日々の暮らしや食に関心を寄せる方々が参加されました。
アリス・ウォータースは、カリフォルニア・バークレーで1971年に「シェ・パニース」というレストランを開き、地域の農家と食べ手を直接つなぐ“ファーム・トゥ・テーブル”の草分け的存在として知られています。
彼女の姿勢はやがて、オーガニック、地産地消、学校給食改革といったムーブメントへと広がっていきました。
今回の作品ではアリスが来日し、日本各地の生産者や料理人、子どもたちと触れ合う様子が描かれています。
「いただきます」と言って食べることの尊さ。
「大地を守る人たちは宝物」というまなざし。
静かな語りの中に、食を通じて世界を変える意志が息づいていました。
上映後の感想シェアでは、
「食という身近なテーマから、教育や地域社会の未来まで考えさせられた」
「食べることって“政治”なんだと、初めて腑に落ちた」
「暮らしのなかでできる“小さな革命”を始めたくなった」
といった声が寄せられました。
鑑賞をきっかけに、食卓を見直したいという想いが交差し、
「どう食べるか」は、「どう生きるか」につながっていて、
食べることは、ただの行為ではなく、私たちが未来に渡すバトンなのだと、アリスの言葉がそっと背中を押してくれるような気がしました。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。













エディブルガーデンも羨ましい。すぐできることとして、余った籾種を、バケツ稲(で育てる体験)のお誘いに、配ることにした。