽
撮影 編集
キャスト チャールズ・アイゼンシュタイン ビル・マッキベン ジェレミー・リフキン ナオミ・クライン コリン・ビーヴァン

Review(9)

14/07/03 17:05

関根健次 さんのレビュー
感動 元気 役立ち 学び
現代社会のあらゆる問題の根底に、何かがかけていると探ると「愛」なんではないかと。

ガンジーの指摘した7つの大罪 ”Gandhi’s Seven Deadly Sins”
1 道義なき政治 Politics without Principle
2 道徳なき商売 Commerce without Morality
3 労働なき富 Wealth without Work
4 分別なき知識 Knowledge without Character
5 人間性なき科学 Science without Humanity
6 良心なき快楽 Pleasure without Conscience
7 献身なき信仰 Worship without Sacrifice

ガンジーはかつてこんなことを指摘。
オキュパイ・ラブを観ると、大切にすべき何かが「あ、そうだよね」って思えます。

14/05/13 12:44

うっちー さんのレビュー
感動 人生変わる
「すべての生命が共生できる新しい世界を創造したい」という思いで活動している人々のエネルギーを感じる映画です。無関心やあきらめをどこかで感じていても、いや、まだがんばってみよう、そんな思いになれる映画です。

14/07/15 11:49

えとう真実 さんのレビュー
感動 元気 学び 人生変わる 泣ける
自分自身の意識が変わったら、出会う人が変わった。
SNSのおかげで遠くの人とも話ができるようになった。
同じ方向を向いている人たちと信じる方向を向いていったらいいんだと思える映画でした。
困難なことが多くても、一人じゃない、世界中では同じように自分の思いを訴え続けている人たちがいるのです。

無力感に襲われがちな毎日だからこそ、この映画を共有するととてもいいんじゃないかな・・・。

17/03/27 14:47

地球のために涙を流している女性がいてとても感心した。地球のために行動するには、愛や思いが必要であると感じた。それは他のことにも当てはまると感じ、何かのために行動するには、それに対する思いが必要であり、思いの強さが直接行動につながってくるのだと思えた。

17/03/27 14:54

今まで私の周りで格差が大きく表れているのをあまり見たことがないので、格差について本気で考えたことがありませんでした。しかし、この映画を通じて、世界で起きていることを知り、今までの自分がどれだけ視野が狭かったのかということを痛感しました。
この映画を観ていて、初めに運動を始めた人、何かを変えるために動いている人はすごいなと思いました。

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上映会主催者の声

上映会を主催された方の声を紹介します
危機を愛の物語にする方法は見つかったか?
主催者含めて8名という少人数で、色々と考えさせられた時間でした。

“愛”という言葉、デモや決起集会的なことに馴染みの薄かった日本人。ここ最近はそういう動きもみられるようになったとはいえ、
集まった人たち(わたしも含め)には、ウォール街を占拠するという光景は、自分ごととして少し距離を感じた、という意見が多かったです。
同じ“伝える、主張する”としても、違う表現の仕方になるのかもしれないという意見も。

ここにデモ経験者や海外の方がいらしたら、また違う角度からの視点のお話も聞けたかもしれません。今後どうしたら、多様な方たちに来てもらえるか、という課題も残りました。

映画公開(2012年)から10年以上。
経済の危機と、環境の危機が同時に起こっていること。そこに変わりはありません。
危機を対立・分断・紛争ではなく、どうラブストーリーに変えていけるか、そのテーマにどれだけ人類は答えを見つけ出せているか。

愛は行動すること
苦しみを思いやりに、思いやりを行動に

映画に出てきた言葉から、環境を意識した行動についての話しにもおよびました(公共交通をできるだけ使うなど)。

また、この映画の中では描かれることのない、『アラブの春』後のエジプト、ボリビアのその後。ドキュメンタリー映画は答えや結論ではない、経過であり、記録であり。答えは観る人、一人一人の中にあること。だからこそ、ドキュメンタリー映画は生き物なのだと感じました。

次回のマチリノシネマは。10/24
「サティシュの学校」など。
もしかしたら、この危機を愛(ラブストーリー)に変えるヒントがここにもあるのかも!そんな氣がしてきました。

国際幸福デーで合わせて
今年は毎月行うこととしているワンコイン鑑賞会。
3月は、20日の国際幸福デーを前に選んだ2作品でした。

和室に座布団。
何の企画もなしに「じゃ、流します」で始める、観るだけの会ととしているのですが、鑑賞いただいた後には自然と語らいがおこります。

「これが、地球のどこかで起こった、起こっている真実ていうことに、いつも驚く」
いつも参加くださる方の言葉に、ドキュメンタリーを選ぶ意義を再確認しました。
*料金は、2本だてで500円


愛は映画を挑発し、キネマは愛の映発だ
NPO法人ワップフィルム 2022年11月27日
戦いを愛に変えるチカラとは?」「人類の危機をラブストーリーにできるか?」と問いかけてくる。もし、戦いを肯定するとしたら、そこに愛があるのか、と言うことだけなのかも知れない。

上映後の対話で映画の感想は想像以上に、肯定的な意見が少なく、日本人の感覚として、OCCUPYという言葉は強すぎるのかもしれないと感じました。
映画の中で、キング牧師の名言「愛なき力は暴力であり、力なき愛は無力である」が紹介されてました。
自分だけのためにオキュパイするのではなく、すべての人のために、暴力ではなく愛の力で1つになること。

対話の問1「自分が愛の力で変えたいものは?」
問2「愛という言葉で思い浮かべるものは?」

最初は小難しい映画だなと眉をひそめていた人も全人類的な「愛」とは?を再認識させてくれた映画だという意見もありました。
最後は社会を変えていくためにはまず身近なところに目を向けて、小さくても行動していきたいという場になりました。

CATFLIX  2022年05月13日
小さな愛のきっかけが何かを動かせる希望になるのだと確信しました。デモとは似ているようで全然違うもの。反対と怒りで行進するのではなく根底に愛がありお互いを認め合う事から始まるのだと思う。