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ラディカル・ラブ ~サティシュ・クマール 巡礼の旅~

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ラディカル・ラブ ~サティシュ・クマール 巡礼の旅~

ジャンル 平和 社会変革 その他
時間 81分 製作年2024年  監督 ジュリオ・ヘイ

「幸せでありたければ、ただ愛すること。愛、愛、愛、いつでも愛!」
― サティシュ・クマール

Screening Information

2025/10/25 ~ 2025/10/25
[ 大阪府 ] 映画上映会
2026/01/10
[ 東京都 ] くらもとシネマ 「ラディカル・ラブ ~サティシュ・クマール 巡礼の旅~」

上映会 開催者募集

©SUPER A FILMS and CAFE ROYAL 2024

About the film

かつて核兵器廃絶を求め1万3,000キロの平和巡礼の旅を成し遂げた
現代を代表する思想家・平和活動家サティシュ・クマールの信念とは ――

More info

<ガンジーの非暴力思想で平和のメッセージを届ける>
サティシュ・クマールは9歳の時にジャイナ教の修行僧となり、18歳の時に還俗。ガンジーの非暴力と自立の思想に共鳴し、現代の代表的な思想家、平和活動家、教育者、エコロジストとして70年近くにわたって世界中に影響を与え続けている。冷戦の最中には、核兵器廃絶を訴え平和のためにインドからアメリカのワシントンまで2年半をかけ8,000マイル(約1万2,872km)の平和巡礼を行ったことで知られる。その際、師と仰ぐマハトマ・ガンジーの弟子のビノーバ・バーベから「お金を持たない」という“非暴力の武器”を授かる。「お金を持っていれば食事にも宿にも困らず一人で事足りるが、お金がなければ他人と自分を信頼し、必要とせざるを得ない」という師の教え通り、一銭も持たずに長い道のりを踏破した。このことは、その後の彼の人生にも絶大な影響を与えた。

<人生は巡礼の旅、私たちはみな巡礼者>
本作では、これまでのサティシュの”巡礼の旅”を振り返り、サティシュが先人や母、妻との暮らしから学んだ自身の根底にあるものを再確認する。1973年からイギリスに定住。1991年に設立した、自然から学びホリスティックな教育を目指す先駆的な教育機関シューマッハ・カレッジでは自らも料理し世界各国から集う人々と食事を共にし語り合う。故郷のインドでは、著名な環境活動家であり盟友のヴァンダナ・シヴァと共同設立した生物多様性や種子の保全、有機農業を推進するナヴダーニャの哲学講義で平和を説く。愛のエネルギーに満ち溢れ、力強い言葉とあたたかいまなざしで、現在も愛と平和のメッセージを伝え続けている。

Data

原題 Radical Love 製作年 2024年
製作国 ブラジル 制作 Super A Filmes 共同制作:Café Royal
配給 ユナイテッドピープル 時間 81分

Cast & Staff

監督 ジュリオ・ヘイ 製作総指揮 アドリアナ・タヴァレス 、ルーカス・ダンタス、マリオ・パトロシーニオ
プロデューサー ジュリオ・ヘイ 原作
脚本 ジュリオ・ヘイ 音楽 ゼ・ゴドイ
撮影 ペドロ・パトロシーニオ 編集 グスタボ・ヴァスコンセロス
キャスト サティシュ・クマール、ヴァンダナ・シヴァ、ソーヤー海

Review(1)

25/01/08 13:38

Social Cinema LABO さんのレビュー
感動 元気 役立ち 学び 人生変わる
美しい映画です。考え方、生き方、とても参考になります。より多くの人に観てもらいたい作品。

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上映者の声

上映会を主催された方の声を紹介します
じっくり観たい作品
Lab&Village 2025年10月13日
一つ一つの場面や言葉の深みを味わうために
もっとじっくり観たい、もう一度観たいという意見があった。
心と体を一致させていく大切さ、
自分を大切にすることを深く感じた。

参加人数は少なかったですが
観終わったあとに早速本を買うと言っておりました。

2025ウナギネマvol.9『ラディカル・ラブ~サティシュ・クマール 巡礼の旅~』
9月のソーシャルシネマ上映は『ラディカル・ラブ~サティシュ・クマール 巡礼の旅~』でした

タイトルに「巡礼の旅」とあるので、その道中を描いた作品かと思ったのですが、そうではなく、左ティシュさんの人生すべての記録でした。
どのようにして生まれて、どのような学びを経て、現在の彼があるのか、それが克明に描かれています。

タイトルの「ラディカル・ラブ」は直訳すると「急進的な愛」ですが、実際には表面的ではない本質的な愛、無償の愛を指し示しているようです。

全編を通じて、サティシュさんの珠玉の名言が散りばめられているので、すべてメモして手元に残しておきたいくらい(笑)
そういう方は同タイトルの書籍も出ていますので、こちらを利用されるといいかと思います。
https://amzn.asia/d/dwemJAa

個人的に心に刺さったのは、シューマッハー・カレッジでの学生との対話の中で「ここではみなが同じ方向を向いて学んでいるからできるけれども、自分の暮らすところに戻るとここにいる時のようにはできない・どうしたらよいか」という問いへの回答です。

サティシュさんは「イメージすることは誰でもできる。愛は大事だと言えば、バイデンでも習近平でもプーチンでも、その通りだと答えるでしょう。大切なのは実行することです」と語ります。

まわりがどうであれ、自分の信じることをひたすら行うこと、これこそがあなたを輝かせる。
食べていくために自分をまげてするような仕事は今すぐやめましょう。

実際にはとても難しい選択ですが、この信条を持つサティシュさんだからこそ、核兵器を持つ四つの都市を巡礼する際に、お金を一切持たないで旅することができたのでしょう。
そして、お金を持たないゆえのつながりが、この世界を変えていくのだと悟ります。

人の生き方は2通り。
巡礼者としての生き方と、旅行者としての生き方です。
旅行者は希望や欲があるので、それが叶わなければ不満を持ちます。
対して、巡礼者はすべてあるがまま受け入れるので、怒りとは無縁です。
サティシュさんは、私たちに巡礼者として生きようと訴えますが、ここには最近の上映作品に共通するメッセージが読み取れます。

便利であることや物質的な豊かさを求める私たちの心が、世界を持続不可能にしている。

Slow is beautiful、Small is beautiful、Simple is beautiful
そのような価値観を私たちが1人でも多く持つことができれば、きっと未来は変えられるはずですね。

一緒に映画を観た方の感想です
「一つ一つの言葉が、私たちの生きる意味を考えさせられるもので、何が大切かを改めて考えるきっかけになりました」
「ラディカルラブ 今の自分にもできること、思いやりを持って生きていく、そして、決して無理はしないと」
「大切にしなければいけないことをしっかり考えさせられました。思想も拘らず。自分の信じる道を大切に歩まれる姿にとてもたくましさを感じました」
「『社会を変えるには、まず自分自身が変われ』この言葉が、私には一番響く、自分を応援してくれるような言葉でした」

次回の上映は10/28火曜・29水曜『シード~生命の糧~』
種は人類の命そのもの。
しかし種子の94%が20世紀に消滅。
種子の多様性を守るために私たちのすべき選択とは?

詳細はこちら
https://fb.me/e/1PiVjeMmCu

#映画 #SDGs #ソーシャルシネマ #cinemo #unitedpeople #ウナギネマ #福岡 #柳川 #ドキュメンタリー

愛に関するエッセンスが詰まった映画
tsuchica 2025年09月20日
恋愛、パートナーシップ、家族愛、友愛を超えた 根源的な愛「ラディカル・ラブ」。サティシュ・クマール氏の人生をもとに、母の教え、生と死、平和、信頼、ゆるし、自然、種、暮らしなど さまざまな文脈から描かれています。

平和を願うサティシュの純粋な想いと行動、希望あふれる力強いメッセージの数々。とくにラストシーンはサティシュの生き方が凝縮されており、とても印象的でした。映像や挿絵、音楽も美しく、何度見ても飽きない 味わい深い映画です。

上映後の感想シェアタイムも、学び深まる豊かな時間となりました。これからの時代の生き方・在り方について、みんなで考えるのにぴったりな映画です。
すばらしい映画をありがとうございました!!

2度目の上映会
ご要望が多かったので、2度目の上映会でした。
見れば見るほど、新たな発見のある映画です。
サティシュクマールの肉声に皆さん驚かれていました。
最年少が15歳でしたが感じるところが多かったそうです。
多くの人に観て欲しい映画だと見終わった人たちが口々に話されていたのが印象的でした。

分断の時代に、「愛を歩いた人」の物語が問いかけるもの
からびなシネマ 2025年06月27日
6月の「からびなシネマ」では、平和活動家・思想家・教育者であるサティシュ・クマールの人生を描いたドキュメンタリー『ラディカル・ラブ ~サティシュ・クマール 巡礼の旅~』を上映しました。

核兵器廃絶を訴えて、約1万4000kmを歩いた平和巡礼。その姿に始まり、ホリスティック教育の場として知られる「シューマッハー・カレッジ」の設立、環境活動家ヴァンダナ・シヴァとの協働、生きることと愛することを重ね合わせる彼の歩みが、映像と言葉によって丁寧に紡がれています。

いま、私たちは世界のあちこちで戦争や紛争、分断の報道に日々さらされています。誰かを排除し、正義を叫び、対立の連鎖に巻き込まれていく社会の空気のなかで、この作品の語るメッセージ「愛こそが唯一の解決策」は、決して綺麗ごとではなく、むしろ根源的な希望の提案として心に響きました。

上映後の感想シェアでは、次のような声が寄せられました。
「人との信頼が世界を繋いでいくという言葉に、深く納得しました」
「分断や不信が当たり前になっている時代に、こんなふうに愛を武器に歩いた人がいたことが、救いのように感じました」
「“人生は巡礼の旅”という言葉が忘れられません。自分にとっての巡礼とは何か、考え始めています」

からびなシネマは、毎月1本のドキュメンタリーを通じて、異なる価値観に触れたり、多面的に物事を捉える「問いの時間」をつくっています。今月は、特に“社会と自分をつなぐ視点”として、多くの気づきと静かな余韻が生まれる回となりました。

小さくても希望が感じられる作品を、これからも選び続けたいと思います。