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アニマル ぼくたちと動物のこと

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監督:フィリップ・グナート、ミッキー・ヤミネ
監督:ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ、スティーブン・ゴーリック、ジョン・ページ
監督:ピート・ウィリアムズ
監督:シリル・ディオン
監督:ビル・ギャラガー

アニマル ぼくたちと動物のこと

ジャンル 環境 教育 人権 社会変革 問題解決
時間 105分 製作年2021年  監督 シリル・ディオン

僕たちは絶滅するの?
地球上の生命の「6度目の大量絶滅」が迫っているらしい。
危機感を覚えた16歳のベラとヴィプランの2人が阻止する方法を探りに世界各地へ旅するが果たして・・・

フランスで110万人が観た大ヒットドキュメンタリー『TOMORROW パーマネントライフを探して』のシリル・ディオン監督最新作!
*カンヌ国際映画祭2021 ドキュメンタリー映画賞 ノミネート
*セザール賞2022 最優秀ドキュメンタリー賞 ノミネート
*ヨーロッパ映画賞2022 ヤング観客賞 受賞

【文部科学省選定作品】
社会教育(教材)
青年・成人向き(自然保護・地域開発)
2024年4月26日認定

Screening Information

上映会 開催者募集

©CAPA Studio, Bright Bright Bright, UGC Images, Orange Studio, France 2 Cinéma – 2021

About the film

ベラとヴィプランは、動物保護と気候変動問題に取り組む16歳のティーンエイジャー。自分たちの未来が危機にさらされていると確信している世代だ。過去40年間に絶滅した脊椎動物の個体数はすでに60%以上と言われ、ヨーロッパでは飛翔昆虫の80%も姿を消した。このことを科学者たちは「6度目の大量絶滅」と呼んでいる。50年後、人類は生存していないかもしれない。2人は、映画監督で活動家のシリル・ディオンに後押しされ、気候変動と種の絶滅という2つの大きな危機の核心に迫ろうと決意し、絶滅を食い止めるための答えを探るべく、世界を巡る旅に出る。インドではプラスチック汚染について、フランスでは温室効果ガス排出量の約15%を占める畜産業の実態を、パリでは動物行動学者のジェーン・グドールから動物と人間の関係について学ぶ。また、ケニアの大草原を訪れ、環境大国コスタリカでは現職大統領から自然再生のノウハウを学ぶ。2人は果たしてより良い未来のための解決策を見出せるだろうか?

More info

過去40年で野生動物の6割以上が絶滅?
どうすれば絶滅を回避できる?2人は解決策を探りに世界各地へ。

6度目の大量絶滅はすでに始まっている。

ベラとヴィプランは、動物保護と気候変動問題に取り組む16歳のティーンエイジャー。自分たちの未来が危機にさらされていると確信している世代だ。過去40年間に絶滅した脊椎動物の個体数はすでに60%以上と言われ、ヨーロッパでは飛翔昆虫の80%も姿を消した。このことを科学者たちは「6度目の大量絶滅」と呼んでいる。気候変動に、6度目の大量絶滅・・・。50年後、人類は生存していないかもしれない。2人は何年も抗議行動、ストライキ、デモに参加し、環境保護団体等と関わってきたが、どれもうまくいかない。そこで映画監督で活動家のシリル・ディオンに後押しされ、気候変動と種の絶滅という2つの大きな危機の核心に迫ろうと決意した。

人間の果たすべき役割とは──

なぜ野生動物は姿を消しつつあるのだろうか?そして何よりも、どうすれば絶滅を食い止められるのだろうか?これらの答えを探るべく、2人は世界を巡る旅に出る。まず、古生物学者アンソニー・バルノスキーからは種の絶滅の5つの原因を教わる。それからインドの海岸ではプラスチック汚染について、フランスでは温室効果ガス排出量の約15%を占めている畜産業の実態を、ベルギーでは魚の乱獲問題を、パリでは著名な動物行動学者のジェーン・グドールから動物と人間の関係について学んでいく。また、野生動物に出会うべくケニアの大草原を訪れ、環境大国コスタリカでは現職大統領から自然再生のノウハウを学ぶ。2人は果たしてより良い未来のための解決策を見出せるだろうか?

【文部科学省選定作品】
社会教育(教材)
青年・成人向き(自然保護・地域開発)
2024年4月26日認定

Data

原題 ANIMAL 製作年 2021年
製作国 フランス 制作 【共同制作】CAPA STUDIO, BRIGHT BRIGHT BRIGHT, UGC, ORANGE STUDIO, FRANCE 2 CINEMA
配給 ユナイテッドピープル 時間 105分

Cast & Staff

監督 シリル・ディオン 製作総指揮
プロデューサー ギヨーム・トゥーレ, セリーヌ・ルー, ジャン=マリー・ミシェル, トマ・ベネ, シリル・ ディオン, パトリック・フルニエ 原作
脚本 シリル・ディオン, ウォルター・ブーヴェ 音楽 セバスチャン・フーグ, ザヴィエ・ポリカルプ
撮影 アレクサンドル・レグリーズ 編集 サンディ・ボンパー
キャスト ベラ・ラック、ヴィプラン・プハネスワラン、ジェーン・グドール 他

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上映会主催者の声

上映会を主催された方の声を紹介します
経済成長って本当に必要? 自分たちはどう生きるかが問われている
・女の子は、昔の自分を見ているようだった。人間への憎しみ、自分もそうだった。

・前半は絶望的なシーンが多く、しんどかったが、最後は前向きな顔に変わっていて良かった。

・映画のBGMが良かった。しんどいシーンも、音楽に助けられた。

・研究者同士でも、分野が違うと交流がない。鳥の先生は上を見て歩き、アリの先生は下を見て歩く。いま舞鶴公園の問題に取り組んでいる勝瀬志保さんは、生物すべてを見ている。市井の学者だと思う。

・清掃活動をしているインドの方が「活動して、広めろ」と言っていたのが印象に残った。小さなことでもアクションを起こして、続けていくことの大切さを痛感した。

・現場の人、自然の中に入っている人のほうが知っていることもある。子どもはあ直感で感じられる。大学生など若者には「自然に入っていって」と思う。

・西新でも毎年変化を感じる。アリの数、セミの数、ミミズの数…。小さなスペースでも変化が起きていて、地球ではもっとすごい規模で起きているのだと思った。

・プラスチックの海を見て「本当にこんなにあるんだな」と感じた。

・プラスチックをなるべく買わないように、使わないようにしたいが限界がある。自分はどうやって変わっていったらいいのだろう。

・家畜の扱い方がショックだった。工業的畜産。スイスで牛を育てているおじいさんに救われた。

・地元でイノシシが出ると「捕獲」がニュースになるが、映画では「オオカミを殺そう」とならなかったのがすごいと思った。

・ホロコーストでは、番号(数字)で人を呼んでいた。「名前」を付けることが大事。

・生物多様性だけでなく、人間の多様性も大事。多様性があるから社会が強くなる。エンドロールでクラウドファンディングの協力者が白人ばかりだったのが気になった。

・経済成長、本当に必要だろうか? 健康や社会との繋がりなどを幸福度を測ることにする国々も出てきた。そういう国が当たり前になっていけばと思う。

・若者2人が「解決策を持っていて、それを広めていけばいいと思ってたけど、誰も解決策を持っていなかった」と言っていたのが印象に残った。100年後、200年後の人たちが豊かになれる方法は、おぼろげながら分かっているけど、まだ分かっていない。転換の時代。「自分たち人間は分かっていない」と謙虚な姿勢が大事。いま木を植えて、森になるのは100年後。100年森に関わることで、自分たちが変わる。その「過程」の関わりが大事だと思う。いま増えた多様性が、また次の多様性を生むと思っている。

・先が見えないのは、いつの時代も同じ。青写真はなくても、「自分たちはどう生きるか」と問われている。

・最後に男の子が「美しいから守る」と言っていたのがよく分かる。自分も地元の干潟を見て、たしかに干潟を守るのに理由は要らないなと思った。

下目黒ソーシャルシネマvol.6『アニマル ぼくたちと動物のこと』上映会
「下目黒ソーシャルシネマ」の第6回は、『アニマル ぼくたちと動物のこと』を上映しました。

ティーンエージャー2人が取り組む環境保護の軌跡。立ちはだかる壁への奮闘と成長の物語が、心にぐっとくるドキュメンタリー映画でした。2人が世界を巡り、多様な大人たちと行った対話はどれも示唆に富むものでした。経済成長以外のすべてが悪化している国や地域が示され、今後はウェルビーイングを1つの指標として取り組むべきという経済学者の提言が少しでも広まればとも感じました。

「下目黒ソーシャルシネマ」は、「花と緑」や「自然や環境」等に関連する映画を選び、地域の高齢者施設を借りて行う上映会です。参加者の輪を広げて「人とみどりがつながるコミュニティーづくり」につなげたいと思いますので、ご興味ありましたら、ぜひご参加ください。

初回、盛況のうちに無事終了。
定員20名のところ22名参加で盛況のうちに無事終了しました。地域に映画館ができてうれしい、観たかった映画なのでこられて良かった、今後の上映も楽しみ、アフタートークがとっても良かった、などポジティブなフィードバックをいただきました。今年中毎月上映会をするので、次回以降も楽しみです。

動物のこと
株式会社アドイシグロ 2025年01月13日
動物のこと(家畜等について)日本ではあまり考えられてこなかったように感じました。食用にするためにウサギを効率的・経済的に育てる様子は、映画で見ると辛い気もちになりましたが、日々スーパーの食材売り場では気持ちに変化なく牛肉や豚肉や鳥肉を手にしている。飼育している現場とわれわれ消費者が離れすぎていることも問題かもしれません。
16歳のベラとヴィブラン二人の旅。最初は問題に対して敵対している感じが、色々な人に会って色々な話を聞いたり見たりして、最後は問題と対峙するというよりは問題に寄り添って考えるような雰囲気に変わっていく様子もティーンエイジャーならではの成長なのかなと思いました。

この世界の未来について
前半はこの16歳の二人にこんな思いをさせてしまう世の中にしてしまい、申し訳ないような気にもなったけど、後半は二人が元気になり、成長も見えて頼もしく感じました。
今回はティーンエイジャー数人にお越し頂き、開催側として嬉しかったです。小学生には少々難しく感じた部分もあったようですが、色々と興味を持ってくれたようでよかったです。