活動家メンバーが、小学校や老人施設、ローカルコミュニティなどの人々を巻き込んで、具体的に問題を可視化したり、活動の意義を広げていってるのは良いですね。分断ではなくて相互理解が大事。いままでの儲け中心の資本主義社会ではなくて、新しい社会の姿がスタートしていきそうな明るい予感がありました。世界中がますます混沌としている時代ですが、、、私も何かアクションをする、若い世代を応援しよう!と心に決めました。
本日の参加者、中学3年生~リタイア世代まで、どの世代でも楽しめたようで良い作品でした。
『ザ・トゥルー・コスト』製作総指揮ヴィンセント・ヴィットリオ プロデュース作品
"私たちは社会課題を解決するアメリカ、ミレニアル世代の社会起業家"
貧困や環境破壊などの問題解決のために事業を行う
新時代の社会起業家たちの挑戦を追ったドキュメンタリー
貧困、不平等、そして環境破壊といった社会課題をビジネスの手法で解決しようとチャレンジしている社会起業家たちがいる。映画『ザ・ニュー・ブリード』は、アメリカで勢い盛んな社会起業家たちを捉えたドキュメンタリーだ。この映画には3人の魅力的なミレニアル世代が、どのように事業を立ち上げたのかを描いている。
カリフォルニア州コスタメサを拠点とするアパレル企業、ノウンサプライの共同設立者であるコールは、ウガンダとペルーの女性たちに教育、指導、安定した収入を与えることで、貧困から抜け出す力を与えている。ルイジアナ州ニューオーリンズを拠点とするボンフォークの創設者であるジャンナは、販売する靴下が1足売れるごとに必要としている人に靴下を1足寄付している。そして、カリフォルニア州ベンチュラにあるプラスチックリサイクル会社ブレオの共同設立者であるベン、デイヴィッド、ケビンは、チリ沖で廃棄された漁網を回収し、スケートボード、サーフボードのフィン、サングラスなどの機能的な新製品に生まれ変わらせている。社会起業は、ミレニアル世代にとって有力なキャリアの選択肢となっている。
映画には、コメディアン、ミュージシャン、学者が登場し、社会起業家ムーブメントを多角的な視点で浮き彫りにし、植民地主義、不平等、貧困の歴史などを、楽しげで分かりやすい方法で伝える。この映画自体が社会事業であり、映画の収益は世界中の恵まれない環境にある若い映画制作者の映画機材やトレーニングに使われる。
原題 | The New Breed | 製作年 | 2020年 |
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製作国 | アメリカ | 制作 | ステイ・ゴールド・スタジオズ |
配給 | ユナイテッドピープル | 時間 | 80分 |
監督 | ピート・ウィリアムズ | 製作総指揮 | |
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プロデューサー | ピート・ウィリアムズ、ヴィンセント・ヴィットリオ | 原作 | |
脚本 | 音楽 | ||
撮影 | 編集 | ジェイク・カーペンター | |
キャスト |
23/10/17 16:00
3人の社会起業家を軸に、時系列で彼らとビジネスの成長を描くドキュメンタリー。
彼らを取り巻くエコシステムも丁寧に描かれている。
起業した想いや、課題をクリアしてビジネスを拡大させたり、環境の変化に伴ってビジネスモデルを転換している姿などが描かれている。応援したい気持ちになる。
また、世界の富のあまりの不均衡についても映画の中で折に触れて説明がされている。
そんな中でたたかう3人の起業家がとても頼もしい。
元気をもらえる映画。