事後交流でも、鑑賞者が自分自身の経験に重ねながら、愛とはなにか、結婚とはなにか、幸せとはなにか、について見つめ直し明日を生きていく力になる、観れてよかった、すべての人達に観てほしいね、という感想が交わされました。
ありがとうございました。
2015年6月、全州で同性婚が容認されたアメリカ。
そこに至るまでには、愛と涙の積み重ねがあった。
「自分の権利をもらうためのその時間
戦わなければ 勝利はない
人の意見を聞かなければ 行動は起こせない
その思いに感動した」 ー夏木マリ
「差別の残存する社会に生きることは、全ての人にとって苦痛である、ということを、
この映画で、確認することができたと思う。」 ー安冨歩
©2014 Day in Court, LLC
アメリカ最大の人口を誇るカリフォルニア州。一度は認められた同性婚が、「提案8号」の法案通過により、再び禁止されることに。これを人権侵害であるとして提訴した2組のカップルと、彼らを支えた弁護士たちを5年間にわたって追い続けた、感動のドキュメンタリー。
同性婚が合法とされていたアメリカ・カリフォルニア州で、2008年11月、結婚を男女間に限定する州憲法修正案「提案8号」が通過。同性婚が再び禁止されることになった。この「提案8号」を人権侵害であるとして州を提訴したのが二組の同性カップル。クリス&サンディとポール&ジェフ。アメリカ合衆国最高裁判所で婚姻の平等が初めて争われるこの訴訟のもと、かつてブッシュ対ゴアの大統領選で敵同士だった2人の弁護士、テッド・オルソンとデヴィッド・ボイスも手を取り合う。愛とは、家族とは、人権とは……。彼らのかつてない闘いを5年以上に渡って撮影し続けた感動のドキュメンタリー。
原題 | The Case Against 8 | 製作年 | 2013年 |
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製作国 | アメリカ | 制作 | |
配給 | ユナイテッドピープル | 時間 | 112分 |
監督 | ベン・コトナー、ライアン・ホワイト | 製作総指揮 | |
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プロデューサー | ベン・コトナー、ライアン・ホワイト | 原作 | |
脚本 | 音楽 | ブレイク・ニーリー | |
撮影 | 編集 | ケイト・アメンド A.C.E. | |
キャスト | セオドア・オルソン、デイビット・ボイズ、カマラ・ハリス |
16/02/07 23:33
16/05/17 17:10
17/03/27 15:42
17/03/27 15:49
17/03/27 15:55
カリフォルニア州に住む同性愛カップル2組が
勇気を持って訴訟を決断し
誹謗中傷に苦しみながらも
家族や信頼する仲間に励まされながら
4年もの長いあいだ裁判を闘い抜き
勝利を勝ち取った
愛のドキュメンタリーである。
これを読んでいるみなさんも
人を好きになったことがあるはず
好きな人と一緒にいたい
愛し合っていれば結婚したい
家族や友人に祝福されたい
誰しもがそう思う
しかし想像してみて欲しい
自分が好きになった人が同性だったというだけで
人を愛する権利を奪われる
公的にパートナーであることを認められない
こんな悲しいことはない
この訴訟を起こした2組のカップルは
この長期に渡る裁判を通じて
同じ想い、悩みを持つ人々の代表として戦い
みんなに勇気を与えた
あなたたちは闘ったから勝つことができた
負けることを怖れなかったから
僕が観に行った劇場は立ち見が出るほど満席で
映画のラスト、正式にパートナーとして認められ
結婚式で祝福されるシーンで
みんなが感動の涙を流した
愛のパワーは素晴らしく無限
心の底から好きであることが
不動と言われるものさえも動かす
偏見がなくなって愛が溢れる世の中になれば良い
LGBTの人が生きやすい社会は
全ての人にとっても生きやすい社会である
上映後のトークショーでの言葉が印象的だった