私たちは平和に関するささやかな活動に取り組んでいます。
この映画は2018年にふとしたきっかけで目にしました。「この映画をひとりでも多くの方に観ていただきたい。」との思いから、今回上映会を企画しました。
コスタリカは、1948年に常備軍を解体し軍備費をゼロにし、教育、医療、環境保全に予算を振り分けました。その結果「地球幸福度指数(HPI)」2016年の世界ランキングで第1位に輝きました。映画はその経過を詳しく説明し、様々な人々の思いも伝えるドキュメンタリーです。
武器を持たず、外交問題があった時は交渉で解決の道を探る。軍事力や核兵器を保持し、相手を威嚇することを「抑止力」という国々となんという違いでしょう。コスタリカこそが積極的平和主義の真の姿ではないでしょうか。
この映画を観て、本当の平和とは?そのために私達は何をすべきか?と考えるきっかけにしていただけたらと思います。
以下は鑑賞された方々のご意見、感想の抜粋です。お読みいただけましたら幸いです。
・国際法を守る、守らせることは国家間では必要なこととこの映画で感じました
・積極的平和主義-理想です。
・やっとこの映画をみることができました!
・すばらしい指導者に恵まれ非武装を実現していることを非常にうらやましく感じた。
・日本の市民の皆がまずは隣人を思いやるところから始めなければならない。
・築き上げた平和は敵を作らず軍隊を持たない意思を持ち続けることが大切と教えられた
・コスタリカの平和に対する国民の意識の高さが素晴らしい。
・こうした歴史のある国のことをもっと子供たちに知ってもらいたい。
・希望を見出すことができた。
・日本は学ぶところがたくさんあると思う。
・軍備は軍需産業の儲けのためにあります。それに群がる政治家との利権。
・コスタリカ人の「国民性」と日本人の「国民性」
・世界の直面している問題に諦めかけることも多いが希望を見出す道を示された気がする。・平和のために何かしなくちゃと思った。
・良い勉強になりました。
・教育が大切だと思った。
・我が国にも彼らのような指導者が欲しい。
・本を買ってもう一度勉強しようと思いました。
・すばらしい映画でした。
・日本の現状=日本人の民度の低さ。
・平和主義と国際法、この二つがポイントですね。
・見に来て良かった。
・本当の賢さとは?
映画”コスタリカの奇跡”、何度も何度も繰り返して観ました。
1948年には既に軍隊を廃止したコスタリカ。その後、約70年、どのように平和を維持してきたか。
他の国が攻めて来たらどうするの?そして、実際にアメリカが戦争に参加するように求めてきた時に、中立宣言。
軍を開放、中立宣言、簡単ではないけれど、出来る。
戦争反対って言うだけじゃ、何も変わらないけど、平和エネルギーを発信する人の数が増えれば、何か変わるはず。
この映画には問題を平和的に解決するヒントがいっぱい詰まってます。
家族、友達。みんなにコスタリカからの平和の作り方を受け取ってもらいたいです。
映画の中で、女の子が ”コスタリカ人は毎日をあるがままに受け入れて、楽しんで流れに合わせて生きている” と言ったのが印象的でした。
でも、しっかりとした平和主義が若い世代の中にも根付いていて、いざというときにははっきりとNoといえる国。
コスタリカ人はコスタリカ人であることをとても誇りに思っています。そして国民の幸福度世界1。
移住して4年。私もコスタリカのことをどんどん好きになってきています。これからもっとこの国のことを知りたいです。
この映画に出会えた事に感謝です。
Miho Beaux,