映画『シャイン』のモデルの愉快なリアルライフが今、明らかに!
人生は美しい!輝かしい!デイヴィッドは笑顔で出会った全ての人を祝福する天性のピアニストだ。
長い闘病生活の後、奇跡の復活を果たした彼の⼈⽣は⽣きる喜びに満ちあふれている。
Screening Information
- 2025/04/05 ~ 2025/04/05
- [ 東京都 ] 第216回銀座ソーシャル映画祭 x デモクラシーフェスティバル・ジャパンx 第25回プロギング
- 2025/04/06 ~ 2025/04/06
- [ 富山県 ] 第5回ヨカワシネマ
News
- 2019/05/13
- 映画『デイヴィッドとギリアン 響きあうふたり』5月13日DVD発売開始!
- 2018/09/02
- 映画『デイヴィッドとギリアン 響きあうふたり』神奈川県シネコヤで上映決定!
- 2018/06/18
- 『デイヴィッドとギリアン 響きあうふたり』CINEMA AMIGOでの7月上映決定!
- 2018/03/02
- 本人&監督メッセージが届きました!『デイヴィッドとギリアン 響きあうふたり』いよいよ明日3/3(土)公開!
- 2018/03/01
- 映画半券で1ドリンクサービス特典など期間限定でキャンペーン実施!

©UteFreund
About the film
【1997年アカデミー賞受賞作『シャイン』主人公モデルのドキュメンタリー】
天才ピアニストとうたわれたデイヴィッド・ヘルフゴット。
やがて精神を患い11 年の闘病⽣活。
奇跡の復活を果たした彼の⼈⽣は⽣きる喜びに満ちあふれている。
ふたつの個性が共振することで⼈⽣の豊かな⾳⾊が⽣まれる。
奇跡的な夫婦愛を描いたドキュメンタリー。
More info
伝説的なピアニストでアカデミー賞受賞作『シャイン』のモデルとなったデイヴィッド・ヘルフゴットは、小さい頃から厳格な父からピアニストになるべく英才教育を受け、神童と言われる天才的ピアニストだった。10代で数々のコンクールで入賞し、神童と讃えられる存在となっていた。世界屈指の音楽大学、英国王立音楽大学に特待生として進学し、音楽の殿堂ロイヤル・アルバート・ホールではチケットを完売させる。そのコンサートでは、ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第3番」を演奏し、大成功を収める。しかし、直後に精神病に陥り、11年もの歳月をピアノに触れることなく陰鬱な人生を神経科病院で過す。その後、不安定な精神を抱えながらも、ワインバーのピアニストとして働き、社会復帰への道を歩み始めていた。
そんな彼に突然人生の大きな転機が訪れた。その後、妻となるギリアンとの出会いだった。出会った翌日にプロポーズされたギリアンは、唐突な出来事に戸惑いながらも、情熱的で人懐こいデイヴィッドにだんだんと惹かれていき、深く愛するようになる。
少年のようにはしゃぎ、ユーモアに溢れ、誰とでも握手しキスをしてしまいながらも時折人生哲学を語る風変わりで愛らしいデイヴィッドを愛さずにはいられなかったのだ。愛妻ギリアンの助けを得て、デイヴィッドはコンサートへのカムバックを成功させていく。ドイツ、シュトゥットガルト交響楽団のヨーロッパ・コンサートツアーで彼は、感情溢れる情熱的な演奏を披露し、観客を感動の渦に包み込んだ。映画『デイヴィッドとギリアン 響きあうふたり』は、そんな天性のピアニスト、デイヴィッドと彼を深く理解し、愛して寄り添う妻ギリアンとの間の深い愛についての映画である。
Data
原題 | HELLO I AM DAVID! | 製作年 | 2015年 |
---|---|---|---|
製作国 | ドイツ | 制作 | BASIS BERLIN Filmproduktion、BELEZA FILM、FLIEGENDE FISCHE、CREATIVE POOL |
配給 | ユナイテッドピープル | 時間 | 100分 |
Cast & Staff
監督 | コジマ・ランゲ | 製作総指揮 | |
---|---|---|---|
プロデューサー | エヴァ・ケメ、トビアス・N・シーバー、アンスガー・フレリックス、フロリアン・ベック、ジェシカ・ランド、ファルク・ナーゲル、コジマ・ラ� | 原作 | |
脚本 | コジマ・ランゲ | 音楽 | |
撮影 | ユトゥ・フロイント | 編集 | インゲ・シュナイダー |
キャスト | デイヴィッド・ヘルフゴット ギリアン・ヘルフゴット |
Review(37)
18/02/24 22:27
ご夫婦は1日の終わりにお互いに感謝し合うのを欠かさないそうです。私は1日の終わりに不平不満を家族に漏らしてしまうことがあります。幸福になる行為と真逆ですね、この映画を観て心から反省しました。
素晴らしい映画です!
フツーの人でも感謝と勇気を持てば、フツーの人生にも最大の幸せを見出せるのかも?と思いました。。
HELLO I AM DAVID
「すべてが運命」だと話すデイビッド。良いことも、悪いこともすべて含めて人生であり、ひとつでも欠けたら今ある日常はなくなってしまうそうだ。そんな何気ない彼の一言が深く心に突き刺さった。
「運命、すべてに感謝を」と妻のギリアンが言う。それが幸せに生きる秘訣なのだそうだ。
誰に対しても屈託のない笑みを浮かべ、無邪気に走り回るデイビッドは、愛するギリアンと共に過ごすことで、過去の辛い記憶から解き放たれ、意図せず失ったかつての時間を取り戻そうとしているようにも見えた。
生きていれば色んなことがある。勿論良い人ばかりと出逢うわけではない。嫌なことがあった時、そのことばかりに心囚われるのではなく、ギリアンのように『すべてに感謝』し、デイビッドのように『物事の良い面を見つめ』ることが出来たなら。その先にはきっと、より良い未来が待っているに違いない。
本作品鑑賞後、自然と心がぬくもり、すごく優しい気持ちになった。
一度で良いから、デイヴィッド・ヘルフゴット氏の演奏を生で聴いてみたい。
そんな想いに駆られる一時間半。
最高でした。
18/02/25 17:26
彼は、あの「シャイン」の主人公のモデルになった方で、天才と言われながらも精神を病んでしまい、病院に収容されていたのですが、ギリアンと出会い、また音楽を始めるんです。精神科医は精神病では無いとの診断を下したようですが、彼は、多動性障害とかアスペルガー症候群を併発しているのかなと思いました。素人考えですが。一つの事を続けていられず、話をしていたと思ったら突然踊りだしたり、インタビュー中にピアノが弾きたくなってしまったり、そんな彼を見ていると、やっぱり問題を抱えているのだと思われますが、でも、ピアノを弾き始めると、もう、本当に楽しそうで、ピアノに関しては、完璧な音楽家になるんです。
驚くほどに音楽を見極めて、感情を表現していくところが、やっぱり、これこそ天才なんだなと思いました。本当に生演奏が一度でいいから聞いてみたいと思うような方でした。彼の演奏が聞けたら、本当に幸せになれそうな気持がするなぁ。
本当は、大画面で、素晴らしい音響システムで観たら、これ、素晴らしい音だと思うのですが、小さな画面で普通のPCでは、ちょっと残念でした。でも、それでも素晴らしいピアノで、音が飛び跳ねるように気持ち良くて、幸せになれるほどだったので、これ、大画面で観たら、幸せだろうなぁ。とりあえず、彼のCDを購入しようかと思っています。本当に素晴らしいんです。何度も同じ事を書いているけど、これ以外に伝える方法が無いんですもん。
私は、ラフマニノフが素敵だなぁと感じましたが、どんな曲を弾いても、彼のオリジナルのように聞こえて、その魅力に惹き込まれると思います。この映画、あまり宣伝されていないのかなぁ。だって、チラシも置いて無いし、映画サイトにも載っていなかったりするので、本当に勿体ないっす。だって、あの「シャイン」のモデルになった人ですよ。どう考えても、観るべきでしょ。
映画好きにも薦めたいけど、音楽が好きな方にも、ぜひ観て欲しいなと思いました。だってね、彼の演奏って、本当に楽しそうなんです。クラシックでも何でも、音楽って楽しくやって欲しいのに、苦しそうに演奏している人とか、商売として演奏している人って多いでしょ。でも、どこかで楽しいと思って演奏をしないと、先が続かないと思うんです。デイヴィットは、ピアノを弾いている時、本当に嬉しそうなの。彼のピアノは、自分も幸せにして、聞く人も幸せにしているのだと思いました。
私は、この映画、超!超!お薦めしたいと思います。この映画は、本当に観て欲しい。ドキュメンタリーだから、あまり観ないという人も多いと思うけど、こんなに楽しそうに音楽をやる人、見た事無い。お爺ちゃんなんだけど、音楽の天使だと思うんです。音楽ってイイなぁ、映画ってイイなぁって思えるようなドキュメンタリーで、私、こういうの大好きです。ぜひ、観に行ってみて下さい。
上映会主催者の声
ディヴィッドが、もし、日本に生まれていたら、ピアニストとして復活できたのだろうか?そんなことを考えながら見ていました。
錢屋カフヱーには、JBL4345という80年代のスピーカーがあり、店内音楽もシネマの音も、それを使用しています。
デイヴィッドが奏でるピアノ演奏。そしてオーケストラの迫力が際立った会となり、お客様にも大変満足していただけました。
「引き込まれる内容だった。音の立体感も楽しむことができた」
「素敵な空間で素敵な映画を観れて、心地よい時間でした。スピーカーの隣の席で、音がとてもきれいでよかったです」
「音響が良く、本当にクラシックを会場で聴いているみたいで、優雅な時間でした!」
お客様からも嬉しい感想をいただきました。
デイヴィッドを支えてくれる奥さまや、仲間がいるのは、まさに陽気な人柄とピアノに対する情熱を持っているからだと思いました。
くすっと笑えるシーンが度々あって、私としてはそこもお気に入りポイントです。ぜひまた上映したいです。
子供のような振る舞いに静かな愛の眼差しを向けるギリアン。
太陽と月のような二人の愛があるからこそ、天衣無縫な演奏が人々の心を照らしていくのを感じて、胸が熱くなりました。
― 川井郁子 (ヴァイオリニスト)
* * *
この映画に「音楽そのもの」の人を見た。そして震えた。
歌うように、踊るように、時に泳ぐようにピアノを弾く、精神疾患と診断された天才ピアニスト、デイヴィッド。
彼の、常識にまったく縛られない、圧倒的に自由で独創的なプレイ。
音楽は、音を楽しむこと、音を愛する行為なんだという真理を改めて気付かせてくれた。
音楽とは人を解放する存在であり、神聖な儀式であるということも、彼は教えてくれた。
最後に。
彼のことを救い出し、支え、世に送り出してくれた妻のギリアンには心から感謝の意を伝えたい。
― 四角 大輔(森の生活者・執筆家)
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演奏によって聞き手に安堵感を与える人もいれば、本人が演奏することで自分の平静を保つ場合もあります。ヘルフゴットは「セルフ・ヒーリング・ミュージック」と言えるのでしょうか。
ピーター・バラカン(ブロードキャスター)