＜想像力を発揮するとき、あなたはアーティストです＞

“教育”と聞いて、何を思い浮かべますか？私は学校で授業を受け、机の上に教科書とノートを広げるようなイメージがあります。今の学生ならタブレットで授業を受けるシーンをイメージするでしょうか。本作品の主人公、サティシュ・クマールは言います。教育とは知識を詰め込むことではなく、自分の才能・人生の意味・目的・どのように人々のためになれるのかを発見することだ、と。

ガンディー思想の継承者であるサティシュは、“ヒューマン・スケール（人間の身の丈に合った）教育運動”を展開し、イギリス南西部にシューマッハー・カレッジを設立しました。サティシュが紡ぐ言葉は、やわらかくとも芯があり、必ず心に響く言葉に出会うことができます。自分が生きている意味を考える余白もなく、淡々と日常を送る。そんなあなたに届けたい作品です。錢屋シネマで羽を休め、サティシュの言葉に耳を傾けてみませんか？

＜あなたもアーティスト！作品見せっこ会、同時開催＞

上映後のフリータイムで、作品見せっこ会を開催します！作品…自分が描いたイラスト、こだわって作った料理の写真、趣味のガーデニングの様子、日々の仕事のことなど、何でも構いません。映画の感想を話しつつ、“みんな、特別なアーティスト”として交流ができればと思います。もちろん手ぶらでもOKです。偶然シネマに集まったアーティストたちの価値観に触れることは、新しい発見に繋がるはず。