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プラスチックの海

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監督:タガート・シーゲル、ジョン・ベッツ
監督:ベン・コトナー、ライアン・ホワイト
監督:ベン・ナイト&トラヴィス・ラメル
監督:ジャレッド・P・スコット
監督:アンドリュー・ハッセ

プラスチックの海

ジャンル 環境 社会変革 問題解決
時間 100分/22分 製作年2016年  監督 クレイグ・リーソン

海がプラスチックで溢れている―。わたしたちには何ができるのだろうか。

世界70カ国以上、1200回以上の上映。17カ国語に翻訳され、短縮版が国連本部でプレミア上映された話題作。

「地球に心から謝りたくなりました。そして同時に、地球と一心同体の僕ら自身も蝕まれ始めていることも、あらためて実感しました。誰もがすぐできること、それは「プラスチックの海」でまず現状を知ることです。」
高砂淳二(自然写真家)

「全人類に見てもらいたい映画です。現実から目を逸らさないで。私達は大自然によって生かされている事を知って今すぐに行動しよう!」
土屋アンナ(モデル、女優、歌手)
他多数! https://unitedpeople.jp/plasticocean/rv

Screening Information

2025/04/20 ~ 2025/04/20
[ 兵庫県 ] 「マイクロプラスチックと私たちの健康」講演会&映画上映会

上映会 開催者募集

About the film

多くの科学者や識者が警鐘を鳴らす、海洋プラスチック問題。年間800万トンものプラスチックが海に捨てられているという。その大半は海底に沈み、海面や海中を漂うプラスチックも永久に分解されず、マイクロプラスチックとなって食物連鎖の一部になっていく。プラスチックゴミによる海洋汚染の実態とは?そしてプラスチックが海に、プランクトンに、クジラに、海鳥に、人体に及ぼす影響とはー?デイビッド・アッテンボロー、シルビア・アール、タニヤ・ストリーター、バラク・オバマ他が出演。海と共に生きる全人類必見のドキュメンタリー。

More info

シロナガスクジラに魅せられ、幼い頃から追い続けていたクレイグ・リーソン。世界中の海でプランクトンより多く見つけたのはプラスチックゴミだった。美しい海に、毎年800万トンものプラスチックゴミが捨てられている事実を知り、海洋学者、環境活動家やジャーナリスト達と共に、自身が監督となり世界の海で何が起きているのかを調査し撮影することを決意する。調査の中で明らかになるのは、ほんの少しのプラスチックしかリサイクルされていないこと。
海鳥の体内から、234個のプラスチックの破片が発見されるなど、海に捨てられたプラスチックで海洋生物が犠牲になっていること。そして、プラスチックの毒素は人間にも害を及ぼすかもしれないこと。撮影クルーは世界中を訪れ、人類がこの数十年でプラスチック製品の使い捨てを続けてきた結果、危機的なレベルで海洋汚染が続いていることを明らかにしていく。海と共に生きる全人類必見のドキュメンタリー。

Data

原題 A Plastic Ocean 製作年 2016年
製作国 イギリス・香港 制作
配給 ユナイテッドピープル 時間 100分/22分

Cast & Staff

監督 クレイグ・リーソン 製作総指揮 ソンジア・ノーマン、ダニエル・アウエルバッハ、クレイグ・リーソン
プロデューサー ジョー・ラクストン、アダム・ライプジグ 原作
脚本 クレイグ・リーソン、ミンディー・エリオット 音楽 ミリアム・カトラー、ローレンス・シュワルツ
撮影 マイケル・ピッツ 編集 ミンディー・エリオット
キャスト クレイグ・リーソン、デイビッド・アッテンボロー、バラク・オバマ、シルビア・アール、タニヤ・ストリーター、リンジー・ポルター、ジョー・ラクストン、ダグ・アラン、ベン・フォーグル、マイケル・ゴンジオール他

Review(3)

22/07/08 18:35

y5804jp@yahoo.co.jp さんのレビュー
感動 役立ち 学び
海とクジラの大好きな監督クレイブ・リーソン氏がメガホンを持ちながら,自ら出演し、話す映像から始まった。
クジラ愛が高じて,巨体が生きる海への関心へと広まり、出会ったクジラの1頭が打ち上げられ、苦しむさまを目の当たりにすることを契機に,真実探求の旅が広がる。
監督を通じて話は展開するも、それぞれの専門家が数々登場する。
船で運ぶ小型無人探査機で、深海まで潜り調査をしたりするので、資金も莫大なものだろうと察する。
5つの海や大都市,風光明媚な観光地、欧米が輸出したプラスチックを燃やしたりしてゴミの山で暮らす、スモーキーマウンテンなど世界各地に飛び、現地の人に聞き取りをしてプラが燃える気体の採取や動物の死体からもデータを集積。
本来ならあってはならない,人の営みで出来た、プラ袋のゴミの数々で内蔵を覆い被せられたことによる死。
解剖し、何百枚,何十㎏ものプラ袋が出て来る。
生き物のいのちが蹂躙されるさまを、まざまざと見せつけられる映画だった。

24/04/19 20:09

信木総一郎 さんのレビュー
役立ち 学び
20世紀の最大発明のひとつ、プラスティック。生活は便利になった。しかし、いまでは生き物の居場所を奪い、生命さえ脅やかす。どうしたらいいの?

美しい海洋映画のつもりで見ていると無惨な浮遊ゴミ、海底ゴミを見せられる。ぞっとするのだが映画は終わらない。世界中のプラスチックを見せてくれる。

プラスチックを誤飲・誤食して飛べなくなっている海鳥たち。浜辺に落ちている海鳥の死骸を解剖すると、ぱんぱんに膨れ上がった胃の中身は色とりどりのプラスチック片。
これは未来の人類の戯画。微細なマイクロプラスチック片を飲み込んだ野生動物の食物連鎖の中にいる人間も汚染を免れない。

24/08/11 17:29

ひろんた村母屋 さんのレビュー
役立ち 学び
プラスチックが海に捨てられ、自分たちが加担している現実にうんざりする映画ですが、やはり知りたい事です。感想シェア会にて、飲食店で働いている方から、なるべく水を汚さないよう、使い捨てをしないよう工夫しているお店もあるという経験談を聴きました。私たちにできるアクションとして、提案だけでなく、「おっ!いいね!」というポジティブな反応を、そういうお店で、その場で伝えるのもいいのではと気が付きました。

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上映会主催者の声

上映会を主催された方の声を紹介します
バイブレーションが拡がっていくことを実感!!
会場に集まって、
一緒に映画を見てくださった方たちから
自分も何かしたい、
というお声をたくさん聞けたことも
すごい収穫でした!

みんなの力が相乗的にふくらんで気持ちのよい、未来を見据えた映画会になりました。

また、
“ここで会うと思ってなかった!!”
という方同士が会場でお出会いして
驚いたけど、
お互いプラスチックのことや
ゴミのことに関心を持っているとわかって接点が広がった!

とか、

会場でお会いした、
若い人たちの
行動の真っ直ぐさに
勇気をもらった、
一緒にできることをしたい、

などなど

お客様同士の間で
うれしい化学変化が起きたようで、
本当に感激しています。

伝わりました!
100分オリジナル版上映後に
希望される方のみ
お残りいただいて上映しました。

かなりの方が(半数以上)ごらんになってくださり、
購入するにはどうすればいいか、
子どもたちにみせたい、
などの声を
会場でいただきました。

教育機関向けのみの販売だとお伝えすると
がっかりされる方も多く、
今後、より多くの方々に
お伝えするための手立てを
模索していきたいと思います。

まずは、
ドネーションを募り、
公立図書館ヘの寄贈などから。

すべきことが
次々と見えてきます。

生徒が大満足!
株式会社 全教研 2021年12月10日
塾の授業のなかで、SDGsについて考えるというテーマでイベントとして実施しました。海洋ごみについて映像を通して実際に学ぶことができ、生徒も真剣に考えてくれていることが、上映後のディスカッションタイムで伝わってきました。ドキュメンタリー映像は直で伝わりますので、SDGsを学ばせるのには最適だと感じました。

2021ウナギネマvol. 17『プラスチックの海』
ここまでプラスチックが大きな問題となっているとは。
一般的に知識として知っている以上の現実がありました。

プラスチックも、最初は夢の技術でした。
技術の進歩によって、後からその害がとわかるわけです。
一概に最初に作った人を悪くは言えません。

コロナ禍で持ち帰り容器の消費が非常に増えました。
でも、映画であるように、プラ容器を拒否することまではなかなかできません。
社会全体で見れば、プラゴミも爆発的に増えたでしょう。

ちゃんとリサイクルをすればいいのか。
それとも、リサイクルしても問題なのか。

ちゃんとリサイクルできればいいのでしょうが、
現実には、圧倒的な量を消費しているという問題があります。
私たちがリサイクルできる範囲を超えて、プラスチックを使い続けているわけです。

リサイクルのための設備を整備する必要もあります。
特に途上国に対しては先進国の応援が不可欠です。
なぜなら、先進国から莫大な量のプラスチックが途上国に流れ込んでいるから。

フリースなどのように、洗濯から排出されるマイクロプラスチックも気になります。
では、フリースがなかったら防寒は毛皮でしょうか。
今度はアニマルウェルフェアの視点からの問題が起こりそうです。

100%安全なものというのはないのかもしれません。

自然素材を使おうと、木製のせっけん置きを使い始めた方がいます。
ところが、木のものは乾かさないといけない。
その面倒から、だんだんと妻わなくなってしまったそうです。

プラスチックは間違いなく便利なものです。
私たちの生活には、すでになくてはならないものとなっています。

便利さのために、良くはないとわかっているものを使い続けるしかない。
本当に、どうすればいいのでしょうか。

根本的な解決は無理で、総量を減らすしか方法はないのかもしれません。
私たちがリサイクルできる範囲の使用量に止めることができれば、効果は期待できます。

最近では「量り売り」のお店も増えてきました。
必要な分だけを購入し、過剰包装を防ぐことができます。
また、地産地消を進めることで、包装のない流通が可能になるかもしれません。

これまでの社会は「グローバル」「集中」をキーワードにしてきました。
これからは小さいコミュニティがたくさんある社会を目指して、
その中で様々なものが循環していくことが、持続可能な未来につながるのではないでしょうか。

次回のウナギネマは12月18日(土)『ジェンダー・マリアージュ』。
アメリカ最大の人口を誇るカリフォルニア州。
一度は認められた同性婚が、「提案8号」の法案通過により、再び禁止されることに。
これを人権侵害であるとして提訴した2組のカップルと、彼らを支えた弁護士たちを5年間にわたって追い続けた、感動のドキュメンタリー。。

ぜひ次回のウナギネマもどうぞお楽しみに。

昼の部と夜の部の2回上映
テーマに近い活動をされている方々の参加が多かったです。

鑑賞後のディスカッションでも盛り上がり、その方々かつながるきっかけになったことが、非常にうれしく思っています。