新着上映者の声

「食卓の向こう側」

偶々、元・新聞記者で、表題の記事を長年取材されてきた方が居合わせてくださったおかげで、非常に解像度高く濃密な上映後の対話時間。

良い面にフォーカスすることは、もちろん大事なことではあるけれども、その向こう側にあるシビアな現実に目を向けることも、同時に重要だ、ということが、数々の現場を知り尽くした生の声を伺うことで、非常にリアルに浮かび上がってきました。
現代における食の問題は、もっともっと深刻な面があり、個別最適な解と全体最適な解の間には、深くて大きな溝があるのだと知りました。
それに加えて、都市菜園を始めた方や農作物の流通に携わる方など、それぞれの実体験が共有され、現代社会の食の課題が多角的に浮き彫りになるような話題が盛りだくさん。
映画が良い触媒となり、尽きない話にお酒も進み、夜は刻々と更けていくのでした。

「食べることは生きること」と「食卓の向こう側」は、一対の対照的なセットのような関係かもしれず、「もったいないキッチン」や「エディブルシティ」などとも併せて、立体的に考え、実践していきたいテーマだなと、改めて感じました。

映画『食べることは生きること ~アリス・ウォータースのおいしい革命~』

シアタームメイジュクさん 26/04/29 11:19

バーバラ・リーの闘い ~権力を恐れず真実を~の感想

映画を拝見し、バーバラ・リーという人物の強さと、その行動の重みを改めて感じました。

9.11直後、アメリカ全体が感情に飲み込まれる中で、大統領に広範な権限を与える法案に対し、ただ一人反対票を投じたという事実。その背景にあったのは、単なる反対ではなく、「条文を読み、長期的な影響を考えるべきだ」という極めて理性的な姿勢でした。

反対票を投じる場面での彼女の声の震えからは、自分の発言の重みを十分に理解した上で、それでもなお発言する覚悟が伝わってきます。あの一票が、どれほど孤独で、どれほど大きなリスクを伴うものだったのかを強く感じました。

また、その後18年にわたり決議の見直しを訴え続け、最終的にそれを止めるに至った点は、一度の勇気ある行動ではなく、「継続して信念を通す力」こそが社会を動かすことを示していると思います。年間60件もの議題を提起し続けているという事実からも、その行動が一過性ではないことが明確です。

さらに印象的だったのは、路上生活者の多さに対して「これは国の恥だ」と率直に捉えている点です。目の前の現実から目を逸らさず、国家の問題として引き受ける姿勢は、政治家としての責任感の強さを感じさせます。

多くの人が内心では疑問を抱きながらも世論に流されていく中で、自らの信念に基づき行動することの難しさと、それでもなお声を上げることの意味が、この作品には描かれていました。

「振り上げた拳を振り下ろさない」という姿勢は、現代においても非常に示唆的であり、感情が先行しやすい状況だからこそ、一人ひとりが立ち止まり、考え、発言する必要性を問いかけられる作品だと感じました。

静かでありながら、確実に背中を押されるような力を持った映画です。

「こんなことがあったなんて知らなかった」
「 知ることができてよかった」
こちらは、上映会に参加された方の感想です。

映画『バーバラ・リーの闘い ~権力を恐れず真実を~』

楽々テラスさん 26/04/28 09:45

心温まるカフェの空間

初めてサーキュラーエコノミーという言葉を知ることができました。ものを大切にするだけではなく、人生を豊かにする、生き方を変えるカフェなんだなと思いました。
日本人はもともと循環の考え方があったと思うのですが、いつの間にか西洋化して大量生産大量消費の渦に巻き込まれています。でもこれからは、地球環境を考えるこの循環スタイルに一気に転換する時代が来る、と映画を見ながら実感しました。

映画『リペアカフェ』

危機迫る地球の未来を考える  〜ちキュートシネマ〜さん 26/04/28 09:33

海外支援経験者の参加もありました

今月もキャンセルありで、少人数開催になりましたが、内容の濃いシェアタイムになりました。

「単純に寄付をして自己満足するのでは届かないということはわかるのだけれど、ではどうやって見極めるのか、ホームページなどを見てもどのくらい真実が書かれているのかはわからない」「実際に少額だけれど寄付は続けている。お礼のメッセージなど届くけれど、本当にどのくらい子どもたちの支えになっているのかは気になる」などの声が聞けました。

海外支援経験者の体験や、その後考えたことのシェアもあり、結局「知り、思慮深く行動する」という当たり前のことに帰結します。

古い作品ですが、「支援のニーズがどんどん変化する」ことも国内の災害でよく知られてきた今だからこそ、この作品が理解しやすくなったように感じました。

映画『ポバティー・インク ~あなたの寄付の不都合な真実~』

ロータスシネマさん 26/04/27 18:48

森とともにある暮らしの復興

「40年ほど前まで、森とともにある暮らしをしていた。」
自然とともにある暮らしは、はるか昔の暮らし方のように感じるが、実はつい最近までそういった暮らしは特に日本ではしていた。
もう一度、過去から学びながら、自然の一部である人間としての暮らしを営んでいきたい。
そんなことを感じる作品だった。

映画『森を織る。』

シネマ牟岐さん 26/04/27 11:27

日本には”付喪神”というモノに命が宿る的な考えがある。そこらへんも含めてもっと考えていきたいな。モノとのつきあいかた、奥深い!そんな脚本書きたい!

直せなかった掃除機をみて悲しくなった。直せないものがあるのか!という驚きと、あんな悲しい顔をするんだと、、

リペア・カフェは大切な思い出を抱きしめる時間でもあり新たな出会いの場にもなり、現代の大量消費社会への違和感が鮮明になる。たくさんの学びと気づきを与えてくれてくださってありがとうございました。

映画『リペアカフェ』

ののくらちさん 26/04/27 10:46

ヒトも動物も同じ生態系の仲間

野生動物の保護保全をコンセプトにしたカフェニッチ、自主上映会ニッチ・シネマ最初の作品は『アニマル ぼくたちと動物のこと』でした。
鑑賞後のアンケートで全員から「とても良かった」の評価をいただき、上映会を開催していく思いを強く感じました。
生物多様性や気候変動の問題はテーマがあまりに大きく、映画にまとめるのは難しいのではと思っていましたが、二人のティーンエイジャーの映画撮影を通じての成長がうまく表現されています。
人間も同じ生態系に暮らす動物である。そんな認識をみんなが持てば、もう少しは環境に優しい生き方ができるのでは…と予感させてもらえるようなとても素敵な作品でした。

映画『アニマル ぼくたちと動物のこと』

カフェ ニッチさん 26/04/27 09:01

ハッピー・リトル・アイランド

移住すると言っても、住居や仕事、経済的にも落ち着くまでは時間が必要で、その土地に馴染むのもやはり時間がかかる。

都会からイカリア島に移住した若者の姿を通して
その過程を見ることができ、学びが多かった。

参加者からは
「女性と男性では困難への向き合い方が違う気がした」
「上手に人に頼ったり、協力することが大事」
などの声が上がっていた。

女性はよく喋っているがそこで必要な情報を得て
しなやかに生きているように思うし
そうやってバランスをとっているのだと思った。

「欲しいものは手に入らなくても
何が必要かを知っていれば
それはちゃんと手に入る」

それがあれば十分なんだ、と知ることが
心軽く生きる秘訣なんだと改めて学んだ。

映画『ハッピー・リトル・アイランド ―長寿で豊かなギリシャの島で―』

たかみさん 26/04/26 20:41

森を織る

・初めて、蚕の絹糸生産について知れてその伝統を知れた。
・日本の文化が消えようとしていることは残念。お金になるものは残るが、お金にならない者は産業として続かないのかと思った。
・手仕事の日本を再発見できた。もっと多くの人にこの映画が観られると良いと思った。

映画『森を織る。』

カワラカエルシネマ@香春町さん 26/04/26 13:24

私にとっての幸せとは?

「私にとっての幸せとは何だろう」——そんなことを考えながら、今回の映画を鑑賞しました。上映後のフリートークでも、「健康でいられること」や「人とのつながり、愛があることが幸せ」といった声が聞かれました。一方で、忙しさの中でそうした幸せを見過ごしてしまうこともあるようです。だからこそ、身近にある小さな幸せに気づき、大切にしていきたいと改めて感じさせられる映画でした。

映画『happy -しあわせを探すあなたへ』

錢屋シネマさん 26/04/26 09:16

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