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サティシュの学校 みんな、特別なアーティスト

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監督:ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ、スティーブン・ゴーリック、ジョン・ページ
監督:ピート・ウィリアムズ
監督:ジャレッド・P・スコット

サティシュの学校 みんな、特別なアーティスト

ジャンル 教育 平和 人権 多様性
時間 72分 製作年2018年  監督

変革は可能です。世界中に新しい意識が現れている。私は希望に満ちています。ーサティシュ・クマール   

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About the film

変革は可能です。世界中に新しい意識が現れている。私は希望に満ちています。ーサティシュ・クマール

サティシュ・クマールは現代を代表するエコロジー思想家、非暴力平和運動家。

希望とやさしさに満ちあふれているサティシュの存在は、僕の大切なよりどころ。サティシュの言葉や在り方は、僕たちをいのちの世界にやさしくよび戻してくれる。少年のようなキラキラした目で、心からいのちを祝福する彼は、大切なものを思い出させてくれる感じがする。友人のように話せる謙虚な仙人だと僕は思っている。そして、時には仙人とは思えない適当なことをいうところがチャーミング。その絶妙なバランスを持っている人とは他に会ったことがない。(ソーヤー海)

More info

ガンディー思想の継承者サティシュ・クマールは、「ヒューマン・スケール(人間の身の丈に合った)教育運動」を展開する中、イギリス南西部にシューマッハー・カレッジを設立した。「ヒューマン・スケール教育運動」とは、本来の教育のあり方を取り戻そうとする運動のこと。サティシュは言う。「本来の教育とは、知識を詰め込むことではない。すでに備えられている“アーティストとしての自分”に気づくこと」と。「アーティストとは特別な人のことではない。誰もが特別なアーティストなのだ」と。サティシュの教育思想から、私たちの内にある想像力、創造性を呼び起こし、素晴らしい人生を、社会を、未来をつくりだしましょう。さあ、あなたも「サティシュの学校」へ。  

サティシュの言葉
・想像力の種から人生の木は育つ。
・アーティストとは特別な人のことではない。誰もが特別なアーティスト。
・平和のためにできること? まず自分が平和を生きること
・ローカル経済とは「場所の経済」。自然こそが本物の富。
・オリジナルであるとは、古代からの知恵と伝統に根差していること。
・全ての仕事は、変革のアートである。

Data

原題 製作年 2018年
製作国 日本 制作 株式会社素敬 ゆっくり小学校
配給 株式会社素敬 ゆっくり小学校 時間 72分

Cast & Staff

監督 製作総指揮
プロデューサー 上野宗則 原作
脚本 音楽
撮影 本田茂 編集 本田茂
キャスト サティシュ・クマール、辻信一、松葉登美、上野宗則

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上映会主催者の声

上映会を主催された方の声を紹介します
最高の映画!本質的な答えをシンプルな言葉で。
FAVE SCHOOL 2021年11月20日
サティシュの学校
~みんな特別なアーティスト~

サティシュさんは、とてもシンプルで明確な英語で、世界の見方を伝えてくれました。

これまで見えていた世界が、まったく違うように見える。
不思議な魔法にかかったような、素晴らしい体験でした。

内容としては、人間が自然と調和して生きるための原則について、
余すところなく語られた映画でした。

備忘録として、特に心に残った部分を以下にまとめました。

=====

▸産業について

そもそも、200年前は会社も雇用市場もなかった。
雇用と生きるための仕事は別のものである。
日々の暮らしに必要なものは人の手によって作るべき。

産業の真の目的は、地域に貢献すること。
利益を目的としない小規模であれば、持続可能なビジネスができる。
そうして、みんなが今いる場所を大切にするなら、地球全体は守られるでしょう。

▸教育の原則

現代の教育:物質主義、外側にあるものばかり
本来の教育:内在的な価値を持つ自然と私たちの繋がり、内側にあるものを大切にする

植物に様々な種類があるように、人間の才能も多様である。
バナナやマンゴーに優劣をつけないように、人間も比べる必要がない。

自然はそのものが善であり、私たちもその一部である。
植物の種は、ものすごい力を秘めている。人間も同じ。

▸教育で大切にすべきこと
身体全体を通じて学ぶこと、行為や経験から学ぶこと。これが一番大切。

何もないところから、自らの手を使って、何かをつくることの意味。
想像と創造が一致することで、現実が生まれる。

アーティストは特別な人ではない。
誰もが生まれながらにして、アーティストである。

▸オリジナルとは?
Originalはorigin(起源)を持つという意味である。
つまり、Original=Rooted(根差している)とも言える。

古い知恵や伝統を生き生きと蘇らせる、そこにオリジナリティがある。

▸現代の資本主義
想像力は排除され、一部の人間のものとなり、すべては商品化されている。
コピーされ、大量生産されるものに、創造性はない。

そして、アートは美術館に閉じ込められ、
私たちは自分たちがアーティストであることを忘れている。

▸美しい人生の原則

Slow:ゆっくりは感謝を生む
Small:小さいことは人間らしさ
Simple:シンプルなものを心と頭は欲している

どんな仕事もアートになるが、急ぐこととアートは両立しない。
そして、Efficiency(効率)をSufficiency(充足)に置き換えよう。

▸学校とは

学校は自己変革の場である
自分と世界のつながりを発見するための場である。

だから、学校は小さくなければならない。

=====

この映画を観た後のフリートーク。
とある学校の先生が言った言葉が強く印象に残っている。

「学校では考える所まではさせているが、想像してもらうことはできていない」
「考えてみて、とは言う…しかし、想像してみて、とは言わない」
「子供たちが想像することを、私たち大人は受け入れられないのではないか?」

そうか、今の問題の多くは、そこから生まれているんだ。

▸最後に
世界の見方ががらりと変わるサティシュさんの魔法が、今でも続いているのを感じます。
これまで、多くのことを勉強してきましたが、これほどシンプルで本質的な学びはなかった。

“Slow・Small・Simple”
“アーティストとして生きる”

これからは、この魔法を一人でも多くの仲間に伝えていきたいです。

メモ必須
asobu 2021年11月20日
本当にいい映画を観たと思います。参加者それぞれに響く言葉があると思います。なので、観るときは是非、メモを片手に。
その後のシェアの時間においても、一つ一つの言葉の意味するところを共有した状態でシェアリングできたのでとても有意義だったと思います。



Rolling20'sシネマ サティシュの学校
自分の乗っているレールが世界のすべてだと思っていたが、同じ時代を進んでいる別のレールが進む道のあることを知った。世界を変えるのでなく、別の道を選ぶ頃ができる。素敵な人たちと一緒に歩みたい