平和と人間の尊厳を追求するガザ出身医師の誓い
3人の愛娘を殺されてもなお共存の可能性を信じ、ヒューマニティに基づき行動するガザ地区出身の医師、アブラエーシュ博士に迫るドキュメンタリー
▼5度のノーベル平和賞ノミネート、イゼルディン・アブラエーシュ博士について
https://unitedpeople.jp/ishall/dr
【文部科学省選定作品】
社会教育(教材)
青年・成人向き 国際性(国際理解・平和)
2024年9月11日認定
Screening Information
- 2024/12/14
- [ 福岡県 ] 12.14(土)映画上映会『私は憎まない』・講演会|JICA九州
- 2025/01/31
- [ 福岡県 ] 映画『私は憎まない』&アブラエーシュ博士スピーチ動画上映(福岡・1月31日)
News
- 2024/10/30
- 11月『私は憎まない』全国一斉上映キャンペーン/最低保証料金割引&博士スピーチ映像提供
- 2024/09/30
- 10.16(水)映画『私は憎まない』上映トークイベント|福岡市美術館
- 2024/09/18
- 『私は憎まない』ガザ出身医師、アブラエーシュ博士 来日上映トークイベントのご案内(10月)
- 2024/08/28
- 【クラファンご協力&拡散のお願い】2024年10月緊急来日決定!ガザ出身医師 イゼルディン・アブラエーシュ博士
- 2024/08/23
- 【新作追加】映画『私は憎まない』~平和と人間の尊厳を追求するガザ出身医師の誓い~
©Famille Abuelaish
About the film
~平和と人間の尊厳を追求するガザ出身医師の誓い~
「医療でイスラエルとパレスチナの分断に橋を架ける」。ガザ地区の貧困地域、ジャバリア難民キャンプ出身の医師で、パレスチナ人としてイスラエルの病院で働く初の医師となったイゼルディン・アブラエーシュ博士は産婦人科でイスラエル人とパレスチナ人両方の赤ちゃんの誕生に携わってきた。彼は、ガザからイスラエルの病院に通いながら、病院で命が平等なように、外の世界でも同じく人々は平等であるべきだと、分断に医療で橋を架けようとする。しかし2009年、両者の共存を誰よりも望んできた彼を悲劇が襲う。彼の自宅がイスラエル軍の戦車の砲撃を受け、3人の娘と姪が殺されたのだ。砲撃直後、博士の肉声をイスラエルのテレビ局が生放送し、彼の涙の叫びはイスラエル中に衝撃と共に伝わった。その翌日、博士は突然、テレビカメラの前で憎しみではなく、共存を語りだす。イスラエル政府に娘の死の責任を追求するも、決して復讐心や憎しみを持たない彼の赦しと和解の精神は、世界中の人々に感動を与え、“中東のガンジーやマンデラ”とも呼ばれる存在となる。しかし2023年10月7日のハマスのイスラエルへの攻撃、それ以降のガザへの攻撃を経て、彼の信念は再び試されることになる。
More info
悲劇を真の平和の実現のために
「医療でイスラエルとパレスチナの分断に橋を架ける」
ガザ地区の貧困地域、ジャバリア難民キャンプ出身の医師で、パレスチナ人としてイスラエルの病院で働く初の医師となったイゼルディン・アブラエーシュ博士は産婦人科でイスラエル人とパレスチナ人両方の赤ちゃんの誕生に携わってきた。「ユダヤ教徒、イスラム教徒、キリスト教徒の赤ちゃんの違いは?みんな同じく生まれたての赤ちゃんだ」「すべての人の平等、正義、自由の上に共存は可能である」と、共存が可能であることを自らの医療で体現してきた。彼は、ガザからイスラエルの病院に通いながら、病院で命が平等なように、外の世界でも同じく人々は平等であるべきだと、分断に医療で橋を架けようとする。しかし、両者の共存を誰よりも望んできた彼の赦しと和解の精神が、究極の試練にさらされる。
「暴力に暴力で対処しても、問題は解決しない。」
2009年1月、アブラエーシュ博士の自宅がイスラエル軍の戦車の砲撃を受け、3人の娘と姪が殺害されてしまうという悲劇が彼を襲う。砲撃直後、博士の涙の叫びの肉声はイスラエルのテレビ局で生放送され、イスラエル中に衝撃と共に伝わった。翌日、テレビカメラの前で、博士は突然憎しみではなく、共存について語りだす。その後、正義を求めてイスラエル政府を訴え、娘の死の責任を追求するも、決して復讐心や憎しみを持たずに、知恵と決意とレジリエンスを持ち続けた。彼の赦しと和解の精神は、世界中の人々に感動を与え、数え切れないほどの賞を受賞し、“中東のガンジー、マンデラ、キング牧師”とも呼ばれる存在となる。自伝『それでも、私は憎まない』は世界的ベストセラーとなった。しかし、2023年10月7日のハマスのイスラエルへの攻撃、それ以降のガザへの攻撃を経て、彼の信念は再び試されることになる。
Data
原題 | I Shall Not Hate | 製作年 | 2024年 |
---|---|---|---|
製作国 | カナダ・フランス | 制作 | Filmoption |
配給 | ユナイテッドピープル | 時間 | 92分 |
Cast & Staff
監督 | タル・バルダ | 製作総指揮 | マヤ・カデュー=ルイヤー、マルタン・カデュー=ルイヤー、マリーズ・ルイヤー |
---|---|---|---|
プロデューサー | ポール・カデュー、マリーズ・ルイヤー、イザベル・グリッポン、タル・バルダ | 原作 | |
脚本 | タル・バルダ、ジェフ・クライン、サスキア・デ・ボア | 音楽 | ロベール・マルセル=ルパージュ サウンドデザイン:マルタン・カデュー=ルイヤー |
撮影 | ハンナ・アブ・アサド | 編集 | ジェフ・クライン |
キャスト | イゼルディン・アブラエーシュ、クリスティアン・アマンプール、シュロミ・エルダー 他 |