そうリクエストを受けての鑑賞会でした。
共通したひとつの関心事のために集った参加者でしたので、鑑賞後の感想や問題提起などの深さと広がりは、これまでよりも活発なものでした。
これまで先入観、潜在意識を持たれることないようにと、できるだけフラットな文句で告知・集客してきたのですが、小規模での上映鑑賞会を目的とする者として、その告知方法を見直すポイントの鑑賞会となりました。
56日間 56ドルの所持金で貧困をサバイバル体験
グアテマラの貧困地域で2ヶ月間たった1日1ドルで生活した若者たちの実践ドキュメンタリー
「極度の貧困の中で人生の困難と希望を見出せる必見の映画」
-ムハマド・ユヌス(ノーベル平和賞受賞者)
若者4人の友達がグアテマラの田舎へ約2ヶ月間の旅に出る。1日に使えるお金はたった1ドル。ビデオカメラを手にして、空腹、寄生虫、生活難による極度のストレスに耐えながら、なんとか生き残ろうとする。通常のアメリカの若者にとって、この直面する現実は想像を絶することだが、世界中に貧困で苦悩する人々が存在するのだ。仲間たちは、そう簡単に解決策が見つかるわけがないと理解するが、寛容で忍耐強い20歳の女性ローサと12歳の少年チコが、くじけない希望を与える…少しでも世界を変えていく効果的な方法があるんだと。
もしあなたが極度の貧困地域に生まれ育ったとしたら、あなたはどのように闘うだろうか?映画『1日1ドルで生活』は、この問いへの答えを探すべく、アメリカから4人の若者たちが中米グアテマラの田舎の貧困地域に赴き、実際に1日1ドルで生活し、貧困から抜け出す方法を探る実践ドキュメンタリーだ。グアテマラの田舎に到着した4人は、56日間を所持金56ドルでどう生き抜き、貧困状態から抜け出だせるのか、その方法を探っていく。
予測不能な世界に生きていることを想定し、毎日均等に1ドルが使えるのではなく、くじ引きでその日使える金額が決まる仕掛けを作り、実践の日々が始まっていく。彼らは、節約の他、現金を生み出すためのビジネスアイデアも実践する。しかし現実は厳しく、空腹や腹痛に苦しみながら、厳しい現実に直面することになる。それでも、20歳の女性ローサや12歳の男の子チノの優しさと強さに触れ、効果的な方法を粘り強く探していく。ザックやクリス達は、果たして「世界は変えられる」と思わせるような結果を出せるのだろうか。
原題 | Living on One Dollar | 製作年 | 2013年 |
---|---|---|---|
製作国 | アメリカ | 制作 | |
配給 | ユナイテッドピープル 協力:国際NGOプラン・インターナショナル | 時間 | 56分 |
監督 | クリス・テンプル、ザック・イングラシー、シーン・レオナルド | 製作総指揮 | デイビット・ドス、マイケル・ラング、ジェフ・クライン |
---|---|---|---|
プロデューサー | クリス・テンプル、ザック・イングラシー、シーン・レオナルド、ライアン・クリストファーソン | 原作 | |
脚本 | 音楽 | ||
撮影 | ライアン・クリストファーソン、シーン・レオナルド | 編集 | シーン・レオナルド |
キャスト | アンソニー・ソラリス、ローサ・ソラリス、ローサ・コーフ・ボセル 他 |