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気候戦士~クライメート・ウォーリアーズ~

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監督:ロバート・エプスタイン
監督:クリス・テンプル、ザック・イングラシー
監督:渡辺智史

気候戦士~クライメート・ウォーリアーズ~

ジャンル 環境 社会変革 問題解決
時間 86分 製作年2018年  監督 カール-A・フェヒナー

地球が危ない 人類が危ない
気候変動を止める 私たちは挑む

気候変動を止める気候活動家(気候戦士)たちの挑戦に密着したドキュメンタリー

この映画は「未来へのデジャブ」だ。
前作で描かれた自然エネルギー革命のように、
気候革命も草の根で克服される未来への希望
が描かれている。

- 飯田哲也(いいだてつなり)/環境エネルギー政策研究所 所長

Screening Information

上映会 開催者募集

About the film

気候変動は人類への脅威であり緊急な対策が求められている。しかしドナルド・トランプ大統領は、気候変動抑制に関する国際協定パリ協定から脱退を宣言し、石炭復活策を進めるなど時代と逆行した行動を重ねている。他方、アーノルド・シュワルツェネッガー元カリフォルニア州知事は、州知事時代に温暖化効果ガスは汚染物質だと認めさせるために米国政府機関を提訴。17歳の先住民でヒップホップ・アーティストのシューテスカット・マルティネスは、人類の生存を揺るがす喫緊の課題に立ち向かう若手の気候活動リーダーだ。彼も若者達と気候変動に消極的な米国政府を提訴している。太陽光、揚水、水素やバイオガス発電など再生可能エネルギー100%転換のための技術は揃っている。映画『第4の革命』の成功から7年。カール-A・フェヒナー監督が気候変動を阻止するために制作した渾身のドキュメンタリー。

More info

産業革命以後、温暖化効果ガスの増大で気温上昇が続き人類の未来は暗い。人々は移民を余儀なくされ、地球環境の汚染が続いている。気候変動は人類への脅威であり緊急な対策が求められている。しかし世界第2位の二酸化炭素排出国米国のドナルド・トランプ大統領は、気候変動抑制に関する国際協定パリ協定から脱退を宣言し、石炭復活策を進めるなど時代と逆行した行動を重ねている。他方、アーノルド・シュワルツェネッガー元カリフォルニア州知事は、州知事時代に温暖化効果ガスは汚染物質だと認めさせるために米国政府機関を提訴。脱炭素と草の根運動の重要性を訴えている。

17歳の先住民でヒップホップ・アーティストのシューテスカット・マルティネスは、人類の生存を揺るがす喫緊の課題に立ち向かう気候戦士で、若手の気候活動グローバルリーダーだ。彼もまた、若者達と気候変動に消極的な米国政府を提訴している。発明家エディ・クラウスは孫の世代のために藁を活用したバイオマス発電を実用化した。その他、太陽光、揚水、水素やバイオガス発電など再生可能エネルギー100%転換のための技術は揃っている。映画『第4の革命』の成功から7年。カール-A・フェヒナー監督はこう呼びかける。「立ち上がろう!そして100%再生可能エネルギー実現のために今こそ行動しよう!」と。

Data

原題 Climate Warriors 製作年 2018年
製作国 ドイツ 制作 フェヒナー・メディア
配給 ユナイテッドピープル 時間 86分

Cast & Staff

監督 カール-A・フェヒナー 製作総指揮
プロデューサー カール-A・フェヒナー 原作
脚本 音楽 ゲルハルト・ダウム、ラルフ・ヴィーンリッヒ、エカート・ガドウ
撮影 フィリップ・バベン・デア・エルデ 編集 バンハート・レディッヒ、デイヴィッド・グロシュカ
キャスト アーノルド・シュワルツェネッガー、カール-A・フェヒナー、ハンス・ヨーゼフ・フェル、ガナ・グラッドキーク、フランク・ギュンテル、クラウディア・ケンファート、エディ・クラウス、ライナー・マンゴールド、シューテスカット・マルティネス、カイラ・ペック、ジョイレット・ポートロック、シュテファン・ラムラー、マーティン・ランデルホフ、アミール・ロガニ、ニッキー・シルヴェストリ

Review(1)

20/05/08 14:19

ユナイテッドピープル さんのレビュー
感動 元気 役立ち 学び
この映画は「未来へのデジャブ」だ。

前作で描かれた自然エネルギー革命のように、
気候革命も草の根で克服される未来への希望
が描かれている。

- 飯田哲也(いいだてつなり)/環境エネルギー政策研究所 所長

***

変化は確実に始まっている。

従来の石油、石炭、天然ガスから自然エネルギーへの転換だ。世界各地で地道な努力を続ける気候戦士たちの行動の結果が、確実に身を結び始めている。「党派は関係ない、これは人類の問題だ!」政治家目線からのアーノルド・シュワルツェネッガーの言葉には力がある。また、福島の事故をきっかけに考えを新たにした人たちが全世界にいる。そして彼らは、日本がいつ本腰を入れて動き出すのか?心の底から待ち望んでいるに違いない。

- 正木 明(気象予報士・防災士)

***


この映画は、古い世界と新しい世界がぶつかりあう、ちょうどそのときに私たちは生きていることを痛感させる。

古い世界が去り、新しい時代が来ることは間違いないが、そのスピードが問われている。そして、そのスピードを加速するための答えも映画には描かれている。この時代に生きるひとりの人間として、何をすべきかーー希望とともに決意を新たにする思いだ。

- 枝廣淳子(幸せ経済社会研究所所長)

レビュー一覧
https://unitedpeople.jp/climate/rv

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上映会主催者の声

上映会を主催された方の声を紹介します
2021ウナギネマvol.22『気候戦士~クライメート・ウォーリアーズ~』
北京冬季オリンピックの最中にこの作品を鑑賞しました。
若い世代が自分の限界にチャレンジし、それを国籍に関係なく称え合う姿に心を熱くし、
同様に、この作品に描かれる思いを持った人々に未来への可能性を確信しました。

折しも、この平和の祭典の期間にも関わらず、ウクライナでは情勢が緊迫しています。
どちら側の指導者も、相手を非難することに終始し、本質的な解決に向けての動きはありません。
対立という構図からは、未来への道が見えてこないのではないでしょうか。

この作品も、ところどころに「勝利」というメッセージが表れます。
「戦士」と名付けられたタイトルも、それを象徴しているかのようです。
いったい私たちは何と戦わなくてはいけないでしょうか。

政府や大企業に対して戦いを挑み、未来への可能性を勝ち取るということ理解できます。
しかし、この「闘う」ということに大きな違和感を感じます。
私たちが向かうべきなのは、相手を打ち負かすことではなく、対話による未来の共有なのではないでしょうか。

おそらく今の若い世代は、これを無意識のうちに理解しているのだと思います。
だからこそ、オリンピックでも結果に関係なく、お互いのチャレンジを認め合えるのでしょう。
個人レベルではこれができるのに、国家や企業がそこに介入するとたちまち困難になります。

映画でも触れられているように、既得権益を持つものにとって変化は脅威です。
だから、あの手この手を使って、現状からの変化を防ごうとしています。
そして、その先の未来に何が待つのかは見えていないことにしています。

確かに、現状で経済を優先しなければ社会は成り立たないかもしれません。
しかし、そのことが未来への視点を排除することにつながってはなりません。

0か100かではなく、その中でバランスを取りながら、未来へのステップを歩むこと。
このことを私たちはしっかりと自覚する必要があります。
それを一人でも多くの人に伝えるためなら、私も「戦士」の一員となりたいと思います。

次回のウナギネマは、2022年3月5日(土)『デイヴィッドとギリアン 響きあうふたり』
天才ピアニストとうたわれたデイヴィッド・ヘルフゴット。
やがて精神を患い11 年の闘病⽣活。
奇跡の復活を果たした彼の⼈⽣は⽣きる喜びに満ちあふれている。
ふたつの個性が共振することで⼈⽣の豊かな⾳⾊が⽣まれる。
奇跡的な夫婦愛を描いたドキュメンタリー。

ぜひ次回のウナギネマもどうぞお楽しみに。
詳細・ご予約はこちらからどうぞ!
https://2021unaginema23.peatix.com/

能動的な気持ちになれた映画でした
今回はオンライン9回目の上映会でした。
オンライン上映解禁期間が6月末まで延長されますと参加者のみなさまにお伝しましたら、大変喜んでいただけました。
まずは、運営事務局のみなさまに感謝申し上げます。

映画についてですが、上映後、映画の印象やそれぞれが環境問題について抱いている疑問などを共有しました。ディスカッションの最後には、小さなアクションを起こそうという話となったので、24時間以内に自分ができることを考え、チャレンジ宣言をしました。

大きな世界を変えるためには、小さなアクションが重要であるだろうと感じさせていただける時間となりました。

【3-11 & 9-11反転週間】11/5(3日目)『気候戦士~クライメート・ウォーリアーズ~』zoomオンライン・Rolling20'sシネマ
3・11東日本大震災~9・11米国同時多発テロを反転した11/3~11/9の1週間を「人災と天災をひっくり返す戦士となる週間」とすると呼びかけて開催している7本の映画の上映会も前半最後は『気候戦士~クライメート・ウォーリアーズ~』まさに、COP26が開催されている中で「戦士・ウォーリアーズ」となろうと呼びかけての上映会だった。参加者は少なかったが、思いが伝わる上映会になったのは、カール=A・フェヒナー監督の発信力が良かったからだ。
グレタ・トゥンベリさん(18)若者の活動家が変革を起こしているのは日本にも流れが来ている。グレタさんはCOPについて「(各国の)リーダーたちが美しいスピーチをしたり、派手な目標を発表したりするPRイベントになった」と指摘。「彼らは私たちの叫びを無視することはできない」と語り掛けたという。
私がドキュメンタリー映画上映ネットワーク一関を立ち上げるきっかけとなった2007年に上映した映画から「心で反対と思っていても、沈黙は賛成と同じ」というメッセージを受け取り、動く・伝えることをやっていこうと思ったからだ。あらためて「ドキュメンタリーは人を動かす」これからも伝えていこうと思った。

誰もが地球に影響を与えている | 映画「気候戦士~クライメート・ウォーリアーズ~」上映と交流会を開催しました!
気候戦士〜クライメートウォーリアーズ。
6歳の小さな戦士から、孫の世代に良い環境を継承していくことを目指して活動する戦士まで、さまざまな方法で気候変動を引き起こす問題と戦う多くの人たちにスポットを当てる。
そんな戦士たちの戦う姿から「自分も小さな行動を起こす勇気」を得られるような作品でした。誰もが地球に影響を与えていて、何事も草の根の活動からはじまるということに気付かされました。

変革を起こす行動をとる際に心理的なブレーキがかかる理由問われたある登場人物が、「人は未知の未来より既知の過去を好む」と答えていたシーンがとても印象的で心に残りました。

観賞後の交流会では、映画の内容を振り返りながら、この作品がSDGs17の目標のどれに当てはまるのかを参加者さんとディスカッションしました。

昼の部と夜の部で選ばれた目標のアイコンに違いがあり、とても興味深かったです。下記のオンラインホワイトボードではリアルタイムで書き取った参加者さんの言葉を閲覧できます。

https://miro.com/app/board/o9J_lwgee-o=/

以降では参加者さんから寄せられた感想を中心にレポートしていきます。
↓↓

作品について
質問:作品の満足度はいかがでしたか?
★4.3(5点満点)

質問:作品への感想、印象に残っているシーンなどを教えてください

-シュワルツネッガーが、最初に自転車で登場するシーン

-(再生可能エネルギーのメリデメはあるものの)海外ではいろいろな企業が出てきて新しい技術が生まれているのだなあと思った。日本では数年前に日本のものづくりがいかにすごいのかというテレビ番組があったが、その力を活かしてイノベーションが生まれるといいなと思った。

-Biochar 知りませんでした。大きな将来性を感じました。

-ゼロカーボンになったとしても、大気中蓄積されているカーボンはどうするのか、という言葉が印象的でした。

-10代など若い世代の活動と、中年世代の次世代のための諦めない挑戦。

-炭素循環、シェールガスで代替する考え、大統領権限の大きさ、

-海外での活動や運動のシーンが多く、そもそもそういった場があることや熱意に、日本とのギャップを感じた。

-生活者に従来以上の負担なく団地にソーラーパネルを設置したドイツの話や、発電した電気を蓄電して置ける大規模施設「蓄電池プラント」の話、原発の放射性廃棄物を利用?して巨大なコンクリートを作りシリンダー化することで原発以上の電力を発電できる(?)話を拝見し、このような技術があるのであれば、行政が補助金等を出し、民間が損をしないような形で導入できるようにすれば国として大きく前進できるのではないかと感じた。

-支援するだけでは自立を妨げる、といった部分に共感した。

-気候変動に対する情報は意図的に操作されやすく、もっと重要な対策すべきことが隠されていると感じた。持続可能な地球環境ということで言えば、自然が生み出さなものを廃棄し続けている今の大量生産・大量消費・大量廃棄という資本主義経済社会を、変える必要が根本にあるはずなのだが、それに一切触れていないことに違和感を感じた映画だった。

-女性の環境専門家がヒーローに扮して誰にでも分かりやすい発信する取り組みが印象に残った。このほかにも前向きで魅力的な登場人物が多く、地球規模の環境問題という巨大な課題に対しても、臆せずにチャレンジするモチベーションを見た人に伝染させる力があるように感じた。

-世界中の若者たちが地球を守るために国や政府に立ち向かう姿が印象的でした。

質問:映画を観たあと「自分でできるアクション」が何か思い浮かびましたか?

-建物の断熱気密性能を高める制度作りに貢献したいと思います。

-次に車を買うときはEVにします。

-そこが難しいところです。悩みながら数十年。

-もっと知ること、そして発信すること。

-再エネの拡大運用と電力融通、PPAの活用支援、現場重機でのGTL利用、

-上記のような施策的なものは個人では難しく、家庭内での節電に努める、家電を買い替える際にはエコなものを選択する、移動時には自転車等のエコなものを選択する、これらのことを家族、知人と共有する程度のことしか思い浮かばなかった。

-コンビニでモノを買わない(ここ20年間は入店したことすらない)、プラスチックで包装された食品は買わない、プラ袋は受け取らない、白熱電球をLEDライトに替えた。

-商品を購入するときの判断材料として環境配慮の観点を加えるなど

-動物性の食品をできるだけ避ける

質問:映画を観たあと「まちや地域でできるアクション」が何か思い浮かびましたか?

-家の窓の内側に、断熱窓を付けると格段に省エネ性能が上がります。住宅メーカーやコム点にも責任の一端があると思いますが、現時点では、北海道以外、住宅の断熱基準があまりにもお粗末です。

-SDGsカードゲームの認定ファシリを取ったので、いろんなところでやっていきます。

-無力さを感じるばかりです。

-ゴミ拾い活動。ゴミを捨てさせないアイディア作りなど。

-省エネ、創エネ・・・・。歩く、自転車にのる健康的な生活、ガソリン車を使わないで。エネルギーの地産地消。

-最新の低炭素でエコな住宅及び施設を作る、住むこと。

-低炭素なまちづくり(インフラ、補助制度)

-様々なPR、魅力化をすることで住民への意識づけを行うこと。

-地産地消の小さな経済サイクルを作って持続的に運営できるようにする。子供たちと地球環境保護のワークを作って、みんなで将来を考える。

-お互いの意識を啓発するような交流活動など

-地域が一体となって持続可能エネルギーへの転換に取り組む。

K SCREENについて
質問:本日のK SCREENの全体的な満足度はいかがでしたか?
★4.3(5点満点)

質問:上記満足度の理由など

-もう少し参加者が多いと良かった。

-スムーズな進行ありがとうございます。

-映画も良かったし、その後の意見交換も面白かったです。

-批判からどう展開して、新しい見方や政策に落とし込むかまで、描いて行くプロセス

-普段、それほど環境について考える機会が無い(生活の中で実害として感じづらい)中で、問題やその問題解決のために活動する人々の姿を知ることができる良い機会であった。
また、映画後に参加者で雑談する場があることで、映画の内容を思い返し、共有し、より意識づけに高い効果を得るものだと実感できた。

-無料であったが参加者が少なかった。気候戦士のテーマじゃ集まらないのかな。もっと大勢集まるように、SDGsの中でも教育を選び、子供の教育についての映画を上映すれば、小さなお子さんを持つ若いお母さんたち・お父さんたちも集まるかもしれない。

-個人的にモチベーションを得られた。

-映画を通して社会でリアルタイムで起こっている問題を伝えるという取り組みは、様々な年代の方に伝えるという点でとても有効的であると思ったから。

gon00639@gmail.com 2021年09月12日
参加者からは、気候危機に対しての危機感を持った人たちがそれぞれの立場で傷つきながらもシステムのどこかを変えられるという希望を捨てずに活動している姿に共感する声が多かった。