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トゥルーノース

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監督:ロバート・エプスタイン
監督:福永荘志
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トゥルーノース

ジャンル 教育 平和 政治経済 人権 問題解決
時間 94分 製作年2020年  監督 清水ハン栄治

世界で最も過酷な場所で、希望を捨てずに生き抜こうとする者たち。
北朝鮮の政治犯強制収容所に生きる家族を描いた、衝撃の人間ドラマ。

世界の映画祭で絶賛された真実の物語。

北朝鮮の政治犯強制収容所で、過酷な毎日を生き抜く日系家族とその仲間たちの姿を3Dアニメーションとして完成させた衝撃作。
レオナルド・ディカプリオも激賞したドキュメンタリー映画「happy - しあわせを探すあなたへ」のプロデューサーの清水ハン栄治の初監督作品。収容体験をもつ脱北者や元看守などにインタビューを行い10年もの歳月をかけて作り上げた。

***

本作はアニメ映画の世界最高峰を選ぶ権威ある映画祭・アヌシー国際アニメーション映画祭「長編コントルシャン部門」にノミネート、第33回東京国際映画祭「ワールド・フォーカス部門」ほか、名門レインダンス映画祭では異例の2部門での招待作品となり、伝統あるワルシャワ国際映画祭ではフリースピリット部門の審査員特別賞、ナッシュビル映画祭では長編アニメ部門グランプリ。韓国のプチョン国際アニメーション映画祭では長編部門の特別賞に輝くなど世界中で話題となっている。

Screening Information

2024/11/27
[ 神奈川県 ] みどりアートパークSDGs映画上映会「トゥルーノース」
2024/11/29 ~ 2024/11/29
[ 福島県 ] 第14回 ふたばCINEMO トゥルーノース
2024/11/30
[ 神奈川県 ] 『トゥルーノース』@KOSUGI-de-Cinema

上映会 開催者募集

About the film

10年間かけて、脱北者元看守たちの証言を元に紡いだ
「実在する場所」真実の物語

強制収容所内の恐るべき実態を描きつつ、家族愛、仲間との絆・ユーモア、死にゆく者への慈しみの心情などが表現され、ラストにはひとつの希望を見い出せる内容となっている。衝撃的な内容を実写でなく、あえて優しいタッチの寓話的なアニメーションにすることで、より多くの観客が自身を投影しやすい表現が可能となった。

絶望と希望の狭間で少年は何を見るのか? 北朝鮮で政治犯となった日系家族の物語を描いた、衝撃と感動の3Dアニメーション。 1960年代、日本から北朝鮮への帰還事業に参加したパク一家。平壌で幸せに暮らしていた一家は、突如として父親が政治犯として逮捕され、悪名高い政治犯強制収容所に送られる。過酷な生存競争の中、主人公ヨハンは純粋な心を失い、他人を欺く術を学ぶ。一方、母と妹は人間性を失わずに生き抜こうとする。そんなある日、愛する家族を失うことがきっかけとなり、ヨハンは絶望の淵で「生きる」意味を考え始める。 視聴者を歴史の目撃者としてしまうこの衝撃作は、世界中の映画祭で高く評価され、日本の国会やアメリカの国務省などでも特別上映されている。

More info

絶望の淵で、人は「生きる意味」を見つけられるのか? 1960年代の帰還事業で日本から北朝鮮に移民した家族の物語。平壌で幸せに暮らすパク一家は、父の失踪後、家族全員 が突如悪名高き政治犯強制収容所に送還されてしまう。過酷な生存競争の中、主人公ヨハンは次第に純粋で優しい心を失い他者を欺く一方、母と妹は人間性を失わず倫理的に生きようとする。そんなある日、愛する家族を失うことがキッカケとなり、ヨハンは絶望の淵で「人は何故生きるのか」その意味を探究し始める。やがてヨハンの戦いは他の収監者を巻き込み、収容所内で小さな革命の狼煙が上がる。

Data

原題 TRUE NORTH 製作年 2020年
製作国 日本、インドネシア 制作
配給 東映ビデオ 時間 94分

Cast & Staff

監督 清水ハン栄治 製作総指揮 ハン・ソンゴン、アンドレイ・プラタマ(制作)
プロデューサー 清水ハン栄治 原作
脚本 清水ハン栄治 音楽 マシュー・ワイルダー、コン・ソヌク(音響)
撮影 メリータ・ブディマン 編集
キャスト ジョエル・サットン、マイケル・ササキ、ブランディン・ステニス、エミリー・ヘレス

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上映会主催者の声

上映会を主催された方の声を紹介します
しまのぱんsouda! 2024年09月29日
実際に今もなお起こっている現実を目の当たりにし、
衝撃を受けると同時に、
同じ状況下に置かれた場合、
どのように振る舞えるのだろうかと考えさせられました。
人間とは、人間の尊厳とは。
絶望しかない中でも、他者を思いやる気持ちや希望を見出す力。
一人でも多くの皆さんに見ていただきたい作品です。

熱の入った感想シェア
身近でありながらなかなか語り合うことのない朝鮮半島のことなので、身近な人の話、印象に残ったシーン、友人の体験などを輪になって全員で感想をシェアしました。
凄絶な暮らしの中に歌があったり、美しさに心を奪われたり、だれもがわたしたちと変わらない「人」であることを痛いほど感じます。一方で、北朝鮮が突然民主化されて周辺国への人々の流入や国としての体制を再生していくとき、世界は北朝鮮を支えきれないのではないかという意見も出され、「他所の国の悲惨な話」はそのまま自分たちの現実の暮らしとまっすぐにつながっているのだと感じさせられました。

トゥルーノースの映画のインパクトに感謝
あらためて北朝鮮の強制収容場の
状況を知りその中で生活することの
理不尽さ、大変さ、人間の尊厳を
強く感じました。

どんな人になるか!?
「どうありたいか!?」
あらためて北朝鮮の国だけではなく
現在の日本の国の中での
暮らしも自分事として
振り返ってみることの大切さを
考えさせられています。

どんな状況になっても
「希望を持ち続けられるか」
自分事として大きな設問として
やり続ける遣り甲斐を感じています。

みなさん顔晴れ!!!


現在で起きていることだと思うととても怖い
会場の感想
・日本から近い北朝鮮で起きていることなのに知らないことばかりだった。
・逃げた方の貴重な意見のおかげでこのような作品ができた。もっとたくさんの人に見てほしい。

参加者は1名でしたが、スタッフと一緒に対話の会を行いました。

BETTER cinema 2024年09月07日
こんな現実があるとは信じたくないような内容。自分自身が人生をどう生きたいか、何を大切に生きていくのか改めて考えさせられるような映画。