地球が危ない 人類が危ない
気候変動を止める 私たちは挑む
気候変動を止める気候活動家(気候戦士)たちの挑戦に密着したドキュメンタリー
この映画は「未来へのデジャブ」だ。
前作で描かれた自然エネルギー革命のように、
気候革命も草の根で克服される未来への希望
が描かれている。
- 飯田哲也(いいだてつなり)/環境エネルギー政策研究所 所長
News
- 2021/04/02
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- 2021/03/02
- 映画『気候戦士~クライメート・ウォーリアーズ~』教育機関用DVD発売決定!(2021年4月1日)予約受付中
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- 映画『気候戦士 ~クライメート・ウォーリアーズ~』11.29(金)劇場公開!上映申し込み受け付け開始。
About the film
気候変動は人類への脅威であり緊急な対策が求められている。しかしドナルド・トランプ大統領は、気候変動抑制に関する国際協定パリ協定から脱退を宣言し、石炭復活策を進めるなど時代と逆行した行動を重ねている。他方、アーノルド・シュワルツェネッガー元カリフォルニア州知事は、州知事時代に温暖化効果ガスは汚染物質だと認めさせるために米国政府機関を提訴。17歳の先住民でヒップホップ・アーティストのシューテスカット・マルティネスは、人類の生存を揺るがす喫緊の課題に立ち向かう若手の気候活動リーダーだ。彼も若者達と気候変動に消極的な米国政府を提訴している。太陽光、揚水、水素やバイオガス発電など再生可能エネルギー100%転換のための技術は揃っている。映画『第4の革命』の成功から7年。カール-A・フェヒナー監督が気候変動を阻止するために制作した渾身のドキュメンタリー。
More info
産業革命以後、温暖化効果ガスの増大で気温上昇が続き人類の未来は暗い。人々は移民を余儀なくされ、地球環境の汚染が続いている。気候変動は人類への脅威であり緊急な対策が求められている。しかし世界第2位の二酸化炭素排出国米国のドナルド・トランプ大統領は、気候変動抑制に関する国際協定パリ協定から脱退を宣言し、石炭復活策を進めるなど時代と逆行した行動を重ねている。他方、アーノルド・シュワルツェネッガー元カリフォルニア州知事は、州知事時代に温暖化効果ガスは汚染物質だと認めさせるために米国政府機関を提訴。脱炭素と草の根運動の重要性を訴えている。
17歳の先住民でヒップホップ・アーティストのシューテスカット・マルティネスは、人類の生存を揺るがす喫緊の課題に立ち向かう気候戦士で、若手の気候活動グローバルリーダーだ。彼もまた、若者達と気候変動に消極的な米国政府を提訴している。発明家エディ・クラウスは孫の世代のために藁を活用したバイオマス発電を実用化した。その他、太陽光、揚水、水素やバイオガス発電など再生可能エネルギー100%転換のための技術は揃っている。映画『第4の革命』の成功から7年。カール-A・フェヒナー監督はこう呼びかける。「立ち上がろう!そして100%再生可能エネルギー実現のために今こそ行動しよう!」と。
Data
原題 | Climate Warriors | 製作年 | 2018年 |
---|---|---|---|
製作国 | ドイツ | 制作 | フェヒナー・メディア |
配給 | ユナイテッドピープル | 時間 | 86分 |
Cast & Staff
監督 | カール-A・フェヒナー | 製作総指揮 | |
---|---|---|---|
プロデューサー | カール-A・フェヒナー | 原作 | |
脚本 | 音楽 | ゲルハルト・ダウム、ラルフ・ヴィーンリッヒ、エカート・ガドウ | |
撮影 | フィリップ・バベン・デア・エルデ | 編集 | バンハート・レディッヒ、デイヴィッド・グロシュカ |
キャスト | アーノルド・シュワルツェネッガー、カール-A・フェヒナー、ハンス・ヨーゼフ・フェル、ガナ・グラッドキーク、フランク・ギュンテル、クラウディア・ケンファート、エディ・クラウス、ライナー・マンゴールド、シューテスカット・マルティネス、カイラ・ペック、ジョイレット・ポートロック、シュテファン・ラムラー、マーティン・ランデルホフ、アミール・ロガニ、ニッキー・シルヴェストリ |
Review(1)
20/05/08 14:19
上映会主催者の声
「私は今日この映画を見るまでは気候変動についてなにも知りませんでした。今日来たのもただの好奇心でした。でも、来てよかったです。自分の無知さを恥じました。これから一生懸命勉強したいと思います。」
こんな感想が交わされる、そんな上映会でした。
それぞれがこの気候危機という事実を当事者意識をもって受け止め、いかに改善していけるのか。
それぞれの役割はなにか。
わたしにできることは。
そんな視座が高まっていく。
素敵な映画の配給をありがとうございました
Rolling20'sシネマ・第1回は、一関市内3ヶ所を上映機材を抱えて午前・午後・夕方と走り回りました。主にFacebookでの呼びかけとチラシで短い準備期間で多くの方には見ていただけなかったのでまたやりたいです
日本ではあまり深刻さが知られてない気候変動ですが、世界には気候変動から地球を守るために活動している10-20才前後の若者がたくさんいます。気候変動の主な原因はこの200年、特に近年排出量が激増しているCO2で、CO2排出源は発電、工場などの産業、飛行機や自動車などの運輸で大部分を占めます。映画に登場する6歳の男の子のスピーチで、気候変動を阻止するために弟とふたりで工場を閉めに行こうと計画したけれど、工場が過剰に物を作る原因は自分にあるのだと気が付いたというのがあり、目がさめる気持ちでした。私たちひとりひとり、とくに大人が、自分に責任があるということに気が付いて、関心をもって行動を変えていくことが求められると思います。来てくれた方たちも、気候変動の事実に驚いていました。
前作で描かれた自然エネルギー革命のように、
気候革命も草の根で克服される未来への希望
が描かれている。
- 飯田哲也(いいだてつなり)/環境エネルギー政策研究所 所長
***
変化は確実に始まっている。
従来の石油、石炭、天然ガスから自然エネルギーへの転換だ。世界各地で地道な努力を続ける気候戦士たちの行動の結果が、確実に身を結び始めている。「党派は関係ない、これは人類の問題だ!」政治家目線からのアーノルド・シュワルツェネッガーの言葉には力がある。また、福島の事故をきっかけに考えを新たにした人たちが全世界にいる。そして彼らは、日本がいつ本腰を入れて動き出すのか?心の底から待ち望んでいるに違いない。
- 正木 明(気象予報士・防災士)
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この映画は、古い世界と新しい世界がぶつかりあう、ちょうどそのときに私たちは生きていることを痛感させる。
古い世界が去り、新しい時代が来ることは間違いないが、そのスピードが問われている。そして、そのスピードを加速するための答えも映画には描かれている。この時代に生きるひとりの人間として、何をすべきかーー希望とともに決意を新たにする思いだ。
- 枝廣淳子(幸せ経済社会研究所所長)
レビュー一覧
https://unitedpeople.jp/climate/rv