2月12日(月) 18:10~、第15回 座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバルで、映画『ガザ 素顔の日常』の緊急上映が決定!
「天井のない監獄」と呼ばれるパレスチナ人約200万人が暮らすガザ地区。イスラエルが壁で囲み封鎖したために物資は不足し移動の自由もなく人々は貧困にあえいでいる。しかし、そこにはサーファーやラッパー、普通の大学生たちが、平和を望み、ただ普通に暮らしたいと、日常を力強く生きようとしている。
18:10~ 上映 | 19:45~ 上映後トークイベント
上映後トークゲスト : 安田菜津紀(認定NPO法人Dialogue for People副代表 フォトジャーナリスト) 関根健次(ユナイテッドピープル代表、本作配給)
ぜひご来場ください。
https://unitedpeople.jp/gaza/archives/15991
1月26日、日本国際ボランティアセンター × 東京大学大学院 渡邉英徳研究室によるガザ地区の衛星画像分析が発表されましたので、お知らせ致します。映画で描かれたガザのその後の状況となりますが、関連情報としてぜひご覧ください。
https://gaza.mapping.jp/
●はじめに
1993年以降,日本政府とNGOによる,ガザ地区の施設に対する支援が行なわれてきた。外務省によれば,2023年6月時点で公的支援の総額は約23億ドルにのぼる。
2023年10月7日の軍事衝突の開始後,大規模な空爆・地上侵攻による,これらの支援案件の被害が懸念される。日本国際ボランティアセンター(JVC)と東京大学大学院 渡邉英徳研究室は共同で,侵攻開始後のガザ地区の衛星写真を用いて,日本による支援施設の被害状況を分析した。
このコンテンツは,分析結果をストーリーテリング・マップで表現したものである。
分析手法
イスラエル軍侵攻以前と侵攻開始後の衛星画像(2023年10?12月)を目視で比較し,支援施設周辺の被害状況を推定,マーキングした。イスラエル軍用車と思しき車両にもマーキングを施した。さらに広域の衛星画像をもとにして,土地被覆分類の比較を行なった。
●おわりに
日本の公的資金で支援されたインフラ・学校・医療機関に対し,安全が脅かされ,機能停止するレベルの攻撃が行われており,周辺施設を含めた甚大な被害を受けていることが,衛星画像の分析から明らかになった。
日本政府・市民社会はパレスチナの人々に向けて,人材育成支援・交流活動も継続的に行なってきた。ガザ地区の施設だけではなく人々もまた,一様に被災し,生命の危機にさらされていることは想像に難くない。
公的資金の原資はいわずもがな国民の税金であり,市民の思いを受けて支援されている。加えて,外務省・国連機関・JICAによる綿密な事前調査・現地との密な連携により実現したものであり,人的資源も投資されている。
施設の破壊について,イスラエル当局からの事前の通告と説明/日本政府による抗議がなされたのかは不明である。しかしながら施設の状況について,透明性の高い情報公開は必要不可欠であろう。空爆・地上侵攻による破壊行為は現在も続いている。さらなる非人道的な行為を防ぐために,イスラエル政府へのより一層の働きかけが求められる。
今後も本調査プロジェクトでは調査・分析を継続していく。
施設データ収集
日本国際ボランティアセンター (並木麻衣)
分析・マップ作成
渡邉英徳研究室 (渡邉英徳,指原佑佳)
https://gaza.mapping.jp/
ガザ出身で九州大学准教授のオサマ・エルジャマルさんが、ご家族で明日11/25 14:00-の『ガザ 素顔の日常』福岡市美術館上映会に上映後トークに参加してくれることになりました。ガザ出身者の生の声を聞けるまたとない機会となります。どうぞ、ご来場ください。当日券もございます。
映画『ガザ 素顔の日常』緊急上映トークイベント@福岡市美術館(11/25)
https://peatix.com/event/3729717/
当日、11:00~アミカスでは上映前トーク(関根のみ)します。その他直近のトーク付き上映はこちら
『ガザ 素顔の日常』ユナイテッドピープル代表関根健次トーク付き上映会のご案内
https://unitedpeople.jp/gaza/archives/15880
【ガザ地区で何が起きているのか?】映画『ガザ 素顔の日常』オンライン上映シンポジウム
https://www.youtube.com/watch?v=06VzST3Inok
2023年10月14日に緊急開催しました【ガザ地区で何が起きているのか?】映画『ガザ 素顔の日常』オンライン上映シンポジウムの、シンポジウム部分を無料公開しました。ぜひご視聴ください。また、上映後にこちらの映像を流すことは問題ございません。どうぞご活用ください。
ドキュメンタリー映画『ガザ 素顔の日常』を緊急オンライン上映し、上映後に東大准教授でパレスチナ研究者の鈴木啓之さんによる解説、そして現地で支援活動を行う国際協力団体に、ガザの現状についてお話しいただきました。NGOからは日本国際ボランティアセンター並木麻衣さん、パレスチナ子どものキャンペーン手島正之さん、国連機関からは、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)職員 吉田美紀さんが登壇しました。司会は、映画配給会社、ユナイテッドピープル株式会社代表の関根健次です。
上映者募集中
https://www.cinemo.info/109m
先日の寄付報告はこちら
https://unitedpeople.jp/archives/4189
https://gaza2023a.peatix.com/view
10月14日に開催した緊急シンポジウムのアーカイブ版です。10月18日20時締切までお申し込みいただけます。配信期間は、10月19日正午です。映像は全体で2時間51分あります。余裕を持ってお申し込みください。
※10月14日のチケットをお持ちの方は、改めて申し込む必要はございません。
今、ガザで何が起きているのか?
どんな人々が住んでいるのか?
10月7日、ハマスによるイスラエルへの断じて許されない無差別攻撃が始まり、その結果、イスラエル軍による大規模な報復攻撃が続いています。どちら側であっても、非武装の一般市民を犠牲にする行為は許されません。暴力の連鎖は断ち切らねばなりません。ガザ地区については、すでに15年以上経済封鎖が続いています。さらなる封鎖(電気、水道の供給停止等)や攻撃によって、困窮を極めているガザの人々の命が危険に晒されています。
多くの人々の命が危険にさらされている今、ガザ地区の普通の人々の暮らしに密着したドキュメンタリー映画『ガザ 素顔の日常』を緊急オンライン上映し、上映後に東大准教授でパレスチナ研究者の鈴木啓之さんによる解説、そして現地で支援活動を行う国際協力団体に、ガザの現状についてお話しいただきます。NGOからは日本国際ボランティアセンター並木麻衣さん、パレスチナ子どものキャンペーン手島正之さん、国連機関からは、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)保健局長 清田明宏さんが登壇します(ご事情により清田さんではなく、吉田さんが登壇しました)。どうぞご参加ください。参加費の一部を本イベントの参加団体に寄付いたします。
配信期間:10月15日正午~10月19日正午
申込期間:10月15日正午~10月18日20時 (余裕を持ってお申し込み下さい。映像は2時間51分あります。)
場所:VIMEO (チケット購入後に、視聴方法が表示されます。)
参加費:一般1,000円(映画料500円とPeatixの決済手数料を除いた金額を参加団体に寄付)
2,000円(別途1,000円の寄付付き(Peatix決済手数料が引かれます)
3,000円(別途2,000円の寄付付き(Peatix決済手数料が引かれます)
詳細はこちら
https://gaza2023a.peatix.com/view
10月13日現在、ガザ地区は完全封鎖され、水、電気、医薬品、食料の外部からの供給が遮断されました。200万人以上の人々の命の危機を迎えています。
多くの人々の命が危険にさらされている今、ガザ地区の普通の人々の暮らしに密着した本作を多くの方にご覧いただきたく、以下の期間内でご注文頂いた方を対象に、本作の教育機関用DVDを通常価格15%オフの28,050円(税込)でお買い求め頂けます。ぜひ、この機会にご利用をご検討ください。
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ご注文期間:
2023年10月20日~2023年11月30日
▼上記期間限定価格
価格:28,050円(税込) 送料370円(税込)*日本国内発送に限る
ぜひ、映画『ガザ 素顔の日常』を授業で上映して、現在起きていることについて知り、考えてみませんか?
教育機関用DVDは、一度ご購入いただければ学校内授業(同一学校内に限る)で教材としての無料上映であれば、その後何度でも上映が可能となるDVDです。※視聴は同一学校内の学生、教員のみ対象。
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なお、本作はどなたでも上映会開催頂けます。
2023年11月末までの上映を対象に、通常の最低保証料金を20%オフの44,000円(税込)としておりますので、ぜひ上映ご検討ください。
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できる限り多くの方に、ガザ地区の普通の人々の姿を知っていただきたく、
映画『ガザ 素顔の日常』の個人観賞用DVDを10月20日に緊急発売します。
予約販売を開始しました。どうぞこの機会にお求めください。
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(発送は10月20日以後となります)
■映画『ガザ 素顔の日常』
ガザは軍事的な緊張状態に度々さらされる場所
しかしここにも日常があり、普通の人々が暮らしている──。
地中海に面した美しいビーチ。サーファーやラッパーに普通の大学生たち。
あなたの全く知らないガザ地区へご招待!
時間 92分 製作年2019年 監督 ガリー・キーン、アンドリュー・マコーネル
https://www.cinemo.info/109d1i
cinemoでは、ガザ地区の普通の人々の暮らしに密着したドキュメンタリー映画『ガザ 素顔の日常』の上映時の最低保証料金を通常55,000円(税込)のところ、44,000円(税込)と20%オフで上映頂けるキャンペーンを開催いたします。
ぜひ、映画『ガザ 素顔の日常』を上映して、現在起きていることについて知り、考えてみませんか?
【割引対象】
2023年11月30日までの上映
【上映料金】
◎緊急上映ライセンス・・・最低保証料金44,000円(税込)
※ただし動員人数×550円(税込)が最低保証料金を上回る場合は、動員人数×550円(税込)
※1日毎に料金が発生します。
※同日、同会場(同敷地内)であれば、1日の間で何度でも上映可能です。
※入場料(参加費)の有無に関わらず、動員人数で上映料金を精算します。
上映会開催お申込み時に、「緊急上映ライセンス」をお選びください。
▼上映会開催お申込みはこちら!
https://www.cinemo.info/109j
■映画概要
東京23区の6割ぐらいの狭い場所にパレスチナ人約200万人が暮らすガザでは人々
が貧困にあえいでいる。イスラエルが壁で囲み封鎖したため物資は不足し移動の自由も
なく「天井のない監獄」と呼ばれる。それでも日常を力強く生きようとする人々がいる──。
ガザ地区と聞いたら「世界で最も危険な場所」「紛争地」など戦争のイメージを思い浮かべるのではないだろうか?そんなあなたはこの映画で全く違うガザの一面を発見することだろう。穏やかで美しい地中海に面しているガザの気候は温暖で、花やイチゴの名産地。若者たちはサーフィンに興じ、ビーチには老若男女が訪れる。海辺のカフェの飛び切りハイテンションな店主に朝会えば、間違いなく誰もが幸せな一日を過ごせるはずだ。他にも妻が3人、子どもが40人いる漁師のおじいちゃんなどが登場する。こんな個性豊かなガザの人々にきっと魅了されるに違いない。しかし現実は過酷だ。陸も海も空も自由が奪われたガザは「天井のない監獄」と呼ばれ、住民の約7割が難民で貧困にあえいでいる。それでも日常を力強く生きようとする人々がいる。19歳で現実逃避するためにチェロを奏でるカルマは海外留学して国際法や政治学を学びたいと考えている。14歳のアフマドの夢は大きな漁船の船長になり兄弟たちと一緒に漁に出ることだ。「欲しいのは平和と普通の生活」。ガザの人々は普通の暮らしを今日も夢見ている。
ガリー・キーン、アンドリュー・マコーネル監督作品
配給:ユナイテッドピープル
92分/アイルランド・カナダ・ドイツ/2019年/ドキュメンタリー
10月7日、ハマスによるイスラエルへの許されざる無差別攻撃によりイスラエル・ガザ(ハマス)戦争が始まってしまいました。10月11日現在、ガザ地区は完全封鎖され、水、電気、医薬品、食料の外部からの供給が遮断されました。200万人以上の人々の命の危機を迎えています。
「天井のない監獄」といわれるガザで、日常を力強く生きようとする人々。
「欲しいのは平和と普通の生活」と語る人々。
ガザの普通の人々に密着した映画『ガザ 素顔の日常』を上映して、現在起きていることについて知り、考えませんか?
上映者を募集しています。
https://www.cinemo.info/109m
★cinemoを運営するユナイテッドピープルは、以下オンラインイベントを10/14に開催します。
緊急開催!【ガザ地区で何が起きているのか?】映画『ガザ 素顔の日常』オンライン上映シンポジウム
https://gaza2023.peatix.com/view
映画『ガザ 素顔の日常』、学校の授業などでご使用頂ける教育機関用DVDの発売が決定しました!2023年3月1日(水)発売!予約受付中です。
ご注文はこちら
https://www.cinemo.info/109d1e
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映画『ガザ 素顔の日常』教育機関用DVD
価格:33,000円(税込) 送料370円(税込)*日本国内発送に限る
【教育機関用DVD著作権許諾条件】
個人館内視聴:可
個人館外貸出:可
団体貸出:不可
館内無料上映:不可
学校授業での利用:可
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教育機関用DVDは、小中高校大学専門学校等の教育機関でご使用頂けるDVDです。
教育目的の授業内の無料上映会に限り、同一学内での上映会開催や、
学校図書館での個人貸し出しが可能です。一般図書館もご購入頂けます。
なお、学外での上映や、一般・外部の方を招いての上映は、
上映会開催のお申し込み並びに上映料のお支払いが必要です。
上映会開催についてはこちら
https://www.cinemo.info/109j
■映画概要
ガザは軍事的な緊張状態に度々さらされる場所
しかしここにも日常があり、普通の人々が暮らしている──。
地中海に面した美しいビーチ。サーファーやラッパーに普通の大学生たち。
あなたの全く知らないガザ地区へご招待!
サーファーにラッパー、40人子どもがいる漁師のおじいちゃんなど個性豊かな人々が登場
あなたはガザ地区と聞いたら、どんな場所をイメージするだろうか?「世界で最も危険な場所」「紛争地」「ミサイル」「戦車」など危険な戦争のイメージを思い浮かべるのではないだろうか?そんなあなたはこの映画で全く違うガザの一面を発見することだろう。穏やかで美しい地中海に面しているガザの気候は温暖で、花やイチゴの名産地。若者たちはサーフィンに興じ、ビーチには老若男女が訪れる。海辺のカフェの飛び切りハイテンションな店主に朝会えば、間違いなく誰もが幸せな一日を過ごせるはずだ。他にもタクシー内で歌う人々やあふれる想いを叫ぶ若いラッパーに、妻が3人、子どもが40人いる漁師のおじいちゃんなどが登場する。こんな個性豊かなガザの人々にきっと魅了されるに違いない。
「平和が欲しい。ただ普通に暮らしたい。」
しかし現実は過酷だ。東京23区の6割ぐらいの狭い場所にパレスチナ人約200万人が暮らすガザの住民の約7割が難民で貧困にあえいでいる。イスラエルはガザを壁で取り囲むのみならず、2007年以後は物資や人の移動も制限する封鎖政策を続けており、陸も海も空も自由が奪われたガザは「天井のない監獄」と呼ばれる。2014年と2018年の戦争では、多数の学校、病院、家屋、発電所などが破壊され、多くの命も失われるなど、ここには命の保証もない。それでも日常を力強く生きようとする人々がいる。19歳で現実逃避するためにチェロを奏でるカルマは海外留学して国際法や政治学を学びたいと考えている。14歳のアフマドの夢は大きな漁船の船長になり兄弟たちと一緒に漁に出ることだ。「欲しいのは平和と普通の生活」。ガザの人々は普通の暮らしを今日も夢見ている。
監督:ガリー・キーン、アンドリュー・マコーネル
プロデューサー:ブレンダン・J・バーン、ガリー・キーン、アンドリュー・マコーネル、ポール・カデュー
配給:ユナイテッドピープル
92分/アイルランド・カナダ・ドイツ/2019年