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都市を耕す エディブルシティ

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都市を耕す エディブルシティ

ジャンル 環境 教育 平和 政治経済 人権 生活医療 社会変革
時間 56分 製作年2014年  監督 アンドリュー・ハッセ

畑で街を占拠しよう!

舞台はサンフランシスコ、バークレー、オークランドの3都市。

経済格差の広がる社会状況を背景に、新鮮で安全な食を入手するのが困難な都市で、市民自らが健康で栄養価の高い食べ物を手に入れるシステムを取り戻そうとさまざまな活動が生まれて行く。

Screening Information

上映会 開催者募集

About the film

舞台はサンフランシスコ、バークレー、オークランドの3都市。

「空き地で、食べ物を作れるんじゃない?」

経済格差の広がる社会状況を背景に、新鮮で安全な食を入手するのが困難な都市を舞台に一部の市民が始めたアスファルトやコンクリートをガーデンに変えて行く活動。それが共感を呼び、世界に大きなうねりを生んでいます。

「食が重要視されないなら 市民がその重要性を訴えるだけ」

「(社会の中で)問題は山積みだけど 食なら人々の力で変えられる」

そんな思いから、健康で栄養価の高い食べ物を手に入れるシステムを取り戻そうとさまざまな活動が生まれて行く。そして、一人一人の活動がコミュニティを動かす力となり、社会に変化をもたらす。卓越した草の根運動のプロセスを実感できるドキュメンタリー。

More info

映画の舞台はサンフランシスコ、バークレー、オークランドの3都市。経済格差の広がる社会状況を背景に、新鮮で安全な食を入手するのが困難な都市で、市民自らが健康で栄養価の高い食べ物を手に入れるシステムを取り戻そうとさまざまな活動が生まれて行く。

そして、一人一人の活動がコミュニティを動かす力となり、社会に変化をもたらす。卓越した草の根運動のプロセスを実感できるドキュメンタリーフィルム。日本人にはまだ馴染みの薄い「食の砂漠」「食の正義」「食料主権」といった概念だが、日本でも子どもの貧困、孤食など少しずつ社会問題として滲み出ている。アメリカで広がりを見せている都市農園、コミュニティーガーデン、エディブル・エデュケーション(栽培から食卓まで全体をいのちの教育として位置づける食育)は、都会生活に食と農のつながりを取り戻す可能性を感じさせてくれる。

Data

原題 Edible City 製作年 2014年
製作国 アメリカ 制作 イーストベイピクチャーズ
配給 エディブルメディア 時間 56分

Cast & Staff

監督 アンドリュー・ハッセ 製作総指揮
プロデューサー 原作
脚本 音楽
撮影 編集
キャスト

Review(1)

22/12/21 14:35

グリーンリンク さんのレビュー
元気 役立ち
畑の大好きな人がたくさん集まりました!
本作品は市民が耕作できる農園のない東京都北区民にとってはとても刺激的な作品です。畑が大好きで地元で農にかかわりたい人々がたくさん集まり、私たちのこれからの活動に希望をいただきました。

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上映会主催者の声

上映会を主催された方の声を紹介します
『都市を耕すエディブルシティ』上映会 感想
コープ自然派京都 2022年09月08日
初めての上映会を開催しました。
事前に上映テストをしていたので大きなトラブルもなく上映できたと思います。
ただ折角届けていただいたスピーカーの接続がわからず使用できませんでした。
第二部のプロジェクターとパソコンの接続のトラブルなのか急遽パソコンからのスピーカーで音声をきいていただきました。
映画の感想としては戦争時毒物を作る企業が農薬を作る企業に変わっていったこと
なんて、必要のないものを作っていたのだろう、市民が立ち上がり正しい方向に戻そうとする
いつの時代も一緒なのだと思いました。
交流会では午前午後それぞれ参加者のお二人から「たまたま、仕事がお休みで~参加できました。」と仰っていたのでチーム活動をおすすめしましたが、理事会の企画も開催日時の検討も必要かと思います。
併せてこどもや大学生にもこのような映画を見せたいオーガニックについて命をいただくことの大切さ伝えたいなどのご意見をいただきました。


2022ウナギネマvol.7『都市を耕す エディブルシティ』
都市こそ農業。
一見すると矛盾しているこの取り組みが、いかに効果的であることか。
この映画はそれを見事に教えてくれています。

自分の食べ物に無関心である人はいないはず。
健康で安全な食生活を送りたければ、自分たちで作ればいい。

空き地を次々と畑に変えると、いつの間にか人が集まってきます。
農をきっかけとした新しいコミュニティの誕生です。

元気な子どもが育つ健康な家族を作れば、
健康なコミュニティができる。
ほら! 健全な国家のできあがり!!

大量生産&大量消費のため、広大な面積で単一栽培を行う現代の農業。
そのためには多くの農薬も必要です。
機械化された農場で作られる作物を食べることは、化石燃料を食べることに等しいのです。

持続可能な社会の実現のためにも、地産地消は非常に有効です。
スーパーに並んでいる遠くの生産地のものではなく、個人商店に並ぶ地元の作物が手に入るシステムをつくっていきたいものです。

次回のウナギネマは7/16(土)&7/17(日)です。
作品は『サティシュの学校 みんな、特別なアーティスト』。
現代を代表するエコロジー思想家、非暴力平和運動家であるサティシュ・クマールの語る珠玉の言葉をぜひお楽しみください。
予約は不要です。

2022ウナギネマvol.8『サティシュの学校 みんな、特別なアーティスト』(86分)
7月16日(土)①14:00〜、②17:00〜
7月17日(日)①14:00〜、②17:00〜
会場:交流拠点あかりかたり(福岡県柳川市旭町55-1 古澤邸)
料金:1000円、柳川市民割引500円、中高生は無料。

詳細はこちらから。
https://fb.me/e/4CEvt4US8

#映画 #オンライン #SDGs #ソーシャルシネマ #cinemo #unitedpeople #ウナギネマ

想像と考えが膨らむ映画だった
NPO法人ワップフィルム 2022年06月26日
今回この映画を上映させて頂いて、課題に対する完璧な答えが無いからこそ、想像と考えが膨らみ、
同じ課題で活動している私としてはとても良いヒントになる映画でした。

食が大切だとわかりつつも、時間を割いて考える機会がなかなか無い現代。アメリカらしい分かりやすさと情報量がとても良かったです。

そして、日本が問題として取り上げられるだいぶ前の映画ですが今の日本にとっては時代感もちょうど良いなと思いました。

『山のうえの映画館』
貧困による地域格差をどうやって埋めていくのか、
いわゆる資本主義(?)社会のシステムからこぼれ落ちてしまった人たちをどんな風に自立させ、あたたかな地域をしっかり育んでいくのかという過程を丁寧にそれぞれの立場から映し出していたように感じます。

参加者の方の反応の中には、貧困や麻薬問題がこんなに身近にある社会が先進国アメリカで現実にあるということを改めて知り、
少なからずショックを受けていた方たちもいらっしゃいました。

人口差や文化的、環境的に差があるとはいえ、
地元地域住民が主体になって少しずつ優しい未来へ舵を切っていく大切さを伝えてくれる作品でした。