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おだやかな革命

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おだやかな革命

ジャンル 環境 社会変革 問題解決
時間 100分 製作年2017年  監督 渡辺智史

自然エネルギーによる地域再生。これからの時代の「豊かさ」を巡る物語。

地域を変えた、移住者・被災者たちの「暮らしの選択」、映画に。
「あたり前」を取り戻すために選んだ未来とは…

Screening Information

2025/02/24 ~ 2025/02/24
[ 福岡県 ] 焚き火つき まるゐと上映会
2025/03/11
[ 福岡県 ] 福岡3月開催:ソーシャルシネマ上映会『おだやかな革命』
2025/04/18 ~ 2025/04/19
[ 滋賀県 ] 【おだやかな革命】宮前舎の上映会/(4/18-19)

上映会 開催者募集

(c)いでは堂

About the film

-原発被害の残る福島県飯館村で畜産農家がこれからの世代へ未来をつなごうと立ち上げた電力会社
-地域唯一の小学校を守ろうと、岐阜県にある100世帯の集落“石徹白”で立ち上がった小水力電力事業

 今、子供達に幸せな未来を残すため、自然と向き合い、人と向き合い、地域と向き合いながら、暮らしの選択を続ける人たちがいます。大きなシステムに依存せず、自らの暮らしを支えるエネルギーを自治しながら、「あたり前」にあったはずの、本当の豊かさを取り戻していく…そんな彼らの、穏やかな、そして力強い挑戦の姿を描きます。
 監督は、前作「よみがえりのレシピ」で、在来種のタネをめぐる物語を描いた渡辺智史監督。2014年より本作の取材を始め、全国の自然エネルギーによるまちづくりの取組みを追ってきました。
映画に登場するのは、福島県・秋田県・岡山県、そして、岐阜県で「エネルギー自治」に取り組む人々です。原発事故をきっかけに感じた不安や怒りや恐怖や、疑問。それを誰かのせいにするのではなく、自分たちの手で未来を変えようと動き続ける人たちの姿からは、未来を豊かにする「暮らしの選択」のヒントが見えてくるはずです。
これまでの、成長・拡大を求める経済のあり方とは違う、それぞれの地域の「幸せな経済」が全国で生まれつつある現在。『おだやかな革命』は、原発被害の残る福島県飯館村や、今では移住者の絶えない石徹白、西粟倉の取り組みなど、エネルギー自治の出発点から現在地までを見つめた、未来に向かうおだやかな革命の物語です。

More info

3.11の原発事故を一つのきっかけにして、これまでの成長・拡大を求める経済のあり方とは違う、それぞれの地域での「幸せな経済」が全国で生まれつつある。『おだやかな革命』は、大きなシステムに依存せず、自らの暮らしを支えるエネルギーを自治しながら、本当の豊かさを取り戻していく地域の姿を見つめた物語だ。2年にわたり追い続けたのは、原発事故後に福島県の酒蔵の当主が立ち上げた会津電力。放射能汚染によって居住制限地域となった飯館村で畜産農家が立ち上げた飯館電力。岐阜県にある100世帯の小さな集落が立ち上げた小水力事業。さらに、首都圏の消費者と地方の農家、食品加工業者が連携して進めている秋田県の市民風車。そして、自主自立を目指して村の森を再生しながら森林資源を生かしたビジネスを起こし、若者の起業家を集めている人口1500人の西粟倉村の取り組み。
「当たり前の日常」が今日も当たり前であることの難しさに直面しながらも、そこから逃げずに向き合った彼らの「暮らしの選択」が、穏やかに地域を変えていく。映画に登場するこれらの地域の暮らしの選択には、これからの時代の希望のタネが詰まっていた。

Data

原題 製作年 2017年
製作国 日本 制作 いでは堂
配給 いでは堂 時間 100分

Cast & Staff

監督 渡辺智史 製作総指揮
プロデューサー 原作
脚本 音楽 鈴木治行
撮影 佐藤広一 編集 渡辺智史
キャスト

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上映会主催者の声

上映会を主催された方の声を紹介します
会いたかった人に会える上映会
中通島シネマ 2025年02月02日
会いたかった方が、先日に偶然ポスターを見て初参加されました。SNSだけでないアナログな伝達手段も捨てたもんじゃないと思いました。
珍しく、字幕ではない日本の映画でしたので、ご高齢の観客の皆さんも楽しまれたようでした。悲しい、うんざりするような現実を知る(それでも知らないよりはよいですが)ような、ドキュメンタリーではないため、集客のお声かけもしやすく、いつもより多く集まりました。

地域で作り出すことへの熱量の高さがうらやましい
少人数での開催。改めて、震災当時自分たちも感じた今までの暮らしへの疑問や都会も含めてそれぞれの地域が持つ魅力や欠点の再発見の機会となりました。東日本大震災からはすでに14年。繰り返し考えることの大切さを感じます。上映後の感想のシェアにはスタッフも加わりました。出た感想を列記しておきます。発表するだけではなく、そこからやりとりが広がっていくのが少人数開催の良さだと感じました。

・誰かが情熱を持って熱望し周りを巻き込む力が、都会より少し小さい地域の方が強いのではないか
・自分が地域に関わり始めたのも、町会をやっている人との出会いから。話を聞いたり意見を出したりする中で関わりが生まれていくので、他人とあまり関わりたくないというライフスタイルだと関わりがなくなる。
・人と出会い、関係を維持する努力も必要。
・地方にいくつも自然発生的なコミュニティ施設ができていて、都会のほうが自治体の施設以外のコミュニティ施設が少ないのではないか。
・結婚して妻の地域に本拠地を移しての二拠点生活だが、映画に出てきたような小水力発電など取り組めないかと思った。
・コミュニティが濃いつながりを持っていると「全員参加」のような熱量の高さにもつながるが面倒なこともある。
・コミュニティとソサエティ、違いやなりたちはどうなんだろう。

おだやかな革命を見て
久しぶりの上映交流会でした。
7名程度の少人数だと、上映後の感想のシェアが1人1人しっかりと行えるので良かったです。
「豊かさ」とは何か。「人と人とのつながりの大切さ」とは何か。
この問いを私たちは忘れてはいけないと思いましたし、なによりもやはり、映画を通じた交流会は、とてもいいですね。