「トゥルーノース」は、北朝鮮の政治犯収容所で生き抜こうとする家族の物語を描いたアニメーション映画です。

1960年代、日本から北朝鮮への帰還事業に参加したパク一家が、父親の逮捕をきっかけに収容所に送られ、過酷な生活を強いられます。

主人公のヨハンは次第に純真さを失い、他者を欺くようになりますが、母と妹は人間性を失わずに生き抜こうとします。

ある日、愛する家族を失うことで、ヨハンは絶望の中で「生きる意味」を探し始めます。
やがて、ヨハンの戦いが収容所内の小さな革命につながっていきます。

「トゥルーノース」は、世界中の映画祭で高い評価を受けており、日本の国会やアメリカの国務省でも特別に上映されてきました。

アニメーションを使うことで、より多くの人々が自分自身の経験と重ね合わせられるような表現が可能になっています。