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ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人

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監督:アレクサンドリア・ボンバッハ
監督:タル・バルダ
監督:ダーヴィド・グロス、ゲオルク・ミッシュ
監督:ロクサレ・ガエム・マガミ

ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人

ジャンル 多様性 伝統文化 社会変革
時間 87分 製作年2008年  監督 佐々木芽生

全世界を感動で包んだ話題のドキュメンタリー

ごく普通の市民が、アメリカの国立美術館に2000点以上のアート作品を寄贈した!?
奇跡を起こした情熱の老夫婦、ハーブとドロシーに拍手喝采!!

郵便局員のハーブと、図書館司書のドロシー、
夫婦共通の楽しみは現代アートのコレクションだ。
選ぶ基準はつたつ。

(1)自分達のお給料で変える値段であること。
(2)1LDKのアパートに収まるサイズであること。

Screening Information

上映会 開催者募集

Copyright (c) 2008 Fine Line Media,Inc. All Rights Reserved.

About the film

アートコレクターといえば、誰もが大きなプール付きの家に住む、庶民とは関係のないお金持ちを想像するだろう。しかし、国立美術館にコレクションを寄贈したこの稀代のアートコレクターが、小さなアパートに暮らすごく普通の老夫婦だといったら驚くはず。

『ハーブ&ドロシー』は、実在する現代アートコレクター、ヴォーゲル夫妻を追った感動のドキュメンタリー作品。公務員のふたりがいかにして膨大なコレクションを築いたのか?― その秘密を明らかにしながら、次第に“ほんとうに豊かな人生”のあり方を浮き彫りにしていく。お金儲けのためではなく、ただひたすら二人三脚で好きなモノを集めてきたふたりの姿は、発見する喜びと夫婦愛に満ちている。アートの知識なんてなくても、彼らの人生に触れれば、ほんの少し世界が変わって見えるはずだ。

More info

やがてふたりの存在は全米で話題となり、一躍有名人に。だが、彼らはコレクションの数点を売りさえすれば大富豪になれたにもかかわらず、ただの一作品も売ることはなく、いまも新婚当時から住み続けているアパートでわずかな年金でコレクションを続けている。
この現代のおとぎ話に衝撃を受けた佐々木芽生監督はふたりの姿を追ううちに、これは現代アートについての映画ではなく、豊かな人生を考える映画になると確信。ニューヨークでは口コミで感動が感動を呼び、17週のロングランを記録、その後、世界の映画祭で賞賛され大きな注目を集めた。日本でも2010年秋から全国50館を越える劇場で、ロングランを記録した。

Data

原題 製作年 2008年
製作国 アメリカ 制作
配給 株式会社ファイン・ライン・メディア・ジャパン 配給協力:クレストインターナショナル、株式会社プラスディー 時間 87分

Cast & Staff

監督 佐々木芽生 製作総指揮 カール・カッツ、キャッシー・プライス
プロデューサー 佐々木芽生 原作
脚本 音楽 デヴィッド・マズリン
撮影 アクセル・ボーマン 編集 バーナディン・コーリッシュ
キャスト ハーバート&ドロシー・ボーゲル

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上映会主催者の声

上映会を主催された方の声を紹介します


第19回haishop ソーシャル映画祭×第126回銀座 ソーシャル映画祭
株式会社Innovation Design 2021年12月08日
銀座ソーシャル映画祭さんとの共同開催ということで、
様々な年齢層の方にご参加いただきました。

アートを集める・アートに触れるということを
どこかで難しそうと遠ざけてしまっていたところから
夫婦が楽しそうにアートを集めている姿を見て、
自分が感じることを大切にもっと気軽にアートに触れてみたいという声が多く上がりました。

また、作家を知っているからこその楽しみもあるのではないかということで、
普段の生活でも、食べ物や洋服などの作り手を知って、それを応援するという意味での消費やコレクションをしていくのも一種のアートの消費であるというような意見もあり、
幸せな人生の送り方について考える時間になりました。

多様な人たちが集まった会になりました
今回は、全て女性で、赤ちゃん連れのママ2人、60代、70代の方、ダンサーの方という多様な職業の方が集まった会でした。、ひものようなアートを理解するには生まれつきの審美眼という才能が必要なのかというようなアートに関する感想もあれば、ご自身の夫婦生活を振り返ってのハーブ&ドロシーの生き方の感想など、多様な意見が出ました。みなさん対話を楽しんでくださいました。

Rolling20'sシネマ ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人
小さなアパートにつつましく暮らすハーブ&ドロシー。二人の感性に響く絵を集めるのが二人のアーティストとしての使命になっていく。お互いに相手がいたからできたと話す二人に生き方を学びました。
絵の運び出しで運送業者の見積もりは「トラック1台半」でも実際にはトラック5台以上。どうやってしまい込んだのか、どうやって暮らしていたのか?その点数も5000点にせまり、美術館でさえ保管できるのは1000点までと言う。
寄贈するという二人の申し出に、美術館もいくらかの御礼を渡すが、その御礼でまたアートを買って返礼するという二人の姿勢にすがすがしさを感じた。