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よみがえりのレシピ

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監督:マチルダ・ジュリアン&ジョナサン・カレン
監督:ダーヴィド・グロス、ゲオルク・ミッシュ
監督:タガート・シーゲル、ジョン・ベッツ

よみがえりのレシピ

ジャンル 環境 伝統文化
時間 95分 製作年2011年  監督 渡辺智史

おいしくて、そして心に効くドキュメンタリー映画

在来作物と種を守り継ぐ人々の物語

Screening Information

2024/12/21
[ 神奈川県 ] SDGsシネマ上映会
2025/01/19
[ 福島県 ] 第65回おおくまCINEMO よみがえりのレシピ
2025/01/22
[ 福島県 ] 第66回おおくまCINEMO よみがえりのレシピ

上映会 開催者募集

(c)映画「よみがえりのレシピ」製作委員会

About the film

【製作意図】

在来作物は何十年、何百年という世代を超え、味、香り、手触り、さらに栽培方法、調理方法を現代にありありと伝える「生きた文化財」である。しかし高度経済成長の時代、大量生産、大量消費に適応できず、忘れ去られてしまった。社会の価値観が多様化する現代に、足並みを合わせるように在来作物は、貴重な地域資源として見直されている。在来作物を知ることは、食と農業の豊かな関係を知ることにつながる。地域に在来作物がよみがえり、継承されていく姿は、豊かな食を味わい、楽しむ姿であり、地域社会の人の絆を深め、創造する姿である。この動きを日本全国、さらには世界中で起きている食や農業の問題への処方箋(レシピ)として、伝えていきたい。

More info

栽培者自身が種苗を管理し守ってきた在来作物(ざいらいさくもつ)は、世代を超えて地域に受け継がれてきました。しかし品種改良された作物より収量が少なく、病気にも弱いことから市場で評価されず、多くは消失してしまいました。そんな時代に独自の料理法で在来作物の存在に光を当てた“山形イタリアン”「アル・ケッチャーノ」の奥田政行シェフ。野菜の個性的な味・食感・香りを生かした料理には、新鮮な魚介や肉と、地域の風土や物語も盛り込まれます。また焼き畑農法を研究する江頭宏昌先生は「ここにしかない価値」を秘める在来作物が地域再生の起爆剤になると確信しています。さらなる主役は、手間を惜しまず種(たね)を守り続ける農家の人たち。その笑顔と心意気を感じることで、何気ない日々の生活が少しだけ違って見える、そんな魅力が『よみがえりのレシピ』には溢れています。

Data

原題 製作年 2011年
製作国 日本 制作 映画「よみがえりのレシピ」製作委員会
配給 映画「よみがえりのレシピ」製作委員会 時間 95分

Cast & Staff

監督 渡辺智史 製作総指揮
プロデューサー 原作
脚本 音楽 鈴木治行
撮影 堀田泰寛 編集 渡辺智史
キャスト

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上映会主催者の声

上映会を主催された方の声を紹介します
山形県と千葉県、みんな違ってみんないい
Cinema the Gaura Project  2024年11月30日
11月30日と12月1日の二日間開催でした。今回の映画は日本のドキュメンタリー作品でした。内容的に大人向けであると思われた通り、大人世代の参加者が多いと思いました。そんな中で「ちばボランティアナビ」を通じて集まった学生ボランティアの二人の存在が嬉しかったです。子連れの参加者さんも数組あり、他世代の交流を生み出すこともできたと思います。映画の内容は、山形県の在来作物の栽培継承を支える取り組みにスポット当てたものでしたが、袖ケ浦市周辺ではなかなかお目にかかれない野菜やその気候風土からの独特の栽培方法に興味を惹かれた人が多かったのではないでしょうか。在来作物はもちろん、登場人物やレストランにも魅力を感じる人もいました。上映後に、袖ケ浦周辺の在来作物を取り上げた活動のことや郷土食体験会を行ったことで、映画の感想とともに、身近な郷土食や家庭菜園の話で盛り上がる光景が見られました。固定種の種をシェアするかたもいました。
以下は参加者の感想です。
30日
・ふだんあまり見る事ができない農業の現場が見れたり、関わっている方の声を聞く事ができてとても良かったです。
・ほうれん草の赤い根っこを私たち子供が食べないので、母のお皿が根っこだらけだったのを思い出しました。甘くておいしいと言っていたなぁと懐かしかったです。
・とても楽しい時間でした。
・在来野菜をもっと知っていきたいと感じた。
・地方でなくなる寸前の郷土野菜はすばらしい。
・「命を支え合う」「たねは宝」「料理で世界がひろがる」という言葉に共感しました。
・在来作物はとても貴重な事がわかった。
・豊かに生きるのはどういうことなのか考えさせられました。
・家庭菜園で作っているので身近な野菜を大切に食べるようにしたいと思いました。
・在来の種を護ことはその土地の風土や自然、四季を守ることに繋がるのだと思いました。
・内容が少し古かったかな。農業は大変だと思うイメージ。
・お腹が空きました。気のせいか、良い匂いがしていました。農業を営む一次産業は、体力も使うし、維持は大変ですね。
・伝承するということは大変なことだとしみじみ思いました。
・在来作物の特性を生かしたレシピを作ることにより、付加価値をつけ、商品価値が高まり、農業として持続できるようにする取り組みが素晴らしいと思います。また、栽培や調理を通じて子どもたちに在来作物を知ってもらうのも良いと思いました。このような取り組みを通じて、在来作物が単なる種としてではなく、生きた作物として次代につながっていくと思います。在来作物だけではなく、先人の知恵も次代にきちんと残していけるよう、今、このようなメディアを通じた働きかけが重要だと思いました。銀座のアンテナショップには何度か行った事がありますが、「なぜイタリアンレストラン?」と思い、レストランに行った事がなく、もったいないことをしたと思いました。今度はぜひレストランに行ってみます。
・在来種を大切に守っている人々がいることに感激した。
・農の基本の姿に今の日本の食の危うさを痛感しました。
・野菜の素材の味を生かした料理に興味を持ちました。
・白山だだちゃ豆、食べたい!
・先人達の思いを守り続ける、焼き畑、山を守る。
1日
・「ただの食材ではなく生き物」「感性」など気づかさせる言葉がありました。
・子ども達の顔がイキイキしていた。小さい頃から農に触れることは大切と改めて思いました。
・在来種の伝承が大切。日本人として子ども達に残してあげたい。
・「アル・ケッチァーノ」さんのようなファームトゥテーブルのレストランが袖ケ浦市にもあると良いです。
・レストランの食事がおいしそうで食べたいと思った。

下目黒ソーシャルシネマvol.5『よみがえりのレシピ』上映会
「下目黒ソーシャルシネマ」の第5回は、『よみがえりのレシピ』を上映しました。

山形県に伝わる“在来作物”のそれぞれが丁寧に描かれ、かつ「アル・ケッチャーノ」のオーナーシェフがその野菜と人をつなぎ、まさに自分の目で見て体験してみたいという想いを心に灯すような落ち着いた映画でした。効率ばかりがもてはやされる現代の中に必要な手間と奥深さを再認識しました。

「下目黒ソーシャルシネマ」は、「花と緑」や「自然や環境」等に関連する映画を選び、地域の高齢者施設を借りて行う上映会です。参加者の輪を広げて「人とみどりがつながるコミュニティーづくり」につなげたいと思いますので、ご興味ありましたら、ぜひご参加ください。

映画上映にあわせてシェアシードを行いました
フクミミ 2024年09月23日
映画とシェアシードという秋らしい上映会でした。
食に関するお仕事をしておられる方も何人かいらっしゃり、自分も何か出来る側にいるのではと問い掛ける時間になりました、と感想を頂きました。
また、たくさんの方から映画に登場するお料理がとても美味しそうでお腹が減りました、山形に行ってみたい、という感想を頂きました。
島根は身近に農業の経験がある人と繋がりやすい地域だと思います。
何を選び口にするのが良いか自分自身で考え選択していきたいと思いました。

地に足のついた人たちと出会える作品
山小屋シネマ 2024年08月17日
種の保存、というテーマを聞くとどうしても身構えてしまいます。そういうことを語る人は、熱量が高すぎて引いてしまうか、頭でっかちな知識だけの辟易する人、というイメージが経験上定着してしまっていました。

この映画では、固定種を守る人、自らの技術で固定種の新たな魅力を引き出す人、と、理想を掲げるだけの空中戦ではなく、しっかりと地道な日々の活動を重ねている人たちの姿を拝見できて、ほっとすると同時に、自分こそ辟易されてしまう人間になっていないかと気持ちを新たにすることができました。

地道な活動は、周りに仲間がいなければどうしても孤独を感じたり、意味を必要以上に求めてしまったりするものです。そんなときに、ただ勇気をもらうためだけにでも見たくなる映画。そんな感想を抱きました。

「もったいないキッチン」とも通ずるところもあり、同じ食の分野の話でも全然毛色が違うと感じるものでもありました。

食について
今回はいつもより参加人数が少なかったのですが、はじめて来てくださった方が3人いらして、その方々は皆「アル・ケッチャーノ」に惹かれて来られた方々でした。恥ずかしながら当方そこまで認識しておらず、皆様に色々と教えて頂きました。参加された方々の食への興味や意識の高さや、山形県についても詳しかったりもして、ディスカッションも弾み、有意義な時間になったと思います。