コスタリカは常備軍を持ちません。 その代わり警察が常備軍の代わりなので、どう考えても国内治安で不必要なH&K MP5、M16A1などの自動小銃やブローニングM1919重機関銃、ドラグノフ狙撃銃やM203 グレネードランチャー 等武装していたりしますね。 また大統領には徴兵権限が付与されていていつでも国民を赤紙招集でき軍隊編成できます。其の為、日本の憲法のように交戦権の完全否定しておらず交戦権も憲法で明確に規定されています。 また2014年のコスタリカの治安関連予算は4億2000万ドルと、ニカラグアの軍事予算8500万ドルを上回ります。 そもそもコスタリカの常備軍廃止は、コスタリカ内戦で政敵のカルデロン前大統領派が多数を占めていた常備軍を使うことが出来なかったという政治的な理由も存在します。 その後フィゲーレスは民兵や予備役兵を組織、55年に隣国ニカラグアに亡命していた前大統領派と戦争し「武力で」勝利しました。 その後ドミニカ共和国内戦が起こると米国の派兵と共にコスタリカも派兵していますし、隣国ニカラグアの反政府武装組織FSLNを支援、司令官エデン・パストラが亡命すると彼を司令官とする民兵組織ARDEが組織され、米国の対ニカラグア作戦の前線基地となり中立化も建前化しました。 現実と乖離した「創作のコスタリカ」をノンフィクションとする姿勢は如何なものかと考えます。
コスタリカの奇跡 ~積極的平和国家のつくり方~ のレビュー
その代わり警察が常備軍の代わりなので、どう考えても国内治安で不必要なH&K MP5、M16A1などの自動小銃やブローニングM1919重機関銃、ドラグノフ狙撃銃やM203 グレネードランチャー 等武装していたりしますね。
また大統領には徴兵権限が付与されていていつでも国民を赤紙招集でき軍隊編成できます。其の為、日本の憲法のように交戦権の完全否定しておらず交戦権も憲法で明確に規定されています。
また2014年のコスタリカの治安関連予算は4億2000万ドルと、ニカラグアの軍事予算8500万ドルを上回ります。
そもそもコスタリカの常備軍廃止は、コスタリカ内戦で政敵のカルデロン前大統領派が多数を占めていた常備軍を使うことが出来なかったという政治的な理由も存在します。
その後フィゲーレスは民兵や予備役兵を組織、55年に隣国ニカラグアに亡命していた前大統領派と戦争し「武力で」勝利しました。
その後ドミニカ共和国内戦が起こると米国の派兵と共にコスタリカも派兵していますし、隣国ニカラグアの反政府武装組織FSLNを支援、司令官エデン・パストラが亡命すると彼を司令官とする民兵組織ARDEが組織され、米国の対ニカラグア作戦の前線基地となり中立化も建前化しました。
現実と乖離した「創作のコスタリカ」をノンフィクションとする姿勢は如何なものかと考えます。