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よみがえりのレシピ

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よみがえりのレシピ

ジャンル 環境 伝統文化
時間 95分 製作年2011年  監督 渡辺智史

おいしくて、そして心に効くドキュメンタリー映画

在来作物と種を守り継ぐ人々の物語

Screening Information

2025/05/14
[ 大阪府 ] トヨカツcinema『よみがえりのレシピ』5/14大阪・豊中市

上映会 開催者募集

(c)映画「よみがえりのレシピ」製作委員会

About the film

【製作意図】

在来作物は何十年、何百年という世代を超え、味、香り、手触り、さらに栽培方法、調理方法を現代にありありと伝える「生きた文化財」である。しかし高度経済成長の時代、大量生産、大量消費に適応できず、忘れ去られてしまった。社会の価値観が多様化する現代に、足並みを合わせるように在来作物は、貴重な地域資源として見直されている。在来作物を知ることは、食と農業の豊かな関係を知ることにつながる。地域に在来作物がよみがえり、継承されていく姿は、豊かな食を味わい、楽しむ姿であり、地域社会の人の絆を深め、創造する姿である。この動きを日本全国、さらには世界中で起きている食や農業の問題への処方箋(レシピ)として、伝えていきたい。

More info

栽培者自身が種苗を管理し守ってきた在来作物(ざいらいさくもつ)は、世代を超えて地域に受け継がれてきました。しかし品種改良された作物より収量が少なく、病気にも弱いことから市場で評価されず、多くは消失してしまいました。そんな時代に独自の料理法で在来作物の存在に光を当てた“山形イタリアン”「アル・ケッチャーノ」の奥田政行シェフ。野菜の個性的な味・食感・香りを生かした料理には、新鮮な魚介や肉と、地域の風土や物語も盛り込まれます。また焼き畑農法を研究する江頭宏昌先生は「ここにしかない価値」を秘める在来作物が地域再生の起爆剤になると確信しています。さらなる主役は、手間を惜しまず種(たね)を守り続ける農家の人たち。その笑顔と心意気を感じることで、何気ない日々の生活が少しだけ違って見える、そんな魅力が『よみがえりのレシピ』には溢れています。

Data

原題 製作年 2011年
製作国 日本 制作 映画「よみがえりのレシピ」製作委員会
配給 映画「よみがえりのレシピ」製作委員会 時間 95分

Cast & Staff

監督 渡辺智史 製作総指揮
プロデューサー 原作
脚本 音楽 鈴木治行
撮影 堀田泰寛 編集 渡辺智史
キャスト

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上映会主催者の声

上映会を主催された方の声を紹介します
ゲストをお招きして大いに盛り上がりました!
今回の上映会は、15歳で起業して伝統野菜の種の流通販売を手がけている現大学3年生、小林宙さんがゲスト参加してくれることになり、早くにチケット完売となりました。アフタートークでは、出演されていたシェフや先生、地方の生産者さん達について詳しくお話を聞くこともできて、作品についてより深く知ることができ、参加者の皆さんの満足度も高かったと思います。作品上映にプラスしてゲストがいたり、イベントがあったりすると、より盛り上がるのを実感しました!

「よみがえりのレシピ」映画会&お話し会、0円食堂
たんたんと固有種の大切さを訴える映画に
みなさん、感心!!!
農業の大変さ、偉大さ、尊さを感じた時間でした。

農業のプロセスに付帯する価値を
しつかりフィードバックしつつ
流通で上手く取り組む方法がないか!?

まずは、映画会に参加頂いた一人一人から
取り組んでいく必要性を強く感じました。

在来作物を大切に引き継いでいく文化がすごい
株式会社アドイシグロ 2025年03月08日
映画「SEED~生命の糧~」を見た時にかなり衝撃を受けました。グローバル化の恐ろしさと、種の守り人や、SEEDバンクなど、いろいろな取り組みがあることも印象的でした。在来種についての映画があったらと思って、ちょうど日本の映画でもあったので興味を持って「よみがえりのレシピ」の上映会を開催しました。
想像以上に良かったです。在来作物を育て続けた人が、種を引き継ぐシーン何回も見てしまいました。「昔のカブだから」「このカブを無くしたくない。という気持ちだったのか」「それともあるものだから、なくさないほうがいいと思ったのか・・・生甲斐」「これを絶やさないでくれよ」明確な理由があるわけではないのに、種を託す後藤さんにしっかりと伝わっているのがスゴイです。その価値を分かっているお漬物会社の社長さんも。イタリアンのシェフのお料理のつくり方も素敵でした。お料理のために素材を選ぶのではなく、在来作物の独特の持ち味をどう料理にするか、みたいな感じが良いなと思いました。オススメの映画です。

種から種へ
二階シネマ 2025年01月28日
「住み開きシアター」二階シネマです。
今回は参加者2名(どちらもリピーター)。カフェを営む方より「今までで一番よかった!」と目をキラキラさせて感想を下さりとてもうれしかったです。

参加者の感想
・山形に行って野菜を食べてみたい
・観た後に元気になった!
・農家のじじばばの姿が尊い

楽しみにしていた作品だけどそれ以上に見応えがありました。種から種までの農業、「これが生き甲斐」とせっせと働くばあば、焼畑の火と灰、在来野菜イタリアンが美味しそう!あと内容と関係ありませんが小学校のシーンで校庭にあった立派な土俵いいなあと感じました。

この映画を観た後はとてもお腹がすくので、飲食店の方に特におすすめします。

よい映画をありがとうございました!

山形県と千葉県、みんな違ってみんないい
Cinema the Gaura Project  2024年11月30日
11月30日と12月1日の二日間開催でした。今回の映画は日本のドキュメンタリー作品でした。内容的に大人向けであると思われた通り、大人世代の参加者が多いと思いました。そんな中で「ちばボランティアナビ」を通じて集まった学生ボランティアの二人の存在が嬉しかったです。子連れの参加者さんも数組あり、他世代の交流を生み出すこともできたと思います。映画の内容は、山形県の在来作物の栽培継承を支える取り組みにスポット当てたものでしたが、袖ケ浦市周辺ではなかなかお目にかかれない野菜やその気候風土からの独特の栽培方法に興味を惹かれた人が多かったのではないでしょうか。在来作物はもちろん、登場人物やレストランにも魅力を感じる人もいました。上映後に、袖ケ浦周辺の在来作物を取り上げた活動のことや郷土食体験会を行ったことで、映画の感想とともに、身近な郷土食や家庭菜園の話で盛り上がる光景が見られました。固定種の種をシェアするかたもいました。
以下は参加者の感想です。
30日
・ふだんあまり見る事ができない農業の現場が見れたり、関わっている方の声を聞く事ができてとても良かったです。
・ほうれん草の赤い根っこを私たち子供が食べないので、母のお皿が根っこだらけだったのを思い出しました。甘くておいしいと言っていたなぁと懐かしかったです。
・とても楽しい時間でした。
・在来野菜をもっと知っていきたいと感じた。
・地方でなくなる寸前の郷土野菜はすばらしい。
・「命を支え合う」「たねは宝」「料理で世界がひろがる」という言葉に共感しました。
・在来作物はとても貴重な事がわかった。
・豊かに生きるのはどういうことなのか考えさせられました。
・家庭菜園で作っているので身近な野菜を大切に食べるようにしたいと思いました。
・在来の種を護ことはその土地の風土や自然、四季を守ることに繋がるのだと思いました。
・内容が少し古かったかな。農業は大変だと思うイメージ。
・お腹が空きました。気のせいか、良い匂いがしていました。農業を営む一次産業は、体力も使うし、維持は大変ですね。
・伝承するということは大変なことだとしみじみ思いました。
・在来作物の特性を生かしたレシピを作ることにより、付加価値をつけ、商品価値が高まり、農業として持続できるようにする取り組みが素晴らしいと思います。また、栽培や調理を通じて子どもたちに在来作物を知ってもらうのも良いと思いました。このような取り組みを通じて、在来作物が単なる種としてではなく、生きた作物として次代につながっていくと思います。在来作物だけではなく、先人の知恵も次代にきちんと残していけるよう、今、このようなメディアを通じた働きかけが重要だと思いました。銀座のアンテナショップには何度か行った事がありますが、「なぜイタリアンレストラン?」と思い、レストランに行った事がなく、もったいないことをしたと思いました。今度はぜひレストランに行ってみます。
・在来種を大切に守っている人々がいることに感激した。
・農の基本の姿に今の日本の食の危うさを痛感しました。
・野菜の素材の味を生かした料理に興味を持ちました。
・白山だだちゃ豆、食べたい!
・先人達の思いを守り続ける、焼き畑、山を守る。
1日
・「ただの食材ではなく生き物」「感性」など気づかさせる言葉がありました。
・子ども達の顔がイキイキしていた。小さい頃から農に触れることは大切と改めて思いました。
・在来種の伝承が大切。日本人として子ども達に残してあげたい。
・「アル・ケッチァーノ」さんのようなファームトゥテーブルのレストランが袖ケ浦市にもあると良いです。
・レストランの食事がおいしそうで食べたいと思った。