日本では参院選があり、そのあとの環境にまつわる世界的イベントがCOP26。
閉幕が11月12日金曜日。
私たち一人ひとりの暮らしの中での知識と学びが、これからますます必要になってくる気がしています。

ソーシャルカフェとしてオープンしてから２０年の年月が過ぎました。
2021年の今年。カフェスローでは、ゼロウエストを目指す量り売りショップ「nue by totoya／にゅぅばいととや」さんをお迎えしました。
販売している食材は全て裸（nue,にゅぅ）。梱包容器、袋を１度きりで終わらせずに持参またはリターナルで使えるお店。プラスチック製の梱包材を使わず販売している必要な量を自分でチョイスして購入できるお店です。

プラスチック使用にまつわる環境問題は、政策上も企業の取り組み上も少しの変化は出てきていいますが、私たちカフェスローも含めまだまだこれからできることもたくさんありそうです。

自分たちの学びの機会も踏まえ、映画「プラスチックの海」を上映します。
多くの科学者や識者が警鐘を鳴らす、海洋プラスチック問題。年間800万トンものプラスチックが海に捨てられていると聞きます。その大半は海底に沈み、海面や海中を漂うプラスチックも永久に分解されず、マイクロプラスチックとなって食物連鎖の一部になっていく。プラスチックゴミによる海洋汚染の実態とは？そしてプラスチックが海に、プランクトンに、クジラに、海鳥に、人体に及ぼす影響とはー？海と共に生きる全人類必見のドキュメンタリー。

夜のトークには、
映画の配給会社であるユナイテッドピープルの関根健次さんをお迎えし、この映画を配給されようと思ったきっかけやご自身のプラスチック問題への取り組みなどのお話を伺います。

トーク後半では、
ユナイテッドピープルの映画を通した取り組みについても幅広く伺っていきたいと思います。ユナイテッドピープルは、人権、環境、平和を始め私たちの社会が抱える様々な課題をテーマとした映画を多く配給されています。（カフェスローでは以前年間を通してユナイテッドピープルの映画を上映していたこともありました。）
まさに「今」の活動をご紹介頂くと共に、そこに込める想いや、映画を見たあとのアクションなどについても、伺います。

そのトークの聞き手に弊社代表吉岡淳。
この20年カフェスローを通して環境と共にあるビジネスのあり方、人々の暮らしの転換をカフェを通じて模索してきています。
プラスチック問題、またNGOユネスコの事務局長を長年務め、平和問題・人権問題にも取り組んできた代表が、関根さんの映画とそれに関連する活動についてお聞きしていく予定でおります。

プラスチックから見える身近な問題を知るきっかけ、深められる会を、ご一緒できたら幸いです。