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パレスチナのピアニスト

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パレスチナのピアニスト

ジャンル 教育 平和 人権
時間 61分 製作年2020年  監督 アヴィダ・リヴニー

父はパレスチナ人、母はロシア人、ピアノの先生はユダヤ系イスラエル人。
青年ミシャのピアニストになる夢は国境を越える!
音楽を愛し、夢を追うすべての人に贈る音楽ドキュメンタリー。

Screening Information

2025/01/18 ~ 2025/01/18
[ 兵庫県 ] 『パレスチナのピアニスト』上映会及びお話し会 & 『0円食堂』

上映会 開催者募集

About the film

●音楽を愛し、夢を追うすべての人に贈る音楽ドキュメンタリー。

パレスチナのラマッラに住む青年ミシャの父はパレスチナ人、母はロシア人、そしてピアノの先生はユダヤ系イスラエル人──。

紛争、人種、宗教、国境、そして新型コロナ。数々の壁に翻弄されながらも諦めずに彼はプロのピアニストを目指し奮闘する。

More info

●父はパレスチナ人、母はロシア人、ピアノの先生はユダヤ系イスラエル人。

将来はプロのピアニストとなることを夢見ているモハメド・“ミシャ”・アーシェイクは才能ある10代のピアニストで、ピアノを始めてわずか3年後の13歳で国際ピアノコンクールにて優勝を果たしている。それも一日3、4時間という限られた練習時間で。練習時間が少ないのは、彼が住んでいる場所が特殊な場所だからだ。ミシャの父はパレスチナ人、母はロシア人で、イスラエルと紛争を抱えているパレスチナ自治区のラマッラに住んでいる。ピアノの先生は、ロシア出身のユダヤ系イスラエル人で、ピアノのレッスンを受けるため、通常車で1時間のところ、イスラエルが設けた検問所を通過しなければならないため3時間かけてエルサレムに通っている。映画はミシャの13歳から17歳の4年間を追う。

エルサレムに通えない時もある。イスラエル・パレスチナ間の情勢が不安定になると、検問所が閉じられしまうのだ。そんな時はオンラインレッスンとなる。決して恵まれた環境でない場所に暮らしながら、ミシャはパレスチナ、イスラエル、そしてロシアを行き来しながら次第に才能を開花していき、国際的にプロのピアニストとして活躍する夢を固めていく。しかし、研鑽を積むため、ヨーロッパ留学が決まった矢先に新型コロナウイルスの世界的流行により、新たな国境の壁が彼の行く手を阻んでしまう。将来は医師になれという父からのプレッシャー、自由に行き来できない国境、そして突然やって来たコロナ禍という障害が加わるも、ミシャはピアニストになって幸せな人生を生きる夢を叶えるために挑戦を重ねていく。

Data

原題 The Pianist from Ramallah 製作年 2020年
製作国 イスラエル 制作
配給 ユナイテッドピープル 時間 61分

Cast & Staff

監督 アヴィダ・リヴニー 製作総指揮
プロデューサー エイタン・エヴァン、ウディ・ザンバーグ 原作
脚本 音楽
撮影 ネイエフ・ハムド 編集 ニリ・フェラー
キャスト

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上映会主催者の声

上映会を主催された方の声を紹介します
パレスチナの、イスラエルの、ピアニスト
二階シネマ 2024年09月22日
パレスチナに関心のある方、リピーターの方合計で9名がいらっしゃいました。
期待した「パレスチナの現状を知る」という機会にはならなかったかなと。イスラエル制作の映画だからでしょうか?終了後のトークは主に親と子の関わりや、教職の方もいたので教育の話になりました。
参加者の声
・お母さんが長男にかまいすぎではないか
・成長してもスキンシップのある愛情表現がほほえましい
・(ガザサーフクラブの観た人)ガザとは違う綺麗な街だった
・ピアノの演奏を堪能できた

パレスチナに生きるということ
旅するシネマ&カフェ 2024年03月22日
ピアノ調律師の方が体調不良をおしてご参加くださいました。思うところが画面のあちこちで感じられたそうで、ぜひピアニストや先生方に見てほしい!と話しておられました。
検問所の様子、パスポートがないこと、イスラエル側の承認をうけた立ち位置でないと海外公演もレッスンにも行けないなどなど。
10歳からでもここまで伸びるものか!
芸術は主人公にとっては生きることそのものだということを感じる中で、これまで「地球のステージ」を通して知りえた苦難を生きるガザの人々のことが思い起こされます。
「ガザを。パレスチナを忘れない」そのためにも本作他、
パレスチナを描く作品たちの力を借りたいと思います。

政治的な部分もあり難しく捉えがちですが、1人の青年の成長期として楽しめました。
今現在の彼の状態にも興味がおありでした。
中にはピアノ経験者も何名かおり、また彼が音楽に打ち込む姿をみて、自分や身近な人に思いを馳せることもあったようです。
ただ全体的な印象としては、パレスチナの政治的な問題にはあまり興味がないようで、それは少し意外でした。
これをきっかけに帰ったら調べてみますと言った方々もいらっしゃいましたので、よいきっかけになったかと思います。