1月31日より公開している映画『バベルの学校』は
フランスに移住してきたばかりの24人20国籍の
11から15歳の子どもたちを追ったドキュメンタリー作品です。
▼公式サイト:http://unitedpeople.jp/babel/
「適応クラス」とよばれるフランス語を集中的に学ぶクラスで、
母語も文化も宗教も、フランスに移住してきた背景も異なる彼らが、
時に衝突しながらも、共に学び、お互いのことを知り、
次第に友情を育んでいく姿は、
多文化共生の希望とヒントを届けてくれます。
そんな『バベルの学校』のバリアフリー素材(音声ガイド)を、
今回、映画の子どもたちと同年代の川崎市立枡形中学校の演劇部の生徒さんが
製作に携わってくださることになりました。
製作の中心となるのは、
目の不自由な方々と共に映画鑑賞を楽しむための環境づくりに
10年以上尽力しているボランティア団体City Lightsです。
http://www.citylights01.org
音声のみで映画を伝えるからこそ、
単に用意した台本を朗読するのではなく、
そのとき、どういう感情だったのか、
なぜこういう言葉が出てきたのか、
背景までじっくりと考えて製作に取り組んでいるCity Lights。
本映画には、母国で家族の虐待を受けた子どもや、
ネオナチの迫害をうけて逃げてきた子、
母親と10年間離れ離れだった子など、
様々な苦しい境遇を経てきた子どもたちが登場します。
今回、協力いただく枡形中学校の生徒のみなさんにも、
そんな様々な同年代の子どもたちの気持ちに寄り添いながら、
製作に携わってもらう予定です。
(尚、先日、作品の試写およびディスカッションを行ないました。
そのときの映像を下記にアップしております。
https://www.youtube.com/watch?v=ySJoQHMn_Fc )
なお、今回製作される音声ガイドを用いた上映会が、
City Lightsさんが運営する Art Space Chupkiで、4回開催されます。
目が不自由な方は勿論のこと、それ以外の方も、
ぜひこの機会に「音声ガイド」の世界を味わいにいらしてください。
詳細は下記ページにて。
▼Art Space Chupki Facebookページ:https://www.facebook.com/art.space.chupki
▼City Lights 公式サイト:http://www.citylights01.org
『バベルの学校』の市民上映会受付を開始しました!
https://www.cinemo.info/jisyu.html?ck=34
映画『バベルの学校』は4月1日より上映会の開催が可能です。
《上映料金》
◎1日ライセンス・・・最低保障料金50,000円(税別)
※ただし動員人数×500円(税別)が最低保障料金を上回る場合は、動員人数×500円(税別)。
〈例〉動員人数が121人の場合は、121×500円=60,500円が50,000円を上回るため、上映料金は60,500円(税別)。
※1日毎に料金が発生します。
※以下の地域の方は、上映時期に制限がございます。 詳しくはお問い合わせください。 (北海道・東京都・神奈川・大阪府・京都府・神戸)
ぜひご自身の手で、身近な場所で、『バベルの学校』を上映しませんか?
今週末1月31日(土)より、
新宿武蔵野館、渋谷アップリンクにて、
ユナイテッドピープル配給の新作映画『バベルの学校』が公開となります。
『バベルの学校』は、フランスに移住して来た
24人20国籍の子どもたちが、フランス語を集中的に学ぶクラスの
1年間を追ったドキュメンタリーです。
1月上旬に同じフランスで悲惨な銃撃事件が起きましたが、
本作品は同じフランス社会における「共生」の面を映し出しています。
今回のような事件が生じたあとだからこそ、
多くの方々に本作品をご覧いただければ嬉しく存じます。
また、日本においても国際結婚や海外にルーツをもつ子どもの数は
増加傾向にあり、少子高齢化社会のなかでは、
移民受入についても議論が一層繰り広げられていくことになるかと思います。
そんな日本と照らし合わせてご覧いただける作品でもあります。
公開を記念して、初週と第2週の週末は、
各日1回、上映後にトークイベントを開催いたします。
教育分野でご活躍の4名にご登壇いただきますので、
ぜひ映画とトークの両方をお楽しみください。
●1月31日(土) @新宿武蔵野館 10:00~11:50頃
Teach For Japan 代表理事 松田悠介さん
●2月1日(日) @UP LINIK 13:20~15:20頃
こども哲学 おとな哲学 アーダコーダ代表理事 川辺洋平さん
※時間が多少前後する可能性がございます。
●2月7日(土) @UP LINK 13:00~15:00頃
国際バカロレア機構アジア太平洋地区委員/東京インターナショナルスクール代表
坪谷ニュウエル郁子さん
※時間が多少前後する可能性がございます。
●2月8日(日) @新宿武蔵野館 10:00~11:50頃
元文部科学省審議官/NPOカタリバ大学学長/映画評論家 寺脇研さん
トークゲストのプロフィールなど詳細は下記をご覧ください。
http://unitedpeople.jp/babel/talkevent
映画『バベルの学校』
http://unitedpeople.jp/babel/
24人の生徒、20の国籍、24のストーリー。
フランス中を感動に包んだドキュメンタリー。
ジュリー・ベルトゥチェリ監督作品(『パパの木』、『やさしい嘘』
(カンヌ映画祭批評家週間賞)) 映画『バベルの学校』が、1月31日(土)
より新宿武蔵野館/渋谷アップリンクにてロードショーとなりますが、
特別鑑賞券の販売を開始したことをお知らせします。
通常1,800円のところ、1,500円でご鑑賞いただけるチケットとなります。
どうぞこの機会にお求めください。
http://unitedpeople.jp/babel/ticket
24人の生徒、20の国籍、24のストーリー。
フランス中を感動に包んだドキュメンタリー。
ジュリー・ベルトゥチェリ監督作品(『パパの木』、『やさしい嘘』(カンヌ映画祭批評家週間賞))
映画『バベルの学校』が、1月31日(土)より新宿武蔵野館/渋谷アップリンクにてロードショー
が決定しました。
詳細はどうぞオフィシャルサイトをご覧ください。
●映画『バベルの学校』
http://unitedpeople.jp/babel/
「子どもたちの無限の可能性を引き出す本当の教育とは何か。
原点をじっくり教えてくれるこの作品。
ぜひ多くの教育関係者、親たちに見てほしいです。」
- 教育評論家/法政大学教授 尾木直樹(尾木ママ)
STORY:
アイルランド、セネガル、ブラジル、モロッコ、中国…。世界中から11歳から15歳の子どもたちがフランスにやって来た。これから1年間、パリ市内にある中学校の同じ適応クラスで一緒に過ごすことになる。 24名の生徒、20の国籍…。この世界の縮図のような多文化学級で、フランスで新生活を始めたばかりの十代の彼らが見せてくれる無邪気さ、熱意、そして悩み。果たして宗教の違いや国籍の違いを乗り越えて友情を育むことは出来るのだろうか。そんな先入観をいい意味で裏切り、私たちに未来への希望を見せてくれる作品。
監督:ジュリー・ベルトゥチェリ
編集:ジョジアンヌ・ザルドーヤ
オリジナル音楽:オリヴィエ・ダヴィオー
サウンド:ステファン・ブエ、ベンジャミン・ボベー
ミキサー:オリヴィエ・グエナー
制作:Les Films du Poisson、Sampek Productions
共同制作:ARTE France Cinema
配給:ユナイテッドピープル
原題: La Cour de Babel
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
フランス/2013年/フランス語/89分/1.85:1/カラー/5.1ch/ドキュメンタリー