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手に魂を込め、歩いてみれば

上映会開催可能期限:2033-05-18

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監督:ルイ・シホヨス、ペギー・キャラハン(共同監督)
監督:ブランドン・クレーマー
監督:ティエリー・ミシェル

手に魂を込め、歩いてみれば

ジャンル 平和 人権 生活医療 問題解決
時間 113分 製作年2025年  監督 セピデ・ファルシ

カンヌ国際映画祭2025 ACID部門正式出品 映画批評家ランキング第1位

「ファトマは今夜、私たちと共にいるべきでした。
芸術は残り続けます。」
- カンヌ国際映画祭2025 審査員長 ジュリエット・ビノシュ 開会式でのスピーチ

セピデ・ファルシ監督声明:https://unitedpeople.jp/put/#directors

文部科学省選定作品

Screening Information

2026/06/06 ~ 2026/06/06
[ 茨城県 ] 第2回パレスチナフェスin明秀日立
2026/06/13 ~ 2026/06/13
[ 愛知県 ] 自主上映会『手に魂を込め、歩いてみれば』@西念寺
2026/06/20 ~ 2026/06/20
[ 愛媛県 ] 映画「手に魂を込め、歩いてみれば」上映会―「世界難民の日」に―
2026/07/05 ~ 2026/07/05
[ 千葉県 ] ユニセフ・映画上映会「手に魂を込め、歩いてみれば」
2026/07/11 ~ 2026/07/11
[ 鳥取県 ] 映画「手に魂を込め、歩いてみれば」上映会

上映会 開催者募集

©Sepideh Farsi Reves d'Eau Productions

About the film

廃墟のガザで撮影を続けるフォトジャーナリストと
彼女を見守るイラン人監督
1年にわたるビデオ通話で紡がれた 比類なきドキュメンタリー

More info

イスラエルによるガザ攻撃が続いていた2024年、イラン出身の映画監督セピデ・ファルシは、緊急に現地の人々の声を届ける必要性を感じていた。しかし、ガザは封鎖されており行くことは出来ない。そこで、知り合ったガザ北部に暮らす24歳のパレスチナ人フォトジャーナリスト、ファトマ・ハッスーナとのビデオ通話を中心とした映画の制作を決意する。以後、イランからフランスに亡命したため祖国に戻れない監督と、監督の娘と同じ年齢で、ガザから出られないファトマとのビデオ通話が毎日のように続けられた。そして、ファトマは監督にとってガザを知る目となり、監督はファトマが外の世界とつながる架け橋となり、絆を築いていく。

ファトマは空爆、饑餓や不安にさらされながらも力強く生きる市民の姿や、街の僅かな輝きを写真に収め、スマホ越しにガザの様子を伝え続けた。監督が「彼女は太陽のような存在」と形容するように、彼女はいつも明るかったが、度重なる爆撃で家族や友人が殺されていくにつれ、表情を暗くしていく。そして悲劇はファトマをも襲う。2人が交流を始めて約1年後の2025年4月15日、本作のカンヌ映画祭上映決定の知らせを、ファトマは喜んだが、その翌日、イスラエル軍の空爆でファトマを含む家族7人が殺されてしまったのだ。25歳になったばかりのファトマの死は、本人が「もし死ぬのなら、響き渡る死を望む」と書いたように、世界中に波紋を広げることになる。

文部科学省選定作品 社会教育(教材)
高等学校生徒・青年・成人向き 国際性(国際理解・平和)
2025年10月22日認定

Data

原題 Put Your Soul on Your Hand and Walk 製作年 2025年
製作国 フランス・パレスチナ・イラン 制作 Reves d‘Eau Productions、24images Production
配給 ユナイテッドピープル 時間 113分

Cast & Staff

監督 セピデ・ファルシ 製作総指揮
プロデューサー ジャヴァド・ジャヴァエリー 原作
脚本 音楽 シナ・ペイガミー
撮影 編集 セピデ・ファルシ
キャスト セピデ・ファルシ、ファトマ・ハッスーナ

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上映者の声

上映会を主催された方の声を紹介します
関根さんアフタートーク付きの上映会を開催しました
フクミミ 2026年05月24日
配給会社ユナイテッドピープル代表の関根健次さんを迎えた上映会を開催しました。
関根さんからは映画の力、「知ること」「共感すること」で世界を動かす力になるという印象的な言葉も発信されました。上映中はすすり泣く方や、初めて知りました、という感想も多く頂きました。

いまだジャーナリストはガザに入ることが出来ない(イスラエル監視下の従軍記者を除く)ガザの状況下では外国からの記者が自由に取材したり報道できたりすることが不可能です。
ファトマさんのように中から発信できるジャーナリストの存在が大切なわけですが、中からの情報のみではイスラエル側から「真実でない」と言われてしまいます。
ジャーナリストが自由に取材できない事自体が問題で、僅かな網を潜り抜けて発信された情報、とりわけ戦争とは無縁なガザに生きる人たちの声に作品を通して触れることは大切だと思います。
「知らなければ無かったことになる」ことがないよう、機会を見つけて情報を共有できる場を作り続けたいと思います。

会場内での質問なども紹介します。
Q)ファトマさんがイスラエル軍の攻撃で亡くなった状況について。標的とされピンポイントで亡くなったのか、そうでなかったか。
A)カンヌ出品が決定した翌日というタイミングやフォレンジック・アーキテクチャーの報告等を踏まえると、ほぼピンポイントで狙われたと考えている(*)。ファトマは婚約中、妹は妊娠中だった。
※ロンドン大学ゴールドスミスカレッジ「フォレッシング・アーキテクチャー」報告

Q)日本に暮らす自分たちに出来ることは?
A)地理的にも心理的にも遠い立場にいる日本だからこそできることはたくさんある。
まずは知ること。知らなければ無かったことになる。
・外務省では中立的な立場で和平を勧める国際和平調停ユニットを最近立ち上げている
・個人的に支援(送金)することもできる※SNSで繋がりを持つ
・NGOに寄付をする(パルシック、パレスチナ子どものキャンペーンなど)
https://www.parcic.org/index.html
https://ccp-ngo.jp/
・民間、ジャーナリズムなど出来ることを探してみるとたくさんある。

Q)もしファトマさんが生きていたらカンヌ映画祭に出席できたか?
A)おそらく出席できたのではないか?現在もガザから出ることは出来ないが、国際的な映画祭であることや映画祭開催国のフランスが絡むことから、出席は可能だったと思う。

そのほか、印象的だった言葉など
・「ガザにいる人の悲鳴が聞こえない」。
→映画を通して「知る」ことで小さな叫びを聞き出し、知って共感できることが大切。

・アメリカに留学中という学生の方が身の回りの状況を報告してくれました。
大学には3人のパレスチナ人がいて一人はガザ出身だそうです。彼らは自分が発言することで自身に危険が及ぶことを警戒して何も話してくれないそうです。
一方、関根さんのお話では、反対に「話したい!聴いてほしい!」という人もいる、ということで「ダニー・ジンDANNY JIN」というミュージシャンを紹介してもらいました。
https://www.youtube.com/@DANNYJINHojiCha

パレスチナの人は1948年の「ナクバ」の記憶が残っているので土地を離れることに強い抵抗感を持っている、というお話もありました。
一方で外へ出たくても封鎖によって出られず攻撃にさらされざるを得ない人もたくさんいます。

同じ地球上で、差別によって今現在も人が大量に殺されていて、ジャーナリストも入れず、中の人たちの悲鳴もかき消されそうな状況下で、スマートフォン越しで紡がれたこの作品がたくさんの方の目にとまりますように。

世界中を旅したかったファトマさんの写真は、今、出雲市の「フェアトレードfuku-mimi」に滞在中。入場無料。
ぜひ、ファトマさんがカメラ越しに見たガザの写真に会いに来てください。

あいコープみやぎ 2026年05月10日
2023年10月以降のあまりにも非人道的なイスラエルの振る舞いに抗議の、そしてパレスチナへの連帯の意味を込め開催しました。あいコープみやぎでは普段からパレスチナオリーブオイルを供給しており、生産者応援の気持ちもあってたくさんの方が足をはこんでくれました。ファトマさんの、いつも明るい笑顔、気丈に振る舞う様子が、逆に今のパレスチナの悲惨な現状を浮き彫りにしていたように思います。とても重いものを突きつけられ圧倒され、そして見た人に「考え」「行動しろ」と訴えかけられたように思います。参加者の多くも息を詰め真剣に観ていらっしゃるようでした。上映のあとは、フェアトレードでパレスチナ支援を行なっている方をゲストにトークタイムを設け、現地の今の様子を話していただき、理解が深まりました。
この映画を見たことをきっかけに、ささいなことでも、自分のできる一歩を始める方が増えることを祈ります。

西京シネクラブ4月例会『手に魂を込めて、歩いてみれば』
西京シネクラブ 2026年04月25日
<アンケート>回答合計13名=とても良かった10名、良かった2名、ショックで何も書けない1名。
<アンケート抜粋>
・多くの人に見てもらいたい。
・ことばになりません。
・自分に何ができるのだろうかと思った。
・彼女が旅行に行って、家に帰れたらよかったのに。
・良かったとは不適切かもしれませんが、とても、とても良かった。
・ガザの人々と私たちの、日常・現実の大きなギャップが衝撃的だった。
・ファトマのメッセージ、重く受け止めたと思う。今必要なドキュメントだと思う。
・初めて現在進行形の戦争を体験したような気持ちになった。  

会場の皆様と共有した豊かな時間
高校生主体で上映会を開催しました。内容が難しいかもしれないと思いましたが、それぞれ事前に学び、しっかりと映画の登場人物や世界で起きている事に向き合おう想い準備しました。当日は中学生・高校生・大学生・地域の幅広い年齢層の方々が集い、上映会を無事終えることができました。アフタートークには、ピースボート共同代表の畠山澄子さんをお招きして、会場全体で映画を通して感じたこと、私たちに何ができるかを語り合う豊かな時間を共有することができました。会場にて集めた義援金(17,900円)は、パレスチナ子どもキャンペーンに送金いたしました。
これからも、私たちにできることは何かを考え、活動を継続していきたいと思います。