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プラスチックの海

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監督:ガリー・キーン、アンドリュー・マコーネル
監督:ライケ・セリン・フォクダル、キャスパー・アストラップ・シュローダー
監督:シャノン・サービス、ジェフリー・ウォルドロン
監督:ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ、スティーブン・ゴーリック、ジョン・ページ

プラスチックの海

ジャンル 環境 社会変革 問題解決
時間 100分/22分 製作年2016年  監督 クレイグ・リーソン

海がプラスチックで溢れている―。わたしたちには何ができるのだろうか。

世界70カ国以上、1200回以上の上映。17カ国語に翻訳され、短縮版が国連本部でプレミア上映された話題作。

「地球に心から謝りたくなりました。そして同時に、地球と一心同体の僕ら自身も蝕まれ始めていることも、あらためて実感しました。誰もがすぐできること、それは「プラスチックの海」でまず現状を知ることです。」
高砂淳二(自然写真家)

「全人類に見てもらいたい映画です。現実から目を逸らさないで。私達は大自然によって生かされている事を知って今すぐに行動しよう!」
土屋アンナ(モデル、女優、歌手)
他多数! https://unitedpeople.jp/plasticocean/rv

Screening Information

上映会 開催者募集

About the film

多くの科学者や識者が警鐘を鳴らす、海洋プラスチック問題。年間800万トンものプラスチックが海に捨てられているという。その大半は海底に沈み、海面や海中を漂うプラスチックも永久に分解されず、マイクロプラスチックとなって食物連鎖の一部になっていく。プラスチックゴミによる海洋汚染の実態とは?そしてプラスチックが海に、プランクトンに、クジラに、海鳥に、人体に及ぼす影響とはー?デイビッド・アッテンボロー、シルビア・アール、タニヤ・ストリーター、バラク・オバマ他が出演。海と共に生きる全人類必見のドキュメンタリー。

More info

シロナガスクジラに魅せられ、幼い頃から追い続けていたクレイグ・リーソン。世界中の海でプランクトンより多く見つけたのはプラスチックゴミだった。美しい海に、毎年800万トンものプラスチックゴミが捨てられている事実を知り、海洋学者、環境活動家やジャーナリスト達と共に、自身が監督となり世界の海で何が起きているのかを調査し撮影することを決意する。調査の中で明らかになるのは、ほんの少しのプラスチックしかリサイクルされていないこと。
海鳥の体内から、234個のプラスチックの破片が発見されるなど、海に捨てられたプラスチックで海洋生物が犠牲になっていること。そして、プラスチックの毒素は人間にも害を及ぼすかもしれないこと。撮影クルーは世界中を訪れ、人類がこの数十年でプラスチック製品の使い捨てを続けてきた結果、危機的なレベルで海洋汚染が続いていることを明らかにしていく。海と共に生きる全人類必見のドキュメンタリー。

Data

原題 A Plastic Ocean 製作年 2016年
製作国 イギリス・香港 制作
配給 ユナイテッドピープル 時間 100分/22分

Cast & Staff

監督 クレイグ・リーソン 製作総指揮 ソンジア・ノーマン、ダニエル・アウエルバッハ、クレイグ・リーソン
プロデューサー ジョー・ラクストン、アダム・ライプジグ 原作
脚本 クレイグ・リーソン、ミンディー・エリオット 音楽 ミリアム・カトラー、ローレンス・シュワルツ
撮影 マイケル・ピッツ 編集 ミンディー・エリオット
キャスト クレイグ・リーソン、デイビッド・アッテンボロー、バラク・オバマ、シルビア・アール、タニヤ・ストリーター、リンジー・ポルター、ジョー・ラクストン、ダグ・アラン、ベン・フォーグル、マイケル・ゴンジオール他

Review(3)

22/07/08 18:35

y5804jp@yahoo.co.jp さんのレビュー
感動 役立ち 学び
海とクジラの大好きな監督クレイブ・リーソン氏がメガホンを持ちながら,自ら出演し、話す映像から始まった。
クジラ愛が高じて,巨体が生きる海への関心へと広まり、出会ったクジラの1頭が打ち上げられ、苦しむさまを目の当たりにすることを契機に,真実探求の旅が広がる。
監督を通じて話は展開するも、それぞれの専門家が数々登場する。
船で運ぶ小型無人探査機で、深海まで潜り調査をしたりするので、資金も莫大なものだろうと察する。
5つの海や大都市,風光明媚な観光地、欧米が輸出したプラスチックを燃やしたりしてゴミの山で暮らす、スモーキーマウンテンなど世界各地に飛び、現地の人に聞き取りをしてプラが燃える気体の採取や動物の死体からもデータを集積。
本来ならあってはならない,人の営みで出来た、プラ袋のゴミの数々で内蔵を覆い被せられたことによる死。
解剖し、何百枚,何十㎏ものプラ袋が出て来る。
生き物のいのちが蹂躙されるさまを、まざまざと見せつけられる映画だった。

24/04/19 20:09

信木総一郎 さんのレビュー
役立ち 学び
20世紀の最大発明のひとつ、プラスティック。生活は便利になった。しかし、いまでは生き物の居場所を奪い、生命さえ脅やかす。どうしたらいいの?

美しい海洋映画のつもりで見ていると無惨な浮遊ゴミ、海底ゴミを見せられる。ぞっとするのだが映画は終わらない。世界中のプラスチックを見せてくれる。

プラスチックを誤飲・誤食して飛べなくなっている海鳥たち。浜辺に落ちている海鳥の死骸を解剖すると、ぱんぱんに膨れ上がった胃の中身は色とりどりのプラスチック片。
これは未来の人類の戯画。微細なマイクロプラスチック片を飲み込んだ野生動物の食物連鎖の中にいる人間も汚染を免れない。

24/08/11 17:29

ひろんた村母屋 さんのレビュー
役立ち 学び
プラスチックが海に捨てられ、自分たちが加担している現実にうんざりする映画ですが、やはり知りたい事です。感想シェア会にて、飲食店で働いている方から、なるべく水を汚さないよう、使い捨てをしないよう工夫しているお店もあるという経験談を聴きました。私たちにできるアクションとして、提案だけでなく、「おっ!いいね!」というポジティブな反応を、そういうお店で、その場で伝えるのもいいのではと気が付きました。

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上映会主催者の声

上映会を主催された方の声を紹介します
CATFLIX  2022年06月24日
生き物の中で人間が1番たちのわるい生き物だと思いました。この映画を観ることでなんらかの行動を起こさなきゃと思わされる。消費者の選択が変わる事で企業の意識も変わるのではないでしょうか?

短縮版がgood!!
sonky 2022年06月19日
普段関心のない人には、22分版でも非常に濃い内容で充分だったとの声がありました。逆に関心の高い人たちは、自分が他の人に啓発するために、複数回見て理解度を深めていました。短縮版を製作してくださって、本当に有り難うございました。

小中学生も参加した上映会
10時の回は大人4名、子ども2名、19時の回は2名参加でした。昨年に引き続きの映画『プラスチックの海』の上映会を開催した。午前の回は、環境に関する活動をされている方が2名、教師が1名、地域活動されている方が1名、午後の回は、環境に関する活動をされている方が2名でした。普段から環境への意識が高い方たちが集まったこともあり、現状を受け止めた後、自分たちの活動にどう落とし込んでいくか、という感想が多かった。他の方の活動を知ることで1人ではないと勇気をもらえたという声もあった。

考えて動く人へ
鈴木 あつこ 2022年06月12日
私自身が、映画を通して深刻なプラごみの問題を改めて痛感しました。海洋汚染や動物への影響だけでなく人体にも害が及ぶという現実に衝撃を受けました。今回のイベント来場者は未就学のお子さんから70代の方まで幅広く、「プラごみ削減のため今すぐ行動に移したい」「まずはこの問題を広く知らせる必要がある」といった反応を数多くいただきました。環境問題は身近なようでどこか他人事にもなりがちですが、映画を見て感想を共有しあうことで、自分事へと変えていけるのだと思います。ぜひまた開催させていただきたいです。

space.SUEMURA 2022年06月03日
今や私たちの生活に当たり前に存在し、欠かせないものとなっているプラスチック。何も考えずにゴミとして日々廃棄しているプラスチックが、海を汚している現状は、何となくそうなんだろう、くらいに思っていた。しかし、海に住む魚、その魚を食べる海鳥のお腹から大量のプラスチック片が出てくる映像を目の当たりにした時に、これはとんでもない事が世界で起こっていて、このまま今の生活を続けていては、事態は深刻になる一方なんだという事に危機感を覚えた。何か小さなことでも、出来ることからプラスチックの廃棄を減らす行動を始めようと思う。