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おだやかな革命

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監督:デイモン・ガモー(『あまくない砂糖の話』(2014))
監督:ベルクロウ・リッパー
監督:シャノン・サービス、ジェフリー・ウォルドロン
監督:清水ハン栄治
監督:渡辺智史

おだやかな革命

ジャンル 環境 社会変革 問題解決
時間 100分 製作年2017年  監督 渡辺智史

自然エネルギーによる地域再生。これからの時代の「豊かさ」を巡る物語。

地域を変えた、移住者・被災者たちの「暮らしの選択」、映画に。
「あたり前」を取り戻すために選んだ未来とは…

Screening Information

2025/04/18 ~ 2025/04/19
[ 滋賀県 ] 【おだやかな革命】宮前舎の上映会/(4/18-19)

上映会 開催者募集

(c)いでは堂

About the film

-原発被害の残る福島県飯館村で畜産農家がこれからの世代へ未来をつなごうと立ち上げた電力会社
-地域唯一の小学校を守ろうと、岐阜県にある100世帯の集落“石徹白”で立ち上がった小水力電力事業

 今、子供達に幸せな未来を残すため、自然と向き合い、人と向き合い、地域と向き合いながら、暮らしの選択を続ける人たちがいます。大きなシステムに依存せず、自らの暮らしを支えるエネルギーを自治しながら、「あたり前」にあったはずの、本当の豊かさを取り戻していく…そんな彼らの、穏やかな、そして力強い挑戦の姿を描きます。
 監督は、前作「よみがえりのレシピ」で、在来種のタネをめぐる物語を描いた渡辺智史監督。2014年より本作の取材を始め、全国の自然エネルギーによるまちづくりの取組みを追ってきました。
映画に登場するのは、福島県・秋田県・岡山県、そして、岐阜県で「エネルギー自治」に取り組む人々です。原発事故をきっかけに感じた不安や怒りや恐怖や、疑問。それを誰かのせいにするのではなく、自分たちの手で未来を変えようと動き続ける人たちの姿からは、未来を豊かにする「暮らしの選択」のヒントが見えてくるはずです。
これまでの、成長・拡大を求める経済のあり方とは違う、それぞれの地域の「幸せな経済」が全国で生まれつつある現在。『おだやかな革命』は、原発被害の残る福島県飯館村や、今では移住者の絶えない石徹白、西粟倉の取り組みなど、エネルギー自治の出発点から現在地までを見つめた、未来に向かうおだやかな革命の物語です。

More info

3.11の原発事故を一つのきっかけにして、これまでの成長・拡大を求める経済のあり方とは違う、それぞれの地域での「幸せな経済」が全国で生まれつつある。『おだやかな革命』は、大きなシステムに依存せず、自らの暮らしを支えるエネルギーを自治しながら、本当の豊かさを取り戻していく地域の姿を見つめた物語だ。2年にわたり追い続けたのは、原発事故後に福島県の酒蔵の当主が立ち上げた会津電力。放射能汚染によって居住制限地域となった飯館村で畜産農家が立ち上げた飯館電力。岐阜県にある100世帯の小さな集落が立ち上げた小水力事業。さらに、首都圏の消費者と地方の農家、食品加工業者が連携して進めている秋田県の市民風車。そして、自主自立を目指して村の森を再生しながら森林資源を生かしたビジネスを起こし、若者の起業家を集めている人口1500人の西粟倉村の取り組み。
「当たり前の日常」が今日も当たり前であることの難しさに直面しながらも、そこから逃げずに向き合った彼らの「暮らしの選択」が、穏やかに地域を変えていく。映画に登場するこれらの地域の暮らしの選択には、これからの時代の希望のタネが詰まっていた。

Data

原題 製作年 2017年
製作国 日本 制作 いでは堂
配給 いでは堂 時間 100分

Cast & Staff

監督 渡辺智史 製作総指揮
プロデューサー 原作
脚本 音楽 鈴木治行
撮影 佐藤広一 編集 渡辺智史
キャスト

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上映会主催者の声

上映会を主催された方の声を紹介します
「おだやかな革命」
ソシアルシネマクラブ杉並 
マンスリー上映会vol.8
「おだやかな革命」

日時:3月22日(土)
会場:カフェ・カワセミピプレット
参加者:18名
参加費:1500円(1ドリンク付き)
オンラインゲスト:高坂勝さん
ドリンク:寺田本家「5人娘」

会場のカワセミピプレット最後の上映会でした。映画は福島の厳しい現状と、再生エネルギーでまちおこしの希望が交差する、素晴らしい作品でした。

参加者は地元杉並のかたを中心に各地から18名。初めての参加が5名でした。

トークゲストの高坂勝さんは「半農半X」「匝瑳プロジェクト」で、まさに映画に描かれている生き方を実践されています。

「都会を田舎に変える」の提案は、「空き家を畑に」などのアイデアがいっぱい。都会に暮らす私たちにも「脱成長」の生き方を目指す映画会となりました。

自然日本酒、寺田本家の「5人娘」も、"深い味合い"と評判でした。

次回は、特別企画で「線量計が鳴る」を上映します。6月からは「気候シネマフェス」を企画しています。

2025ウナギネマvol.3『おだやかな革命』
あの3.11から14年目の3月11日に『おだやかな革命』を鑑賞。
あらためて多くのことを考えた。

その中でもっとも大切にしなければいけないと再確認したことがある。
世界は必ず変えることができるという事実だ。

この映画に登場する方々は、みな世界を変えている。
それでは、彼らはスーパーマンなのだろうか?

畜産農家や造り酒屋の主人が一念発起して立ち上がる。
大勢の声が集まって協同組合となってムーブメントを起こす。
1組の移住者が、まわりを巻き込んで集落の未来をつくる。

どの人をとってみても、特殊な能力など持っていない。
唯一ちがうのは、その思いの強さだ。

自分一人では何もできないとどこかであきらめていないか?
あなたには無限の可能性があるのに気づかないのか?

こんな私でもできることは間違いなくある。
それを1つ1つ志をもって実行していけば、世界は必ず変わる。

そんな勇気と希望をこの映画に観た。
多くの人、特に若い世代にぜひ触れてほしい作品だ。

一緒に鑑賞した方々の感想は以下の通りです。

・3.11震災の跡地、使いようがないとあきらめていた自分の土地が太陽光発電で意味のある土地へ生まれかえる。また、田舎へ水力、風力発電がきて町が動きだす。いろんな土地が新しい人、アイデアで生まれかわる様がとても感動しました。

・電力会社を立ち上げる話、発想の転換と柔軟性があったから
こそ、活路が開けたと感じました。映画に登場する佐藤さん、今も特別顧問として
活動されているようです。
https://aipower.co.jp/members

・米作りの話で、価格が安くて困るというシーンがありましたが、今はどうなってるのかな?…と思いました。

・地方(田舎)には、まだまだ生かしきれていない資源が眠っているんじゃ
ないかなと感じました。

#映画 #SDGs #ソーシャルシネマ #cinemo #unitedpeople #ウナギネマ #福岡 #柳川 #ドキュメンタリー

株式会社アドイシグロ 2025年03月08日
「よみがえりのレシピ」と同じ監督さんの作品だったので一緒に上映会を行いましたが、「おだやかな革命」も見れて良かったです。特に岡山県の西粟倉村の百年の森構想は、間伐材を活用することの意味も分かりやすく、全国各地で森林を管理できていない問題が多い中、とても素晴らしい仕組みづくりが出来ていて希望が持てる感じがしました。「既存の流通に載せない覚悟があれば」というユカハリの考え方もとても共感できます。
「大きなシステムに依存せず、自らの暮らしを支えるエネルギーを自治しながら、本当の豊かさを取り戻していく地域の姿を見つめた物語」本当にその通りでした。

会いたかった人に会える上映会
中通島シネマ 2025年02月02日
会いたかった方が、先日に偶然ポスターを見て初参加されました。SNSだけでないアナログな伝達手段も捨てたもんじゃないと思いました。
珍しく、字幕ではない日本の映画でしたので、ご高齢の観客の皆さんも楽しまれたようでした。悲しい、うんざりするような現実を知る(それでも知らないよりはよいですが)ような、ドキュメンタリーではないため、集客のお声かけもしやすく、いつもより多く集まりました。

地域で作り出すことへの熱量の高さがうらやましい
少人数での開催。改めて、震災当時自分たちも感じた今までの暮らしへの疑問や都会も含めてそれぞれの地域が持つ魅力や欠点の再発見の機会となりました。東日本大震災からはすでに14年。繰り返し考えることの大切さを感じます。上映後の感想のシェアにはスタッフも加わりました。出た感想を列記しておきます。発表するだけではなく、そこからやりとりが広がっていくのが少人数開催の良さだと感じました。

・誰かが情熱を持って熱望し周りを巻き込む力が、都会より少し小さい地域の方が強いのではないか
・自分が地域に関わり始めたのも、町会をやっている人との出会いから。話を聞いたり意見を出したりする中で関わりが生まれていくので、他人とあまり関わりたくないというライフスタイルだと関わりがなくなる。
・人と出会い、関係を維持する努力も必要。
・地方にいくつも自然発生的なコミュニティ施設ができていて、都会のほうが自治体の施設以外のコミュニティ施設が少ないのではないか。
・結婚して妻の地域に本拠地を移しての二拠点生活だが、映画に出てきたような小水力発電など取り組めないかと思った。
・コミュニティが濃いつながりを持っていると「全員参加」のような熱量の高さにもつながるが面倒なこともある。
・コミュニティとソサエティ、違いやなりたちはどうなんだろう。